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2014.06.21国際大会

日本、フランスにストレートで敗れる FIVBワールドリーグ2014京都大会第1戦

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 FIVBワールドリーグ2014インターコンチネンタル・ラウンド第5週京都大会の第1戦が6月21日(土)、島津アリーナ京都(京都府立体育館)で行われ、日本はフランスを相手にストレート(23-25、18-25、16-25)で敗れ、9連敗となりました。

 

 日本はこの試合、当日のエントリー変更でリベロに永野健選手を起用。ミドルブロッカーとして伏見大和選手と衛藤英興選手がスタメン入りしました。第1セット、前半は12-16とフランスにリードを許しますが、後半、越川優選手のサービスエース、バックアタック、スパイクに渡る活躍で19-19に詰め寄ります。しかし、ここで日本にミスが連続し、20-23と再び引き離されてしまいます。そこから清水邦広選手のスパイク、越川選手の1枚ブロックで粘りを見せましたが、最後は越川選手の攻めのサーブが痛恨のミスとなり、23-25で第1セットをフランスに奪われます。続く第2セットは終始相手のリズムに。流れを変えたい日本は2枚替えでセッター・深津英臣選手に代えこの試合が全日本デビュー戦となった手塚大選手に、清水選手に代えセッター・高橋慎治選手を投入します。その高橋選手のトスから衛藤選手が速攻を決め、手塚選手がパワーあるサーブで攻めますが、18-25で落とします。第3セットはテクニカルタイムアウトを4-8、11-16でそれぞれ迎え、一方的なフランスの展開となります。日本はセッターを深津選手から高橋選手に代えて突破口を探しますが及ばず、16-25で敗れました。

 

 

 日本は明日22日(日)の次戦でフランスと再戦します。チケットは、今夜24:00までローソンチケットにて販売しているほか、朝10:00から当日券も販売します。一般席(大人)前売2,000円、当日2,500円~ご用意がございます!フランスにリベンジなるか、ぜひ会場でご声援ください。

 

 

◆南部正司 全日本男子監督

第1セットは競り合いとなったが、サーブミスが大事なところで出てしまった。いかにサーブが大事か、強く印象を受けた試合だった。フランスは効果的なサーブで日本のレセプションを崩し、日本は大事なところでサーブミス、(相手コートに)入れてもAパスを返されて、フランスのセッターが素晴らしいのでいいコンビネーションでやられてしまった。2セット目以降も相手ペースで、ワンサイドゲームになった。原因は自分たち。サーブ、サーブレシーブの部分でいかに世界レベルにレベルを上げていくか、明日の試合、技術は簡単には上がらないが、メンタルの部分では負けない姿勢でやっていきたい。

 

◆越川優選手(キャプテン)

チームとして怪我人が多い中、ギリギリの中試合に入っている。急遽ミドル(ブロッカー)として入った出耒田(敬)、白岩(直也)・衛藤(英興)、今日(エントリー変更で)リベロとして入ることになった永野(健)もベストを尽くしてくれたと思う。その中で結果は出ていないので、それぞれがそれぞれの責任を感じているわけだが、チームとしては前に進んでいくことしかできない。一歩ずつ、結果が出ないということだけにとらわれず、しっかり前を見てやっていくことが今のチームには大事。

 

◆出耒田敬選手

今日はミドル(ブロッカー)で出場した。ミドル(ブロッカー)と言われたのも一昨日で、コンビも昨日合わせたばかり。不安が強かったが、ミドル(ブロッカー)として久しぶりのプレーなので、南部監督もチームの皆も完璧は自分に求めていないと分かっていたので、自分にできることを精一杯やろうと試合に臨んだ。プレーについては満足いかない部分も多いが、修正できるところは修正して明日の試合に臨みたい。

 

◆手塚大選手

負けが続いているが、チームの勝利のために、チームのムードを上げられるよう、昨日、一昨日と練習で意識した。(初めて試合に出たが)初めてコートに入った時に実感が沸いた。緊張したが楽しかった。(サーブについて)1本目入ってよかった。2本目はミスしてしまったので、入れていけるように修正したい。

 

◆衛藤英興選手

(ワールドリーグでは)今まで経験したことがないようなことを経験できている。海外で経験したことを出していきたい。世界の高さを痛感しているので、クイックを速くしていきたい。アジア競技大会に向けた意味でも、ワールドリーグでまずは1勝したい。

 

◆ロラン・ティリ フランス監督

日本は今日の方がいいプレーをしたと思う。ストレートで勝てて嬉しい。この試合で様々な攻撃パターンを見せることができたことがよかった。日本はブロックで我々を混乱させてきたので、3セット目は少しフォーメーションを変えた。日本のセッターのトスワークが速かった。

 

◆バンジャマン・トニウッティ選手(キャプテン)

日本とはアウェイでも戦ったが、今日の方がよかった。日本は成長していると感じる。今日の試合ストレートで勝てて嬉しいが、明日は明日。日本には勝点「6」を取りに来た。

 

 

○インタコンチネンタルラウンドD 順位表(6月21日終了時点)

1位:フランス    (勝点23/8勝1敗)

2位:アルゼンチン     (勝点20/6勝3敗)

3位:ドイツ     (勝点10/4勝5敗)

4位:日本               (勝点1/0勝9敗)

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