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2014.10.03国際大会

韓国を破り決勝戦進出! 第17回アジア競技大会(2014/仁川)男子バレーボール競技

 「第17回アジア競技大会(2014/仁川)」は10月2日(木)、男子バレーボール競技13日目を行い、全日本男子チーム・龍神NIPPONはセミファイナルラウンド(1-4位)で開催国・韓国と対戦しました。日本は強力なサーブで試合を優位に進めると、第2セットを失ったものの、キャプテン・越川優選手(JTサンダーズ)や石川祐希選手(中央大学1年)を中心に得点を重ね、セットカウント3-1(25-19、18-25、25-18、25-23)で韓国を下し、決勝戦進出を決めました!

 

 第1セット、石川選手のサービスエースなどで3-0と好スタートを切ると、韓国に連続得点を許しながらも、出耒田敬選手(堺ブレイザーズ)のブロックなどで22-16と突き放します。最後は越川選手のスパイクが決まり、25-19で第1セットを先取します。第2セットを18-25で落とし迎えた第3セット、出耒田選手のクイック、石川選手のサービスエースでリードを奪うと、その後は互いにサイドアウトを繰り返す展開となります。越川選手のサービスエースで18-13とリードを広げると、最後は清水邦広選手(パナソニックパンサーズ)のスパイクが決まり、25-18で第3セットを奪取します。第4セット、序盤は1点を取り合う緊迫した試合展開となります。中盤、韓国に13-15とリードを許しますが、山内晶大選手(愛知学院大学3年)が韓国のクイックを止めて17-17と同点に追い付きます。日本は越川選手の連続ブロックポイントで24-22とマッチポイントを握ると、最後は越川選手のスパイクがブロックアウトとなり、25-23で韓国を振り切り第4セットを取りました。

 

◆南部正司全日本男子監督

「第1セットから効果的なサーブで相手のレセプション(サーブレシーブ)を崩し、試合を優位に進めることができた。サイドアウト率、ブレイク率ともにチーム目標値をクリアしており、内容は悪くはなかったが、カウンター攻撃の部分でセッターの配球を含め課題が残る。明日は世界選手権6位のイランとの対戦で、安易なミスは許されない。今日の試合同様、高い集中力を持って全力で挑む」

 

◆キャプテン・越川優選手

「今日は試合を通じてサーブが走り、ブレイク(自チームのサーブ時の得点)を取れたことが大きかった。第2セットは自分たちのミスから韓国にリードされたあと、我慢しきれず落としたものの、第3セットはうまく切り替え、試合の主導権を持ったままセットを取ることができた。最後は自分たちが夏場からやってきたことが自信となり戦えたことが勝負の決め手となった。あと1つ!チーム全員でアジアの頂点を取りにいってきます!!」

 

 またこの日行われたセミファイナルランド(1-4位)のそのほかの試合では、イランが中国をストレート(25-15、25-15、25-19)で破り、決勝戦進出を決めています。

 

 龍神NIPPONは、日本時間10月3日(金)19:30より対戦します。この試合は、TBS系列地上波で放送されている「アジア大会2014韓国仁川」(19:00放送開始)にて、生中継される予定です。金メダル獲得を目指して戦う全日本男子チーム・龍神NIPPONに、ご声援をお願いいたします!

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