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2015.09.02国際大会

リオデジャネイロオリンピック出場を目指す全日本男子チーム・龍神NIPPONが記者会見 FIVBワールドカップ2015男子大会

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 9月8日(火)から東京、広島など日本各地の6会場で開催されるFIVBワールドカップ男子大会を前に、全日本男子チーム・龍神NIPPONが2日(火)、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで記者会見を行いました。

 

 会見は、公益財団法人日本バレーボール協会の木村憲治会長、小田勝美男子強化委員長、南部正司全日本男子チーム監督の挨拶で始まりました。木村会長は「現在女子大会が盛り上がっているが、男子も上昇の兆しが見え始めているので注目してほしい」と語りました。来年のリオデジャネイロオリンピックで、2008年の北京オリンピック以来2大会ぶりのオリンピック出場を狙う就任2年目の南部監督は「一戦一戦ベストを尽くす。この大会に出るからにはオリンピックの切符を獲りにいく」と力を込めて決意を述べました。

 

 記者会見には本大会に出場する龍神NIPPONの選手14名が出席。この大会から阿部裕太選手に代わってキャプテンを引き継いだ清水邦広選手は「今年に入って多くの海外遠征を経験し確実にチームは強くなっている。若手も経験を積みいいムードになってきた。応援してくれる皆さんに感動してもらえるようなプレーをみせたい」と意気込みを語りました。

 

 

◆南部正司全日本男子監督

「ワールドリーグ、アジア選手権、イタリア遠征などを通じて、今大会である程度の勝機を見出すことができた。若い選手がとても安定してきている。世界の強豪と対戦して高さのコンプレックスもなくなったし、自信が染み込んできたように思う。戦う準備は十分できている」

 

◆キャプテン・清水邦広選手

「ワールドカップ出場は3度目だが、4年前の前回は不甲斐ない結果だったので今回は成長した姿を見せたい。全日本でのキャプテンは初めての経験だが、やることはこれまでと変わらない。どんな場面でもプレーをしながらチームを引っ張っていきたい。若手を含めチームがすごく成長しているので楽しみ。今大会はサーブが一つのカギになると思う」

 

◆石川祐希選手

「左ひざを痛めていたが、徐々に回復しているので心配ない。イタリア遠征まで調子が悪く、ポーランドでのフベルト・ワグネル記念大会2015から(コンディションが)上向いている。今大会ではスパイク、サーブレシーブなど一番いい形、言わば自分のスタイルを貫き通したい。これまでオリンピックはあまり興味がなかったが、やはり全日本に入り意識しだした」

 

◆山内晶大選手

「若さと高さを発揮したい。見てくれる人が絶対応援したくなるようなプレーを見せられたらと思う。起用されてもまだ安心できるところまでいっていないと思うが、周りの選手にとってカバーしてほしい時に決められる選手になりたい」

 

◆深津英臣選手

「自らキャッチコピーを考え、『若さあふれる太陽』とした。元気をチームに与えたいということと、自分自身もっと目立ち、輝いていきたいという思いから付けた。これまでトスの組み立てなど常に向上心を持って工夫してきた。フランスなど世界の名セッターのトス、動きを見て研究して習得でき、その成果も現れている」

 

◆高橋健太郎選手

「これまで苦しい中でやってきたことは自分の財産になっていると確信している。自分は若さと元気が売りなので、小さくまとまるのではなく、やはりはつらつとしたプレーを思い切り出すだけ」

 

◆柳田将洋選手

「自分の持ち味であるサーブを武器に、攻撃バレーに徹することを第一に考えている。調子がここにきてすごく上がってきているので、世界に通用するところをプレーで出したい。清水(邦広)さんのようなパワーも高さもないが、3枚ブロックにも勝負できるようにしたい。それなりの練習も十分積んできた」

 

 FIVBワールドカップ2015男子大会の競技日程、チケット情報は下記リンクよりご覧ください。また、龍神NIPPONの各試合はフジテレビ系列で放送予定です。ぜひ龍神NIPPONの活躍にご注目ください!

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