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2015.09.04国際大会

火の鳥NIPPON、アルジェリアにストレート勝ち FIVBワールドカップ2015

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 「FIVBワールドカップFIVB女子大会」が9月4日(金)、日本ガイシホール(愛知県名古屋市)とパークアリーナ小牧(愛知県小牧市)で大会9日目を行いました。全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはアルジェリアと対戦し、ストレート(25-8、25-10、25-6)で勝利し、本大会の通算成績を7勝2敗としました。

 

 火の鳥NIPPONはこの試合、スターティングメンバーを1日(火)のセルビア戦から大きく入れ替えて臨みます。第1セット、立ち上がり早々7連続得点を奪うと、迫田さおり選手(東レアローズ)のスパイクや石井優希選手(久光製薬スプリングス)の3連続サービスエースを含む9連続得点で16-1と一気に引き離し、そのまま25-8でセットを先取します。第2セットを25-10で連取した火の鳥NIPPONは第3セット、木村沙織選手(東レアローズ)、長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)らをコートに送り出します。宮下遥選手(岡山シーガルズ)のサービスエースで幸先良いスタートを切ると、中盤には宮下選手、長岡選手のサービスエースなどで8連続得点を挙げ、そのまま25-6で第3セットを取りました。

 

◆眞鍋政義監督

今日は初めから全員を使おうと思って臨み、予定通り全員使えた。サーブがよく走っており、明日の試合が楽しみになった。明日(のアメリカ戦)は調子がいい選手からコートに送り込みたい。迫田(さおり選手)はここ最近調子がよくなかったが、今日はよかった。これで明日のアメリカ戦、明後日の中国戦では全14名の選手を使える。アメリカ、中国ともにブロックがいいので、今日は中央を使うようにセッターには指示を出した。

 

◆キャプテン・木村沙織選手

名古屋に移動してきて、会場の空間も変わった中で全員がコートに立てたことは明日につながると思う。日本・アメリカともに互いを知り尽くしているので、我慢強く、ミスを先に出さないように戦いたい。(迫田選手とは)全日本でも所属チームでも一緒にいるので、互いにプレーの確認をすることもあるが、気にするほど悪いプレーではないと思う。チーム力は不可欠。いろいろなメンバ-がいて、みんなが互いにいいプレーを引き出すことができている。

 

◆迫田さおり選手

これからの戦い(アメリカ戦、中国戦)に向けてとても重要な試合だった。その試合にスタートから出させてもらったので、明日に繋がるプレーができればと思ってコートに立った。(明日は)今日以上にスタッフと選手が一致団結して臨みたい。欲を言えばまだまだ点数を取りたかったし、コートにもっと立ちたかった。(個人の)プレーについては、もっとできるところがあったと思う。

 

◆石井優希選手

格下の相手にストレートで、しかも得点もたくさん取られることなく勝つことができたが、明日のアメリカ戦を考えるともっと失点は少ない方がよかったと思う。アメリカはスピードがあるが日本には粘り強さがあるので、泥臭くみんなで1つになって戦いたい。

 

◆ヘンニ・アブデルハリム アルジェリア監督

アルジェリアと日本の目標は違っていた。日本はオリンピックの切符を獲得することが目標だと思うが、アルジェリアは経験を積むことを目標にしている。大変な試合だったが、日本と試合することが出来て重要な経験になった。これからも全力でやっていきたい。

 

◆9月4日(金)の試合結果

【Aサイト】

ドミニカ共和国×中国 0-3(16-25、17-25、19-25)

ロシア×アメリカ 3-0(25-17、31-29、25-23)

日本×アルジェリア 3-0(25-8、25-10、25-6)

【Bサイト】

アルゼンチン×ペルー 3-2(16-25、25-20、21-25、25-22、15-12)

キューバ×セルビア 0-3(22-25、19-25、15-25)

ケニア×韓国 0-3(16-25、16-25、19-25)

本大会は、出場12チームによる、1回戦総当り戦で行われます。

 

 火の鳥NIPPONは5日(土)19:00より、アメリカと本大会10試合目を戦います。本大会での試合も残すところ明日5日(土)のアメリカ戦と6日(日)の中国戦のみとなりました。火の鳥NIPPONにとって負けられない戦いが続きます!ぜひ会場で、またテレビの前で、火の鳥NIPPONに熱いご声援をよろしくお願いします!

 

○FIVBワールドカップ2015 女子大会 順位表(9月4日[金]終了時点)

1位:ロシア(8勝1敗、勝点24、セット率=5.200)

2位:中国(8勝1敗、勝点24、セット率=4.800)

3位:セルビア(8勝1敗、勝点21)

4位:アメリカ(7勝2敗、勝点22、セット率=3.833)

5位:日本(7勝2敗、勝点22、セット率=3.125)

6位:ドミニカ共和国(4勝5敗、勝点13)

7位:韓国(4勝5敗、勝点12)

8位:アルゼンチン(4勝5敗、勝点11)

9位:キューバ(2勝7敗)

10位:ペルー(1勝8敗、勝点4)

11位:ケニア(1勝8敗、勝点3)

12位:アルジェリア(0勝9敗)

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