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2017.07.01ビーチバレーボール

ジャパンビーチバレーボールツアー2017 第3戦 南あわじ大会が開幕!

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 ビーチバレーボールの国内ツアーである「ジャパンビーチバレーボールツアー2017第3戦 南あわじ大会」第1日目が7月1日(土)、慶野松原ビーチバレーボールコート(兵庫県南あわじ市)にて開催されました。

  

 ここ慶野松原は、2006年兵庫国体ビーチバレーボール公開競技の会場であり、通年ビ―チバレーボールコートが設置されています。国内最高峰となるジャパンツアーの南あわじ大会は、2014年の第1回大会以来、今年で4回目となります。晴天に恵まれた第1日目は朝9時から男女予選とプール戦が行われました。プール戦は各3チームずつに分かれて男女合計12チームが出場し、最終日に進出するベスト4チームを決める戦いが繰り広げられました。

 

 今大会の注目は、予選のワイルドカード枠で出場した越川優(ホリプロ)/池田隼平(フリー)組と石島雄介(トヨタ自動車株式会社)/進藤涼(トヨタ自動車株式会社)組。ともにインドアバレーボールで全日本男子チームのエースとして活躍した越川選手と石島選手が、ジャパンビーチバレーボールツアーのデビュー戦を果たしました。

 

 越川/池田組は、上場雄也(松戸レガロ)/小野寺将克(松戸レガロ)組と対戦。第1セットを13-21と落としますが、第2セットは一進一退の攻防戦を繰り広げ、越川/池田組が21-19と奪い返しました。越川選手のサービスエースや少しずつネット際を制し始めた越川/池田組でしたが、最終セットは上場/小野寺組にサービスエースを奪われ、リズムを崩し始めます。終盤もその流れを断ち切ることができず、上場/小野寺組が15-8と決着をつけました。

 

 朝早くからの試合にもかかわらず、大勢のファンに見守られながらデビュー戦に挑んだ越川選手は、「転向してから1ヵ月間やってきたことを初戦で出せるか、風のある中で正確なパス、トスを上げられるかが、大きなテーマでした。攻撃に関してはいいプレーがあったので、それを数多く続けて質をあげていきたい」と振り返りました。 

 

 第2試合の石島/進藤組は、吉田英樹(MAGS)/和田信二(MAGS)組と対戦。第1セットは「パートナーがよくサイドアウトを切ってくれた」と石島選手が振り返るように、石島/進藤組が22-20と先取しました。しかし、第2セットは序盤から吉田/和田組がリード。21-15と第2セットを奪取すると、勝負の行方は第3セットへ。両者一歩も引かない好ラリーが繰り広げられ、石島/進藤組は18-17と一時マッチポイントを握りましたが、吉田/和田組も負けてはいません。石島/進藤組の攻撃を確実に拾い、得点につなげると20-18でウイニングポイントをとりました。

 

 5月中旬に小指を負傷し、この大会の前にケガから完全復帰したという石島選手は、「負けたのは悔しいが、ケガも完治し、ストレスなくプレーに集中できた。よかったところはスパイクはある程度打てた、通用しなかったところはここ1点をとりたいというときにセットが乱れてしまったところ。そういうところがバレーボールの勝敗を左右するので、練習していきたい」と課題を述べました。

  

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 各プール戦を終えて勝ち上がった女子チームは、石井美樹(湘南ベルマーレ)/村上めぐみ(株式会社オーイング)組、永田唯(スポーツクラブNAS株式会社)/熊田美愛(フリー)組、西堀健実(トヨタ自動車株式会社)/草野歩(日本体育大学)組、長谷川暁子/二見梓(東レエンジニアリング株式会社)組。

 

 男子チームは、白鳥勝浩(トヨタ自動車)/高橋巧(了徳寺大学教員)組、清水啓輔(社会福法人ひまわり福祉会)/佐藤亮太(KBSC)組、畑辺純希(株式会社ウィンコーポレーション)/村上斉(株式会社ADI.G)組、Mitchell Wakefield/Justin Schumann組が、決勝トーナメント進出を決めました。

 

 本大会最終日となる2日(日)には、決勝トーナメント戦が行われ、準決勝、決勝戦を行い、第3戦のチャンピオンが決定します。激戦を勝ち抜いた男女ベスト4チームの戦いにぜひご注目ください。

関連リンク

男子 試合結果(PDF)

女子 試合結果(PDF)

ジャパンビーチバレーボールツアー2017 大会概要

ジャパンビーチバレーボールツアー2017 第3戦 南あわじ大会 大会競技日程

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