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バレーボールを観る

バレーボール観戦ガイド

バレーボールは体育館で観戦するとより一層楽しめるスポーツです。会場での観戦のポイントを紹介します。

会場に試合を見に行こう

試合会場ならではの観戦の醍醐味をご紹介いたします。ここでは日本代表チームが出場する国際大会の会場を中心に、その楽しみ方をご案内いたします。

男子と女子どちらの試合を見に行く?

同じバレーボールであっても、男子と女子で高さやボールのスピード、ラリーの長さなど特徴が全く違います。

男子バレーの魅力
男子は、何と言ってもその高さとパワーが魅力です。時速120キロにもなるジャンプサーブからプレーが始まり、身長2メートルを超える選手がスパイクを打つ高さは何と3メートル50センチにも上ります。
その高さから相手コートにボールを叩きつける迫力には圧巻です。コートに打ち込まれたボールが頭上をはるかに超える高さまでバウンドすることからもそのパワーが伝わってきます。
女子バレーの魅力
高さとパワーの男子バレーに対し、ラリーが長く続くのが女子の特徴。コートに落ちるぎりぎりのボールを拾う、手に汗にぎるプレーの連続から目が離せません。サーブを打って、相手チームがレシーブし、スパイクを打つまでの平均時間は約7秒。男子はこの7秒でボールがコートに落ちる確率が70%なのに対し、女子は7秒でボールがコートに落ちる確率は50%。数字上のデータでは、女子のほうが男子よりも長い時間ラリーが続くことが分かります。

男女両方の試合を見比べていただき、それぞれの試合の魅力を体験してください。

至近距離で感じるボールのスピード、選手の声

初めて観戦した方がまず驚くのは、選手が打つスパイクや、サーブのスピードや音です。特に男子選手が打つクイックは目で追えないほどの速さ、またボールが床に叩きつけられる音は迫力満点です。時にはボールが潰れてしまうのではないかと心配になるほどのパワースパイクが打ち込まれるのを目にするでしょう。コート周りのアリーナ席で観戦していると、ボールが自分の座席まで飛んでくることもよくあります。

また、サッカーや野球のような大きなグラウンドで行う競技ではかなわない、至近距離で観戦できるのがバレーボール会場の大きな魅力の一つです。選手達の掛け声が響き、座席がコートの近くであれば「次一本!」といった試合中のコミュニケーションまでリアルに聞こえてきます。時には選手と目が合ってしまうことも。客席で応援するあなたの声も選手の耳に届きます。一度コート近くの臨場感溢れる席で、試合をご観戦いただくことをオススメします!

テレビでは味わえない観戦時の注目ポイント

公式練習

会場で観戦する際に忘れてはならないのが、公式練習です。公式練習は対戦する2チームが試合直前にマッチコートで行う練習で、スパイク練習、サーブ練習などが行われます。

国歌斉唱も行われ、選手も会場もこれから始まる戦いを前に緊張に包まれる時間です。

ウォームアップエリア

会場ではテレビ観戦より広い視野で自由に試合を観ることができます。コートサイドにはウォームアップエリアという四角く囲まれたエリアがあり、控えの選手はここで試合を見守ります。試合中、コートの選手にアドバイスの声をかける姿や、点数が決まった時にコートの外で一緒に喜ぶ選手の姿は、コート内の選手との一体感を醸し出します。

バレーボールの情報戦

コートエンドやアリーナ席の一角に目を向けると、パソコンにデータを入力している日本代表スタッフの姿が。彼らは「アナリスト」といって、自チームや相手チームの情報を調査・分析し、試合中チームに役立つ情報をベンチにいる監督やコーチにリアルタイムで提供することで、勝利に貢献するスタッフです。

セット間はエンターテインメント

国際大会では各セット間にマッチコートでエンターテインメントと言われるショーが行われます。チアガールのパフォーマンスや、開催地の伝統的な出し物など各地で様々な楽しみが準備されています。セット間もマッチコートに注目です。

バレーボールの試合時間ってどれくらい?

3セットで終了する場合の試合時間は、約1時間~1時間半。
5セットで終了する場合の試合時間は約2時間~2時間半が目安です。

バレーボール(日本代表)

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