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2014.06.01|ビーチバレーボール
日本代表候補選手が決定! 第17回アジア競技大会(2014/仁川)ビーチバレーボール競技
「第17回アジア競技大会(2014/仁川)ビーチバレーボール競技 日本代表決定戦(以下、日本代表決定戦)」が5月31日(土)と6月1日(日)に川崎マリエン(神奈川県川崎市)で行われました。
「第17回アジア競技大会(2014/仁川)[以下、本大会]」のビーチバレーボール競技には、2013年11月15日(金)~11月17日(日)に実施された「JVAビーチバレーボール強化指定選手選考会」で強化指定チームに内定した長谷川徳海/上場雄也組と草野歩/藤井桜子組の男女各1組を日本代表として派遣する予定でしたが、3月25日(火)に開催された公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)理事会において、日本の出場枠が男女各1組から男女各2組に増枠されることが承認されたため、新たに日本代表チーム男女各1組を選出することになりました。
男子決勝戦では、村上斉(ADI株式会社浅野歯科産業)/高橋巧(了徳寺大学)組が観客を沸かせる気迫あるプレーを見せ、吉田英樹(フリー)/道木優輝(東京ヴェルディ)組をストレート(21-13、21-14)で下しました。
(村上斉選手と高橋巧選手)
また、女子決勝戦では、幅口絵里香(株式会社オーイング)/村上めぐみ組(株式会社オーイング)が松村美由紀(株式会社COTE)/松山紘子組(フリー)と対戦。第1セットを先取されながらも2セットを奪い返し、セットカウント2-1のフルセット(19-21、21-19、15-12)で勝利しました。
(幅口絵里香選手と村上めぐみ選手)
◆村上斉選手
(日本代表を決定するという)大きな勝負の場面で勝てて嬉しい。2年後のリオデジャネイロオリンピックや、2020年の東京オリンピックに向けて、本大会の出場権を獲ることが目標だった。オリンピックに出場するためにも、本大会ではメダルを獲りにいきたい。
◆高橋巧選手
自分たちの力で日本代表の座を勝ち取ることができて嬉しい。(日本代表決定戦に出場した)みんなの分まで頑張りたい。自分たちは世界と比べたら小柄ではあるが、チャレンジ精神を忘れずにやりたい。
◆幅口絵里香選手
本大会に向けて、まずは国内大会で勝つことが目標。2人とも身長が約165センチと小柄だが、海外の長身の選手に勝つことを目指して頑張りたい。私自身、インドア・ビーチともに国際大会出場は初めて。(自分も村上選手も)1人と1人では限界があるが、(村上選手と)2人で「1+1=2」ではなく「1+1=3」になるようにやっていきたい。
◆村上めぐみ選手
本大会に向けて、パスやトスの精度を上げること、スピードや体力を上げることに取り組みたい。背が低くても(世界に)通用するということを、本大会を通じて示したい。
また決勝戦には、JVAビーチバレーボール強化指定選手として本大会の日本代表候補にすでに決定している草野歩/藤井桜子組も駆けつけました。長谷川徳海/上場雄也組は海外遠征中のため来場することはできませんでしたが、日本代表候補選手たちが顔を合わせました。
◆草野歩選手
リオデジャネイロオリンピックに出場するためにも、本大会でメダルを獲る必要がある。今は国際大会に出場して、「日本のビーチバレーボールがどこまで通用するか」に挑んでいる。
◆藤井桜子選手
(昨年強化指定選手に選ばれ)今年からアジアや世界の大会に出場している。世界の選手たちのパワーや高さにどう対抗していくかを考えている。
本日1日(日)に日本代表候補に決定した村上/高橋組と幅口/村上組、そしてJVAビーチバレーボール強化指定選手の長谷川/上場組と草野/藤井組は、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)に日本代表候補として申請され、7月末にJOCの承認を受けて日本代表に正式に決定する予定です。