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2014.08.22国際大会

龍神NIPPONがチェコと親善試合(練習試合)2日目を実施

 8月8日(金)から9月5日(金)まで、フランス、チェコ、ブラジルの3カ国を回る、「ヨーロッパ・南米遠征」を行っている全日本男子チーム・龍神NIPPON。8月21日(木)にチェコと練習試合を行い、セットカウント1-3(25-22、23-25、21-25、25-27)で敗れました。

 

 第1セット、米山裕太選手(東レアローズ)と清水邦広選手(パナソニックパンサーズ)のスパイクやブロックが次々と決まり、終始リードを保った日本。後半、柳田将洋選手(慶應義塾大学4年)をピンチサーバーとして投入します。その柳田選手が強烈なジャンプサーブでチェコを崩すと、22-16と一気にチェコを引き離し、25-22で第1セットを先取します。第2セット、清水選手、出耒田敬選手(堺ブレイザーズ)、米山選手が多彩なコンビネーション攻撃で得点を重ね、8-4、とリードします。しかし、単純なミスからリズムを崩すと、チェコに3枚ブロックを弾き飛ばすスパイクを決められ、12-14と逆転されます。その後、相手のサーブミスで19-20まで追い上げますが、23-25で第2セットを奪われます。第3セット、立ち上がりより越川を起用、序盤から両チームが点を取り合う展開となります。山内晶大選手(愛知学院大学3年)のブロックも決まり、9-10とします。しかし、チェコに4連続得点を許し10-16と引き離された日本。その後も連続得点を奪えないまま21-25でチェコに2セット連取を許します。第4セット、序盤から日本が主導権を握ったが、中盤に入ると相手の強いジャンプサーブでレセプションが崩され、攻撃が単調になります。逆にチェコにブロックアウトなどで得点を奪われると、18-20とリードを許します。その後日本は柳田選手、石川祐希選手(中央大学1年)のスパイクで応戦するが最後は25-27で力負けし、第4セットを失いました。

 

 

◆南部正司監督

「セッターとのコンビネーションが悪く、サイドアウト時にミスが目立った。カウンターの場面でも点数に結びつかないケースが多く、サイドアウト率、ブレイク率ともに低い内容になってしまったのが敗因。今日の敗因を改善し、集中力を持って次戦に挑む」

 

◆キャプテン・越川優選手

「今日は序盤から粘り強くゲームを展開し、勝負どころで(点を)取ることができた結果、第1セットを取ることができた。第2セット以降は、チームとして色々な事を試しながらゲームメイクをした。しかし、接戦に持ち込んだものの中盤にドタバタして、セットを取ることができなかった。現在チームはさまざまな戦術を試行錯誤しているので、良いときと悪いときの波が出てしまっている。試合は負けてしまったが、1人ひとりが新しい技術や戦術に積極的に取り組んでいるので早く自分達のものにできるようにしたい」

 

◆椿山竜介選手

「得意のサーブで相手を崩せず、(逆に)サイドアウトを取られてしまった。明日からはサーブの調子を上げて、またオポジットとしてスパイクで1点でも多く得点しチーム貢献したい」

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