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2014.09.08国際大会

「もう1度『世界一』に挑戦」全日本女子チーム・火の鳥NIPPONが記者会見 2014女子世界選手権(2014世界バレー)

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 イタリアで開催される女子世界選手権(2014世界バレー)の開幕を2週間後に控えた9月8日(月)、国立スポーツ科学センター(東京都北区)で全日本女子チームが記者会見を行いました。

 

 会見は、公益財団法人日本バレーボール協会の荒木田裕子強化事業本部本部長と眞鍋政義全日本女子チーム監督の挨拶でスタートしました。今シーズンの集大成となる女子世界選手権に向けて、荒木田強化事業本部長は「(これまでは)国内での国際大会が多かったが、本大会の開催地はイタリア。国外の大会で火の鳥NIPPONがどこまでやれるのかが試される大会」とコメントし、眞鍋監督は「(今シーズンは世界選手権で)もう1度『世界1位』に挑戦することができる。ワールドグランプリでは新戦術『ハイブリッド6』を披露したが、いろいろな選手の組合せを試して、完成度を1段階上に上げていきたい」と意気込みを語りました。

 

 記者会見には本大会の火の鳥NIPPONのエントリーメンバー22名中15名が出席。キャプテンの木村沙織選手より「今より精度を上げて、金メダルを目指して頑張りたい」と本大会の目標を語りました。

 

 2014世界バレーTBS系列でテレビ放送予定です。ぜひ火の鳥NIPPONの活躍にご注目ください!

 

 

◆眞鍋政義全日本女子監督

「(会見には15名の選手が参加したが)15名から14名を選出しなければならない。佐野(優子選手)はエントリーメンバーには入っているが、疲労等を考慮して帯同は見送った。(佐藤あり紗選手と筒井さやか選手の)若い2人に頑張ってほしい。また、パスヒッターの新鍋(理沙選手)らがいるので、心配はしていない。また、迫田(さおり選手)がいるといないでは、別チームとなると思う」

 

◆キャプテン・木村沙織選手

「ワールドグランプリで銀メダルを獲得したことはみんなの自信になっている。この『ハイブリッド6』という戦術を生かし、金メダルを目指すことはできると思う。ブラジルとの差が縮まっているかどうかは分からないが、倒さなければ金メダルには届かない。(ブラジルに)絶対的な何かがあるとは思わないが、総合力があるという印象」

 

◆宮下遥選手

「組み立てというより、1人1人とのコンビネーションに不安があったが、(攻撃陣の選手から要望などを)細かく聞き出しながら精度を上げている。世界選手権では、他の国にない結束力を見せたい」

 

◆迫田さおり選手

「(チームが)ワールドグランプリファイナル東京大会でいい結果を出していたので、外から見ていて早く(みんなの)輪の中に入りたいと思っていたし、とても焦っていた。まだ試合をしていないが、自分が点を取りにいかなければいけないと思っている。今以上にチームワークで1点を取れればいい」

 

◆佐藤あり紗選手

「世界選手権で日の丸を背負ってコートに立ちたいと思った。自分は足の速さ、ボールを読むこと、最後まで追いかけるということで貢献したい」

 

◆石井優希選手

「ポイントゲッターなので得点を多く取ることが役割。バックアタックの精度を高め、ブロックが2、3枚ついても打ち破る気持ちで攻めたい。(世界選手権は)初めての大会だが、責任感を持って頑張りたい」

 

◆大野果奈選手

「自分の持ち味である、ライトからの速さと高さを生かしたい。コートに立たせてもらっているという責任感がある。(ワールドグランプリファイナル東京大会)最終日のブラジル戦は相手ブロックにやられたので、今は(ブロックを)弾き飛ばす練習をしている。攻撃と守備を両方できる選手になりたい」

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