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2016.01.10国内大会

男子は東福岡が2連覇、女子は下北沢成徳が高校日本一! 「春の高校バレー」第68回全日本高等学校選手権大会

 「ジャパネット杯 春の高校バレー 第68回全日本バレーボール高等学校選手権大会」の男女決勝戦が1月10日(日)、東京都渋谷区にある東京体育館で行われ、男子は東福岡(福岡)、女子は下北沢成徳(東京)が男女各52校の頂点に輝きました!

 

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 男子決勝戦では、東福岡(福岡)と鎮西(熊本)の九州勢同士が対戦。第1セットは両チームともセンター線を軸に攻撃を組み立てますが、東福岡がセカンドテクニカルタイムアウトを奪うとその後も連続得点で流れに乗り先取します。続く第2セットも東福岡が連取して迎えた第3セット。鎮西はサイドの竹下優希選手にボールを集め反撃を試みますが、東福岡のキャプテン・金子聖輝選手と古賀健太選手の両エースの力強い攻撃の前に屈し、東福岡がストレート(25-18、25-21、25-19)で勝利しました。その結果、東福岡は大会連覇と国体の2冠(※)を達成しました。

 

 試合後、男子・最優秀選手賞に選出された東福岡のキャプテン・金子聖輝選手は「昨年(第67回大会)優勝してから『平成27年度全国高等学校総合体育大会』でベスト8など今年はなかなか勝てない時期が続いた。去年は上級生に支えられていたが、今年は環境も変わり自分たちが最上級生で下級生を支える立場だったので、優勝することができてよかった」と喜びを語りました。

 

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 一方、下北沢成徳(東京)と八王子実践(東京)の東京勢同士の対決となった女子決勝戦。立ち上がりは八王子実践が連続得点で優位に進めますが、要所で堅実なバレーを展開した下北沢成徳が逆転に成功し第1セットを先取します。続く第2セットも下北沢成徳が連取して迎えた第3セット。八王子実践は野嶋華鈴選手と東谷玲衣奈選手を中心に攻撃を組み立てますが、下北沢成徳のキャプテン・熊井風音選手の強打で点差を広げられ、下北沢成徳がストレート(25-21、25-11、25-18)で八王子実践を下し、3年ぶり3回目の優勝を果たしました。

 

 女子・最優秀選手賞を受賞した下北沢成徳の黒後愛選手は「決勝戦は難しい展開になると思っていた。最初はミスも多く苦しい展開だったが、セットを重ねるごとに自分たちのペースになった。優勝できて嬉しい」と笑顔で話しました。

 

 またキャプテンの熊井風音選手は「初めて春高バレーで楽しいと思える試合で、最後に優勝できて嬉しい。まだ実感が湧かないが、これから嬉しいという思いが込みあげてくると思います」試合を振り返りました。

 

 5日間にわたって開催された第68回全日本バレーボール高等学校選手権大会も、本日で閉幕を迎えました。地区予選から本大会まで、高校生バレーボーラーへのたくさんのご声援ありがとうございました!!

 

■表彰

◎最優秀選手賞

【男子】

金子聖輝(東福岡)

【女子】

黒後愛(下北沢成徳)

 

◎優秀選手賞

【男子】

金子聖輝(東福岡)

古賀健太(東福岡)

竹下優希(鎮西)

宮浦健人(鎮西)

正来祐(創造学園)

安田瑛亮(駿台学園)

 

【女子】

黒後愛(下北沢成徳)

熊井風音(下北沢成徳)

東谷玲衣奈(八王子実践)

野嶋華澄(八王子実践)

富澤結花(文京学院大学女子)

白澤明香里(金蘭会)

 

◎ベストリベロ賞

【男子】

正近幸樹(東福岡)

【女子】

池谷優佳(下北沢成徳)

 

◎勝利監督賞

【男子】

藤元聡一(東福岡)

【女子】

小川良樹(下北沢成徳)

 

◎ベスト応援賞

文京学院大学女子(女子・東京)

京都橘(女子・京都)

仙台商業(男子・宮城)

 

※「第70回国民体育大会 バレーボール競技会」少年男子の部で優勝した福岡県代表は、東福岡の選手が中心となる選抜チームでした。

 

☆出場回数・優勝回数については6人制バレーボールとなった昭和38年の「第16回全日本バレーボール高等学校選手権大会」より、平成21年に開催された「第62回全日本バレーボール高等学校選手権大会(2009近畿まほろば総体)」までの記録を引き継ぎます。(第15回までは9人制で行われていました。)

 

 

写真提供: 大阪フォトサービス

 

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