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2016.05.31国際大会

龍神NIPPON、ポーランドにストレートで敗戦 2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会

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 リオデジャネイロオリンピックの出場権を懸けた戦い「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 男子日本大会」が5月31日(火)、東京体育館(東京都渋谷区)で3日目を迎えました。全日本男子チーム・龍神NIPPONはポーランドと本大会3戦目を戦い、ストレート(22-25、16-25、23-25)で敗戦。本大会の通算成績を1勝2敗としました。

 

 龍神NIPPONはこの試合、福澤達哉選手と山内晶大選手(ともにパナソニックパンサーズ)をコートに送り出します。

第1セット、序盤は一進一退の攻防からミハウ・クビアク選手のバックアタックなどで4連続失点を喫し、12-18とリードを奪われます。流れを変えたい日本は深津英臣選手に代えて関田誠大選手(ともにパナソニックパンサーズ)を投入すると、石川祐希選手(中央大学3年)のスパイク、連続サービスエースで20-22とポーランドに詰め寄ります。しかし、最後はダビド・コナルスキ選手の1打が決まり、22-25と第1セットを落とします。第2セット、石川選手のスパイクや出耒田敬選手(堺ブレイザーズ)のサービスエースで5-2とリードを奪いますが、カロル・クウォス選手のサーブ時に8連続得点を喫し10-16と逆転を許します。日本は柳田将洋選手(サントリーサンバーズ)のスパイクから4連続得点を奪い2点差まで追い上げますが、終盤にサーブレシーブを崩され6連続失点を喫すると、16-25で第2セットも落とします。第3セット、後がない日本は、序盤から攻めの姿勢を崩さず、サイドアウトの応酬で後半を迎えます。終盤日本は追い上げ接戦に持ち込みますが、最後は一歩及ばず、第3セットを23-25で失いました。

 

◆南部正司監督

いい部分が出たところもあったが、マッチアップのところで苦しいローテーションがあり、そこが少しブレーキになって相手にブレイクポイントを渡してしまった。格上の相手に対し、自分たちがすべていいものを出さないと勝負にならないとは思っていたが、そこがポイントになった。チームの強みのところをしっかり出しながら、対戦相手とのマッチアップも考える中で、明日からはアジアのライバルと当たっていきますのでベストを尽くしてやっていきたい。

 

◆キャプテン・清水邦広選手

今日の試合では、第1、2セット目はすごくいいサーブが入っていたが、より一層強い相手のサーブ時にサイドアウトが取れなかったところがあった。最初に連続ポイントを取られてからの(相手の)ノープレッシャーのサーブも強かったが、そこでこちらがしっかりと我慢してサイドアウトを取っていれば、また違った展開だった。

  

◆山内晶大選手

今日は個人的には思い切りプレーをしようと思ったのですが、どこかまだ、思い切りさが出せていなかった。

 

◆関田誠大選手

何としても今日は勝ちたい1戦だった。自分が出られて、何とか流れを変えようと思ったが、勝ちにつながらず悔しい。

 

◆石川祐希選手 

この試合で負けてすごく悔しい。試合は終わったが、まだ何が起こるかわからないので、明日から切り替えて、もうただやっていくしかない。その準備を今日からやっていきたい。

 

◆傳田亮太選手

初戦に比べれば緊張も取れて、いつも通りのプレーができた。ポーランドの高さを実感した試合だった。チームは嫌な雰囲気かも知れないが、長い戦いの中ではこういった場面もあると思うので、流れを切ってまた戦いにいきたい。

 

◆ステファン・アンティガ ポーランド監督

今大会で一番短い試合だった。3-0とベストなバレーができて嬉しく思う。石川(祐希)選手、柳田(将洋)選手は非常によいスパイカーで、サーブもよかった。

 

◆キャプテン・ミハウ・クビアク選手 

今回の大会で一番いい試合ができで最高な気分。日本は危険なチームで、勝ててすごく嬉しい。

 

○この試合のサイドアウト率/ブレイク率

日本:62%/25%

 

◆5月31日(火)の試合結果

オーストラリア×カナダ 2-3(19-25、26-24、25-20、27-29、11-15)

中国×ベネズエラ 3-0(25-16、25-18、25-15)

イラン×フランス 0-3(20-25、18-25、22-25)

日本×ポーランド 0-3(22-25、16-25、23-25)

本大会は、出場8チームによる、1回戦総当り戦で行われます。

 

 ○2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 順位表(5月31日[火]終了時点)

1位:ポーランド(3勝0敗、勝点7)

2位:フランス(2勝1敗、勝点7)

3位:中国(2勝1敗、勝点6)

4位:イラン(2勝1敗、勝点5)

5位:カナダ(1勝2敗、勝点4、セット率=0.875)

6位:オーストラリア(1勝2敗、勝点4、セット率=0.714)

7位:日本(1勝2敗、勝点3)

8位:ベネズエラ(0勝3敗、勝点0)

 

 龍神NIPPONは明日6月1日(水)にイランと対戦します。龍神NIPPONに会場やテレビの前から熱いご声援をお願いします!

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