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男子はウルフドッグス名古屋が5大会ぶり2度目の天皇杯優勝、女子は久光スプリングスが2大会ぶり8度目の皇后杯優勝!令和3年度天皇杯・皇后杯

2021.12.19

 高崎アリーナ(群馬県高崎市)にて、12月10日(金)に開幕した「令和3年度天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド」。ついに本日、日本一を決める男女決勝が特設コートにて行われました。

 

 激戦の結果、女子477チームの頂点に立ったのは久光スプリングス、男子500チームの頂点に立ったのはウルフドッグス名古屋。それぞれに皇后賜杯、天皇賜杯が授与され、両チームには優勝賞金1,000万円が贈られました。

 

 また、記者投票により決められるMVPは、久光スプリングスのキャプテン、井上愛里沙選手と、ウルフドッグス名古屋のキャプテン、クレク バルトシュ選手が選出されました。

 

 女子決勝では、久光スプリングスと東レアローズが対戦。第1セットは立ち上がりから東レアローズが連続得点を積み重ね流れを引き寄せると、16-8と点差を広げます。立て直しを図りたい久光スプリングスは続けざまにタイムアウトを取りますが、第1セットはそのまま25-18で東レアローズが先取しました。第2セットは序盤から一進一退の攻防となりますが、アキンラデウォ フォルケ選手らの活躍により、25-21で久光スプリングスが取り返すという、まさに決勝にふさわしい試合展開になりました。第3セットは、第2セットの勢いそのままに今度は久光スプリングスが序盤から大幅にリード。東レアローズのミスもあり久光スプリングスがスコアを重ね、25-18で勝利に王手をかけました。後がない東レアローズは第4セット、195cmのクラン ヤナ選手や石川真佑選手を軸に攻撃を仕掛けると、デュースの末に27-25でこのセットを取り、フルセットに持ち込みます。最終セットは、1つのプレーに両チームがチャレンジを要求するなど、手に汗握るプレーが続きましたが、最後は久光スプリングスの石井優希選手が決めて15-11。セットカウント3-2(18-25、25-21、25-18、25-27、15-11)で久光スプリングスが東レアローズを下しました。久光スプリングスの優勝は、本大会がリニューアルされて「天皇杯・皇后杯 全日本選手権大会」として開催されている2007年以降、2大会ぶり8度目です。

 

◆久光スプリングス

○酒井新悟監督

東レさんはヤナ選手、石川選手を始め攻撃力のあるチーム。あのような形でデュースを取られてしまったが、4セット目を取られても、選手皆が心折れることなく、前を向いて励ましあって全員で戦った結果。本当に選手たちがよく頑張ってくれた。

 

○キャプテン・井上愛里沙選手

優勝という結果を残せたことに対しすごく喜びを感じている。この2年間なかなか結果が出ない中、チームとして、個人として、もがきながらやってきた。リーグを通して今シーズン自分のやるべきことをやってから、結果はついてくるとプレーしていて、それが最後までできてよかった。自分の役割は毎試合、毎セット変わってくるが、今日はチームの皆が私にボールを繋いでくれたのが伝わってきて、それを1本でも繋ごうとやってきた。勝ったことを自分の自信にして、また課題もあるので向き合って(V.LEAGUEに向けて)準備していきたい。

 

○栄絵里香選手

今日勝てたことを自分自身嬉しく思うし、若い選手が増えてきた中で優勝を掴めたことがチームとしても良かった。最年長としてチームをひっぱること、そしてセッターとしてどうチームを勝たせるかを今シーズンは考えてやってきていて、若い選手たちが力を発揮できつつあるので、これを生かして今後もやっていきたい。選手個人の力があるので、その良さを引き出し、やるべきことを一つずつやり続けて、気持ちを切り替えて年明けからも頑張りたい。

 

○中川美柚選手

優勝できて嬉しく思う。フルセットで勝ちきれたことが自分の中では嬉しい。(ファイナルラウンド)1回戦のJTマーヴェラスとの試合にフルセットで勝てて、チームに勢いがついて優勝できた。チーム全員で優勝できたのが1番嬉しい。

 

 男子決勝の堺ブレイザーズとウルフドッグス名古屋の試合は、序盤から互いに点を重ね合うシーソーゲームになりました。ウルフドッグス名古屋はV.LEAGUE DIVISION1 MENで現在得点ランキング1位のクレク バルトシュ選手を中心に攻撃を展開し、25-22で第1セットを先取します。その後の第2セットでは序盤、堺ブレイザーズが主導権を握ったと思われましたが、均衡は崩れず緊張感のある試合が続きます。その後、ウルフドッグス名古屋がクレク選手のサービスエースでセットポイントを取り、第2セットに王手をかけたと思われましたが、堺ブレイザーズの意地に加えウルフドッグス名古屋のサーブミスも続き、第2セットは29-27で堺ブレイザーズに軍配が上がりました。その後の第3セットは25-18でウルフドッグス名古屋が、第4セットは25-21で堺ブレイザーズが取り、勝負の結末は最終第5セットに持ち越されます。第5セットの立ち上がりはウルフドッグス名古屋がリードするも、堺ブレイザーズはシャロン バーノンエバンズ選手や樋口裕希選手らが活躍を見せ、追いつきます。度重なるデュースという、これぞ決勝という両者一歩も引かない展開が続きますが、クレク選手や高梨健太選手のスパイクなどで攻め続けたウルフドッグス名古屋が、2007年以降、5大会ぶり2度目の優勝を決めました。

 

◆ウルフドッグス名古屋

マクガウン クリス監督

稀に見るような素晴らしい試合だった。堺ブレイザーズの皆さんは本当に素晴らしいプレーをされ、その瞬間その瞬間に素晴らしいプレーがあって、あとはそれがどちらに転ぶかということだったと思うが、我々に少しだけ運があって勝利が来た、ということだと思う。本当に選手たちには感謝している。

 

○キャプテン・クレク バルトシュ選手

堺ブレイザーズは本当に素晴らしいチームで、今日の試合は日本のバレーボールの決勝戦ということで、日本のバレーボールの価値を示したような試合だったと私自身は思っている。堺ブレイザーズは素晴らしいプレーをして、我々がうまくいかなかった時には苦しい状況に追い込まれたが、最終的には我々の方が少し強いところがありこのような結果になった、ということだと思う。

 

○近裕崇選手

久しぶりの優勝で、優勝は何回味わっても嬉しいし、もう何回でも味わいたい、と思った。若い選手が中心にチームが一丸となって頑張った結果。今日はしっかりお祝いしたい。

 

○永露元稀選手

まずは一安心、ということが一番。試合中も苦しい場面が多く、自分自身そのような場面でもスパイカーを信じて上げ続けた結果。それは素直に受け入れたいと思う。

 

○山崎彰都選手

このような大きな大会で優勝するのは僕にとって初めての経験なのでとても嬉しく、最後に点数が決まった時は自然と嬉し涙が出たくらい嬉しい。まずは優勝したことを心で受け止めて、次リーグ戦もあるので、そこでも優勝を目指して頑張りたい。

 

 また、男女決勝の前には、ソプラノ歌手の利根川佳子さんに国歌独唱を、東京2020オリンピック女子ソフトボール日本代表で金メダリストの上野由岐子さんに始球式を務めていただきました。

 

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 4月の都道府県ラウンド開幕から約9カ月にわたり開催された今年度の天皇杯・皇后杯 全日本選手権大会。一部ブロックラウンドが中止となるなど、新型コロナウイルス感染症の影響を受けることとなりましたが、カテゴリーの垣根を越えて中学・高校・大学・クラブ・実業団・Vリーグのチームが熱戦を展開しました。ご来場いただいた方におかれましては、感染症対策へのご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。また、本大会に出場したすべての選手へのご声援ありがとうございました!

 

◆試合結果

【女子】

久光スプリングス 3-2 東レアローズ(18-25、25-21、25-18、25-27、15-11)

【男子】

堺ブレイザーズ 2ー3 ウルフドッグス名古屋(22-25、29-27、18-25、25-21、17-19)

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