第19回アジアジュニア男子選手権大会(U-20)
- 概要
- 日程
- 日本代表メンバー
- 試合結果
概要
大会名称
第19回アジアジュニア男子選手権大会(U-20)
開催期間
2018年7月21日(土)~28日(土)
開催地
マナーマ(バーレーン)
【会場】:
参加チーム
A組 | 中国、イラン、韓国 | E組 | チャイニーズタイペイ、パキスタン、 サウジアラビア |
B組 | 日本、タイ、トルクメニスタン | F組 | ホンコンチャイナ、ヨルダン、アラブ首長国連邦 |
C組 | スリランカ、カザフスタン、 オーストラリア |
G組 | インド、ニュージーランド、ウズベキスタン |
D組 | カタール、イラク、バーレーン | H組 | マカオ、モルジブ、マレーシア |
出場資格
1999年1月1日以降に生まれた選手であること。当該大会への出場経験が、今回を含めて2回以内の選手であること
試合方式
出場24チームが前回大会ランキング上位順にA~Hの8つの組に分かれ、1回総当り戦を行ってその段階で1~24位のランキング(R1~R24)を決める。そこでの下位16チーム(R9~R24)により順位決定予備戦(各1試合)を行って、敗者は下位グループ(17-24位)に回る。勝者はそれぞれ上位8チーム(R1~R8)と再度順位決定予備戦(各1試合)を行い、勝者は上位グループ(1-8位)、敗者は中位グループ(9-16位)へと回る。その後は各グループで8チームずつによりクオーターファイナルラウンド、セミファイナルラウンド、ファイナルラウンドを戦い、順位を決定する。
順位決定方法
①勝敗数
②2チームまたはそれ以上のチームが同じ勝敗数で並んだ場合、順位決定の優先順位は下記の通り
(1)勝点(※)
(2)セット率(セット率=総得セット/総失セット)
(3)得点率(得点率=総得点/総失点)
※1試合で与えられる勝点について
セットカウント3-0または、3-1で試合が終了した場合:勝者に3ポイント、敗者に0ポイント
セットカウント3-2で試合が終了した場合:勝者に2ポイント、敗者に1ポイント
「第20回世界ジュニア男子選手権大会(U-21)」の出場権について
本大会の最終成績上位2チームには、2019年に開催される「第20回世界ジュニア男子選手権大会(U-21)」の出場権が与えられる予定です(開催時期・開催都市未定、ランキングによる繰り上がり出場の可能性あり)
日本とマナーマ(バーレーン)の時差:6時間(日本が早い)
予選ラウンド各組対戦カード
組 | 7月21日(土) | 7月22日(日) | 7月23日(月) |
---|---|---|---|
A組 | 中国×イラン | 韓国×中国 | イラン×韓国 |
B組 | 日本×タイ | トルクメニスタン×タイ | 日本×トルクメニスタン |
C組 | スリランカ ×カザフスタン |
オーストラリア ×スリランカ |
カザフスタン×オーストラリア |
D組 | バーレーン ×イラク |
カタール ×バーレーン |
イラク ×カタール |
E組 | チャイニーズタイペイ ×サウジアラビア |
パキスタン ×チャイニーズタイペイ |
サウジアラビア×パキスタン |
F組 | ヨルダン ×ホンコンチャイナ |
アラブ首長国連邦 ×ヨルダン |
ホンコンチャイナ×アラブ首長国連邦 |
G組 | インド ×ウズベキスタン |
ニュージーランド ×インド |
ウズベキスタン×ニュージーランド |
H組 | モルジブ ×マレーシア |
マカオ×モルジブ | マレーシア×マカオ |
順位決定予備戦(中位・下位グループ)
日付 | 対戦カード | ||
---|---|---|---|
7月24日(火) | [1]: | R9 × R24 | |
[2]: | R10 × R23 | ||
[3]: | R11 × R22 | ||
[4]: | R12 × R21 | ||
[5]: | R16 × R19 | ||
[6]: | R15 × R17 | ||
[7]: | R14 × R18 | ||
[8]: | R13 × R20 |
順位決定予備戦(上位・中位グループ)
日付 | 対戦カード | ||
---|---|---|---|
7月25日(水) | [9]: | R1 × [5]の勝者 | |
[10]: | R2 × [6]の勝者 | ||
[11]: | R3 × [7]の勝者 | ||
[12]: | R4 × [8]の勝者 | ||
[13]: | R5 × [4]の勝者 | ||
[14]: | R6 × [3]の勝者 | ||
[15]: | R8 × [2]の勝者 | ||
[16]: | R7 × [1]の勝者 |
クオーターファイナルラウンド
日付 | 対戦カード | |||
---|---|---|---|---|
7月26日(木) | 1-8位 | [17]: | [9]の勝者×[16]の勝者 | |
[18]: | [10]の勝者×[15]の勝者 | |||
[19]: | [11]の勝者×[14]の勝者 | |||
[20]: | [12]の勝者×[13]の勝者 |
セミファイナルラウンド
日付 | 対戦カード | ||
---|---|---|---|
7月26日(木) | 21-24位 | [21]: | [1]の敗者 × [4]の敗者 |
[22]: | [2]の敗者 × [3]の敗者 | ||
17-20位 | [23]: | [5]の敗者 × [7]の敗者 | |
7月27日(金) | [24]: | [6]の敗者 × [8]の敗者 | |
7月26日(木) | 13-16位 | [25]: | [9]の敗者 × [12]の敗者 |
[26]: | [10]の敗者 × [11]の敗者 | ||
9-12位 | [27]: | [13]の敗者 × [16]の敗者 | |
7月27日(金) | [28]: | [14]の敗者 × [15]の敗者 | |
5-8位 | [29]: | [17]の敗者 × [20]の敗者 | |
[30]: | [18]の敗者 × [19]の敗者 | ||
1-4位 | [31]: | [17]の勝者 × [20]の勝者 | |
[32]: | [18]の勝者 × [19]の勝者 |
ファイナルラウンド
日付 | 対戦カード | |
---|---|---|
7月27日(金) | 23-24位決定戦 | [21]の敗者 × [22]の敗者 |
21-22位決定戦 | [21]の勝者 × [22]の勝者 | |
7月28日(土) | 19-20位決定戦 | [23]の敗者 × [24]の敗者 |
17-18位決定戦 | [23]の勝者 × [24]の勝者 | |
7月27日(金) | 15-16位決定戦 | [25]の敗者 × [26]の敗者 |
13-14位決定戦 | [25]の勝者 × [26]の勝者 | |
7月28日(土) | 11-12位決定戦 | [27]の敗者 × [28]の敗者 |
9-10位決定戦 | [27]の勝者 × [28]の勝者 | |
7-8位決定戦 | [29]の敗者 × [30]の敗者 | |
5-6位決定戦 | [29]の勝者 × [30]の勝者 | |
3位決定戦 | [31]の敗者 × [32]の敗者 | |
決勝戦 | [31]の勝者 × [32]の勝者 |
日本代表メンバー
-
1(C)オポジット宮浦 健人MIYAURA, Kento
- 早稲田大学2年
- 1999-02-22
- 189cm/78kg
-
2セッター中村 駿介NAKAMURA, Shunsuke
- 早稲田大学2年
- 1999-03-07
- 185cm/73kg
-
3ミドルブロッカー樫村 大仁KASHIMURA, Hirohito
- 慶應義塾大学2年
- 1999-01-15
- 195cm/87kg
-
4オポジット田代 至TASHIRO, Itaru
- 名城大学2年
- 1999-01-20
- 190cm/78kg
-
8アウトサイドヒッター鍬田 憲伸KUWADA, Kenshin
- 中央大学1年
- 1999-06-28
- 190cm/77kg
-
9アウトサイドヒッター小野 翔平ONO, Shohei
- 東京学芸大学1年
- 1999-04-25
- 187cm/74kg
-
10リベロ市川 健太ICHIKAWA, Kenta
- 日本体育大学1年
- 1999-04-06
- 175cm/70kg
-
11アウトサイドヒッター伊藤 洸貴ITO, Hiroki
- 中央大学1年
- 1999-06-26
- 189cm/80kg
-
12アウトサイドヒッター坂 竜伎BAN, Ryuki
- 愛知学院大学1年
- 1999-09-03
- 187cm/83kg
-
13ミドルブロッカー上條 レイモンドKAMIJO, Reimondo
- 早稲田大学1年
- 1999-09-16
- 195cm/74kg
-
14セッター阿部 大樹ABE, Daiki
- 筑波大学1年
- 2000-02-16
- 180cm/71kg
-
18ミドルブロッカー佐藤 駿一郎SATO, Shunichiro
- 東北高校3年
- 2000-05-17
- 204cm/94kg
監督
増成 一志
MASUNARI, Kazushi
チームマネージャー
徳永 文利
TOKUNAGA, Fumitoshi
コーチ
長江 祥司
NAGAE, Shoji
コーチ
ゴーダン メイフォース
GORDON, Mayforth
トレーナー
松井 康真
MATSUI, Yasumasa
アナリスト
池原 賢
IKEHARA, Ken
ドクター
高木 健太郎
TAKAGI, Kentaro
試合結果
最終順位
1位 | イラン ※2019年世界選手権出場権獲得 |
---|---|
2位 | 韓国 ※2019年世界選手権出場権獲得 |
3位 | タイ |
4位 | イラク |
5位 | 中国 |
6位 | チャイニーズタイペイ |
7位 | オーストラリア |
8位 | カザフスタン |
9位 | バーレーン |
10位 | スリランカ |
11位 | トルクメニスタン |
12位 | カタール |
13位 | 日本 |
14位 | パキスタン |
15位 | インド |
16位 | サウジアラビア |
17位 | ニュージーランド |
18位 | アラブ首長国連邦 |
19位 | ホンコンチャイナ |
20位 | ヨルダン |
21位 | マカオ |
22位 | モルジブ |
23位 | マレーシア |
24位 | ウズベキスタン |
日本の試合結果
7月27日 日本×パキスタン 13-14位決定戦
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 4勝1敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
パキスタン 2勝4敗 |
0 | 21 | 17 | 10 | – | – |
【第1セットのスタメン】

オポジット
宮浦 健人
MIYAURA, Kento
- 早稲田大学2年
- 1999-02-22
- 189cm/78kg

ミドルブロッカー
佐藤 駿一郎
SATO, Shunichiro
- 東北高校3年
- 2000-05-17
- 204cm/94kg

アウトサイドヒッター
坂 竜伎
BAN, Ryuki
- 愛知学院大学1年
- 1999-09-03
- 187cm/83kg

アウトサイドヒッター
小野 翔平
ONO, Shohei
- 東京学芸大学1年
- 1999-04-25
- 187cm/74kg

ミドルブロッカー
樫村 大仁
KASHIMURA, Hirohito
- 慶應義塾大学2年
- 1999-01-15
- 195cm/87kg

セッター
中村 駿介
NAKAMURA, Shunsuke
- 早稲田大学2年
- 1999-03-07
- 185cm/73kg

リベロ
市川 健太
ICHIKAWA, Kenta
- 日本体育大学1年
- 1999-04-06
- 175cm/70kg
【戦評】
第1セット
13-14位決定戦はパキスタンと対戦。相手のスパイク、ブロックで0—4といきなりリードされてタイムアウトを要求した。その後、坂竜伎選手のサービスエースで3—4と追い上げにかかると、佐藤駿一郎選手のスパイク、サービスエースで6—6とする。さらに相手のスパイクミスで逆転すると、キャプテン・宮浦健人選手のサーブで相手レシーブを崩し、伊藤洸貴選手がダイレクトで決め9—7とリードを広げる。しかし、パキスタンのブロックに日本のスパイカー陣が捕まり10—10の同点に追い付かれた。16—15でセカンドテクニカルタイムアウトを迎えた後、終盤は市川健太選手の好レシーブで流れをつかむと、樫村大仁選手に代えて阿部大樹選手を投入。佐藤選手のブロック、相手のスパイクミスで22−19とするが、サービスエースを取られて22—21で再びタイムアウトを取った。しかし宮浦選手、佐藤選手のスパイクが決まりセットをものにした。
第2セット
序盤は両チームともサイドアウトを繰り返し6—8でテクニカルタイムアウトを迎える。日本にスパイクミスがあり9—11とリードされるが、宮浦選手のサービスエースで11—11の同点に。さらに相手の連続スパイクミスで16—14とリードした。タイムアウト後も宮浦選手のスパイク、坂選手のサービスエースで20—15とリードを広げる。伊藤選手が相手エースを一枚でブロックして24—17とし、最後は宮浦選手のサービスエースでセットを連取に成功した。
第3セット
序盤で佐藤選手のスパイクやブロック、さらに相手のスパイクミスで3—0とリード。伊藤選手のスパイクや、長いラリーで宮浦選手のフェイントも決まって8−5とする。中盤、坂選手、伊藤選手、宮浦選手のブロックポイントで15—8とし、坂選手のサービスエースで17−8と突き放すと、伊藤選手のブロック、途中出場の阿部選手によるサービスエースも決まって21−9。最後は相手ミスで第3セットも取り、パキスタンに勝利して今大会を13位で終了した。
7月26日 日本×インド セミファイナルラウンド(13-16位)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 3勝1敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
インド 3勝2敗 |
0 | 19 | 21 | 13 | – | – |
【第1セットのスタメン】

オポジット
宮浦 健人
MIYAURA, Kento
- 早稲田大学2年
- 1999-02-22
- 189cm/78kg

ミドルブロッカー
佐藤 駿一郎
SATO, Shunichiro
- 東北高校3年
- 2000-05-17
- 204cm/94kg

アウトサイドヒッター
坂 竜伎
BAN, Ryuki
- 愛知学院大学1年
- 1999-09-03
- 187cm/83kg

アウトサイドヒッター
小野 翔平
ONO, Shohei
- 東京学芸大学1年
- 1999-04-25
- 187cm/74kg

ミドルブロッカー
樫村 大仁
KASHIMURA, Hirohito
- 慶應義塾大学2年
- 1999-01-15
- 195cm/87kg

セッター
中村 駿介
NAKAMURA, Shunsuke
- 早稲田大学2年
- 1999-03-07
- 185cm/73kg

リベロ
市川 健太
ICHIKAWA, Kenta
- 日本体育大学1年
- 1999-04-06
- 175cm/70kg
【戦評】
第1セット
13位~16位決定戦に回った初戦は、25日、イランに敗れたインドとの対戦。立ち上がりから日本はコンビミスが出て1—3とリードを許し、さらにスパイクミスで4—8とされファーストテクニカルタイムアウトを迎える。しかし樫村大仁選手、中村駿介選手の連続ブロックポイントで7—8と追い上げ、さらに樫村選手のサービスエースで9—9の同点とすると、佐藤駿一郎選手が相手の速攻をブロックし逆転に成功。小野翔平選手にもブロックが出て15—12とその差を広げた。坂竜伎選手のスパイクや相手ミスで20—16としたところで、坂選手に代え伊藤洸貴選手を投入すると、サービスエースを決めて23—18。最後は佐藤選手に代わってリリーフサーバーに起用された阿部大樹選手が相手レシーブを崩してミスを誘い、セット先取に成功した。
第2セット
キャプテン・宮浦健人選手のスパイクで3—2とリードするが、ミスが出て4—5と逆転される。坂選手がフェイントを決めて7—7、佐藤選手のBクイックで8—7としファーストテクニカルタイムアウト。その後はブロックが機能すると、相手のスパイクミスもあって13—9とリードを広げた。坂選手のスパイクで17—11となった後、インドもサーブ、スパイクで得点し17—14と追い上げる。坂選手に代えて伊藤選手を投入しリズムを変えるが、日本はスパイクミスで21—20と苦しい流れに。しかし、佐藤選手の速攻で22—20とすると、宮浦選手のサービスエースと、最後は相手ミスで押し切り、セットを奪い取った。
第3セット
佐藤選手のブロックでリードした日本は、坂選手のサービスエースで4—2とする。その後、樫村選手のブロックポイントや相手ミスで8—3とリードを広げると、さらに樫村選手がネット際のボールをうまく押し込んで16—9と優位に試合を展開。終盤、相手の連続スパイクミスで19—11とすると、樫村選手に代わってリリーフサーバーに鍬田憲伸選手を投入、ここで佐藤選手の連続ブロックポイントで22—12と突き放した。最後は、佐藤選手がネット際のプレーを決めてこのセットも奪取。3-0で勝利した。
7月25日 日本×チャイニーズタイペイ 順位決定予備戦
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝1敗 |
2 | 25 | 28 | 18 | 22 | 10 |
チャイニーズタイペイ 4勝 |
3 | 22 | 26 | 25 | 25 | 15 |
【第1セットのスタメン】

オポジット
宮浦 健人
MIYAURA, Kento
- 早稲田大学2年
- 1999-02-22
- 189cm/78kg

ミドルブロッカー
樫村 大仁
KASHIMURA, Hirohito
- 慶應義塾大学2年
- 1999-01-15
- 195cm/87kg

アウトサイドヒッター
坂 竜伎
BAN, Ryuki
- 愛知学院大学1年
- 1999-09-03
- 187cm/83kg

アウトサイドヒッター
小野 翔平
ONO, Shohei
- 東京学芸大学1年
- 1999-04-25
- 187cm/74kg

ミドルブロッカー
佐藤 駿一郎
SATO, Shunichiro
- 東北高校3年
- 2000-05-17
- 204cm/94kg

セッター
中村 駿介
NAKAMURA, Shunsuke
- 早稲田大学2年
- 1999-03-07
- 185cm/73kg

リベロ
市川 健太
ICHIKAWA, Kenta
- 日本体育大学1年
- 1999-04-06
- 175cm/70kg
【戦評】
第1セット
中村駿介選手のサーブでスタート。キャプテン・宮浦健人選手のブロックに相手のスパイクミス、再び宮浦選手のスパイクで3—0とリードするとチャイニーズタイペイはタイムアウトを要求した。その後はお互いにサイドアウトを繰り返すと、小野翔平選手のスパイクで8—5としファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中村選手のブロックでリードを広げるが、チャイニーズタイペイのブロックにスパイカー陣が捕まり、12—14と逆転される。宮浦選手、小野選手の連続スパイクポイトで15—15の同点とした後、相手のスパイクミスで16—15としセカンドテクニカルタイムアウト。終盤、18—18で佐藤駿一郎選手に代えて阿部大樹選手、中村選手に代えて田代至選手を投入し、樫村大仁選手のサービスエースで22—21とすると、相手のミスでさらにリードを広げる。最後は佐藤選手のポイントでセットを先取した。
第2セット
小野選手がスパイクを決めるも、日本は連続スパイクミスで3—6とリードを許す。小野選手、坂竜伎選手の連続スパイクポイントで5—6と追い上げると、相手ミスで追いつき、チャイニーズタイペイはタイムアウトを要求。7—8でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた後、坂選手がブロックされるが、市川健太選手の好レシーブから小野選手が決めて10—10に。競り合いが続く中、再び阿部選手と田代選手を投入した。樫村選手、宮浦選手がブロックされて19—22となるが、樫村選手の連続サービスエースで23—22と逆転に成功する。さらに市川選手の好レシーブから小野選手が決めてセットポイント迎えた。その後ジュースに持ち込まれたが、最後は宮浦選手のブロックでこのセットも奪取した。
第3セット
立ち上がりは4—3とリードするが、サービスエースを奪われ4—6と逆転される。相手の好レシーブやブロックもあって11−15とリードを広げられるが、中村選手に代えて田代選手、宮浦選手に代えて阿部選手を投入し13—15と追い上げる。しかしセット終盤、日本はサーブレシーブが乱れてさらに点差を広げられ、そのままセットを失った。
第4セット
佐藤選手と樫村選手の位置を入れ替えてスタート。序盤はリードするも、コンビミスもあって7—8と逆転される。セット中盤は激しい競り合いで一進一退の展開。小野選手のサービスエース、樫村選手のブロックで15—13とし、セット終盤には坂選手に代わり伊藤洸貴選手を投入しリズムを変えるが、ミスが出て18—20と逆転される。宮浦選手、坂選手のスパイクで22—22の同点に追い付くが、その後は引き離されてこのセットも失った。
第5セット
日本はスパイクミスで1—3とリードを許し、タイムアウトを要求。小野選手のスパイクで4—5と追い上げるが、5—8でコートチェンジ。相手のスパイクミスで8—10と追い上げるが、その後はサイドアウトを繰り返し、最後は相手エースに決められて第5セットを失った。結果、セットカウント2—3で敗れた。
7月23日 日本×トルクメニスタン 予選ラウンド
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
トルクメニスタン 2敗 |
0 | 12 | 12 | 11 | – | – |
【第1セットのスタメン】

オポジット
宮浦 健人
MIYAURA, Kento
- 早稲田大学2年
- 1999-02-22
- 189cm/78kg

ミドルブロッカー
佐藤 駿一郎
SATO, Shunichiro
- 東北高校3年
- 2000-05-17
- 204cm/94kg

アウトサイドヒッター
坂 竜伎
BAN, Ryuki
- 愛知学院大学1年
- 1999-09-03
- 187cm/83kg

アウトサイドヒッター
小野 翔平
ONO, Shohei
- 東京学芸大学1年
- 1999-04-25
- 187cm/74kg

ミドルブロッカー
樫村 大仁
KASHIMURA, Hirohito
- 慶應義塾大学2年
- 1999-01-15
- 195cm/87kg

セッター
中村 駿介
NAKAMURA, Shunsuke
- 早稲田大学2年
- 1999-03-07
- 185cm/73kg

リベロ
市川 健太
ICHIKAWA, Kenta
- 日本体育大学1年
- 1999-04-06
- 175cm/70kg
【戦評】
第1セット
初戦に続き、中村駿介選手のサーブから始まった。まずは佐藤駿一郎選手のスパイク、中村選手のサービスエースでリードしたが、両チームともサーブミスが続いて4—4の同点に。そこから相手のスパイクミス、小野翔平選手のスパイクポイントで8—5とリードしファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。樫村大仁選手のスパイク、ブロックが決まって10—5とリードを広げ、さらに小野選手のサービスエースで11—5としたところでトルクメニスタンはタイムアウトを要求。その後、トルクメニスタンはブロックとサービスエースで12—8と追い上げたが、日本も佐藤選手のブロック、坂竜伎選手のスパイクで16−9としセカンドテクニカルタイムアウトへ。相手のスパイクミス、坂選手のスパイクポイントで20—10とリードを広げ、佐藤選手に代わってリリーフサーバーに伊藤洸貴選手を起用すると連続サービスエースで23−11とし、小野選手のスパイクで25点目。セットを先取した。
第2セット
樫村選手と佐藤選手の位置を入れ替えてスタートした。坂選手のスパイクポイントで3—2とリードするが、相手スパイクで5—5の同点とされる。佐藤選手の連続サービスエースで8—5としテクニカルタイムアウト。樫村選手の連続サービスエース、小野選手のブロックポイントで18—7と大きくリードを広げた。セット終盤、キャプテン・宮浦健人選手に代えて阿部大樹選手、中村選手に代えて田代至選手を投入すると、坂選手、田代選手の連続スパイクポイントで20—9とリードを広げる。その後、小野選手と交代で鍬田憲伸選手を投入しリズムをつかむと、最後は田代選手がスパイクを決め、25—12でセットを連取した。
第3セット
佐藤選手に代えて上條レイモンド選手を起用。坂選手、宮浦選手の連続ブロックポイントで3—0とリードすると、相手レシーブを崩すサーブで得点を重ね、7—1と一方的な展開に。中盤、阿部選手と田代選手を投入すると、その田代選手がスパイクを決めて14—6とリード。セット終盤には坂選手に代えて伊藤選手を投入し、上條選手のスパイクや中村選手、鍬田選手の連続ブロックポイントでマッチポインとをつかんだ。最後は鍬田選手が決めて第3セットを取り、セットカウント3—0で勝利した。
7月21日 日本×タイ 予選ラウンド
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝 |
3 | 25 | 25 | 27 | – | – |
タイ 1敗 |
0 | 19 | 17 | 25 | – | – |
【第1セットのスタメン】

オポジット
宮浦 健人
MIYAURA, Kento
- 早稲田大学2年
- 1999-02-22
- 189cm/78kg

ミドルブロッカー
佐藤 駿一郎
SATO, Shunichiro
- 東北高校3年
- 2000-05-17
- 204cm/94kg

アウトサイドヒッター
坂 竜伎
BAN, Ryuki
- 愛知学院大学1年
- 1999-09-03
- 187cm/83kg

アウトサイドヒッター
小野 翔平
ONO, Shohei
- 東京学芸大学1年
- 1999-04-25
- 187cm/74kg

ミドルブロッカー
上條 レイモンド
KAMIJO, Reimondo
- 早稲田大学1年
- 1999-09-16
- 195cm/74kg

セッター
中村 駿介
NAKAMURA, Shunsuke
- 早稲田大学2年
- 1999-03-07
- 185cm/73kg

リベロ
市川 健太
ICHIKAWA, Kenta
- 日本体育大学1年
- 1999-04-06
- 175cm/70kg
【戦評】
第1セット
中村駿介選手のサーブから始まった。日本のスパイクミスなどで0—3とリードされる立ち上がりだったが、その後は市川健太選手のレシーブから小野翔平選手がスパイクを決め、さらに坂竜伎選手のスパイクも決まり8—7でテクニカルタイムアウトを迎えた。セット中盤、小野選手のサービスエースや、キャプテン・宮浦健人選手の好レシーブから坂選手のスパイクが決まり11—8とリードする。サイドアウトを繰り返し、16—15でセカンドテクニカルタイムアウトを迎えた後、日本のスパイクミスが連続し17−17で同点とされる。さらにサービスエースを取られて18—19とリードされたが、終盤、タイはスパイクミスを連発し22—19と再び逆転に成功する。最後は中村選手のブロック、上條レイモンド選手のサービスエースで1セットを先取した。
第2セット
坂選手、小野選手の連続スパイクでまず4—1とリード。その後、坂選手のブロックが決まって8−5でテクニカルタイムアウトを迎える。中盤は両チームがサイドアウトを繰り返す展開。上條選手に代えて阿部大樹選手、中村選手に代え田代至選手を投入すると、佐藤駿一郎選手のブロックポイント、田代選手の連続スパイクポイントなどで23—14とリードを広げる。最後は坂選手がスパイクを決めて、このセットも奪取した。
第3セット
後がないタイにスパイクポイントを重ねられ、3—6とリードを許すが、小野選手のスパイクで7—7と追い上げる。セット中盤、坂選手の好レシーブを宮浦選手が決めて11—10と逆転に成功。さらに中村選手のサーブで相手のレシーブを崩し14—11とリードを広げた。その後、坂選手に代えてリリーフサーバーに起用された伊藤洸貴選手がサービスエースを奪い16—12でセカンドテクニカルタイムアウトを迎える。しかしその後、日本のスパイクミスやタイのブロックで16−17と逆転される。18—18で同点としたところで、中村選手に代え田代選手、宮浦選手に代え阿部選手を投入するが、タイに軟打を決められ19—22とリードされたところで、中村選手、宮浦選手と坂選手をコートに戻した。するとその坂選手がスパイクを決め21—22。タイにサービスエースを決められ21—24とされたが、中村選手のサービスエース、坂選手のスパイク、宮浦選手のブロックで逆転しマッチポイントを迎えた。最後は宮浦選手がスパイクを決めて第3セットを取り、セットカウント3—0でタイに勝利した。