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2014.08.04国際大会

【現地レポート】19歳の宮下遥選手のトスワークに期待 FIVBワールドグランプリ2014

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 FIVBワールドグランプリ2014で19歳のセッター・宮下遥選手(岡山シーガルズ)が、「世界一に挑戦」をテーマに掲げて新戦術を試す火の鳥NIPPONの攻撃を引き出そうと、トルコのアンカラで奮闘しています。

 

 身長177センチとセッターにしては長身で、眞鍋政義全日本女子監督が「ブロックでも貢献できる」と期待する存在。「まだ不安の方が大きくてスパイカーの良さを引き出せていない」と本人は初戦のトルコ、第2戦のロシアとの試合パフォーマンスに納得してませんが、崩れた体勢からでも正確なトスを上げる技術を周囲も認めており、大きな可能性を秘めた逸材です。

 

 今回の遠征メンバーで最年少とあって、練習や試合以外でも荷物運びやボール片付けを積極的に行う姿が印象的です。最も気を配っているのは「トスをネットに近づけすぎず、コンビを合わせること」。2日(土)のロシア戦では第3セットから登場し、日本らしい速攻を織り交ぜて一矢報いました。

 

 「精いっぱい、自分の持ち味を出して頑張るだけです」というホープのトスワークに今後も注目ください!

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