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2016.03.06国内大会

女子はJTマーヴェラス、PFUブルーキャッツがV・プレミア勢に勝利、男子はサントリーサンバーズ、FC東京がともにV・プレミアリーグ残留を決める 2015/16 V・チャレンジマッチ

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(写真は上尾メディックスに2勝したJTマーヴェラス)

 

 「2015/16 V・チャレンジマッチ(入替戦)」が3月5日(土)と6日(日)に、ひたちなか市総合運動公園総合体育館(茨城県ひたちなか市)と船橋アリーナ(千葉県船橋市)にて行われました。

 

 昨シーズンまでのV・チャレンジマッチはV・プレミアリーグのV・レギュラーラウンド下位2位チームとV・チャレンジリーグ上位2チームがそれぞれ対戦する形式で行われていましたが、今シーズンからV・チャレンジリーグが2部制となったことに伴い、V・チャレンジリーグⅠの最下位チームとV・チャレンジリーグⅡの最上位チームによる対戦も追加され、2日間にわたって2会場で計12試合が行われました。

 

 各試合の結果は次のとおりです。

 

◆女子

 ■上尾メディックス(V・プレミア8位)×JTマーヴェラス(V・チャレンジⅠ1位)

  第1戦: 0-3(21-25、16-25、24-26)

  第2戦: 0-3(18-25、23-25、21-25)

 

 JTマーヴェラスが2勝し、V・プレミアリーグ昇格の権利を得ました。昇格が決まれば、2013/14シーズン以来の復帰となります。吉原知子監督は就任初年でV・チャレンジマッチ勝利となったことを受けて「(就任以来)ずっと今日の試合で勝つことをイメージして準備をしてきた。9カ月もの間、選手たちには高いレベルの要求をしてきたが、本当によくやってくれた」と選手たちの健闘を称えました。

 

 ■デンソーエアリービーズ(V・プレミア7位)×PFUブルーキャッツ(V・チャレンジⅠ2位)

  第1戦: 0-3(16-25、19-25、22-25)

  第2戦: 3-1(25-16、25-20、23-25、25-17)

 

 2試合を戦い、1勝1敗で両チームのポイントが3と同点になりましたが、セット率で上回ったPFUブルーキャッツがデンソーエアリービーズとの戦いを制しました。V・プレミアリーグ昇格の権利を得たPFUブルーキャッツの寺廻太監督は「結果的に今日の試合で第3セットを取ったことで勝利することができた。今日の試合は2セットを取られた状況の中、頑張った選手たちを称えたい。今後はなお一層精進してチームの強化に努める」と来シーズンへの決意を新たにしました。

 

 ■柏エンゼルクロス(V・チャレンジⅠ8位)×トヨタ自動車ヴァルキューレ(V・チャレンジⅡ1位)

  第1戦: 3-0(25-23、25-21、26-24)

  第2戦: 2-3(25-23、22-25、22-25、25-20、13-15)

  

 柏エンゼルクロスは第2戦でフルセットの末に敗れましたが、柏エンゼルクロスの獲得ポイントが4、トヨタ自動車ヴァルキューレは2となり、柏エンゼルクロスのV・チャレンジリーグⅠ残留が決まりました。

 

◆男子

 ■FC東京(V・プレミア8位)×富士通カワサキレッドスピリッツ(V・チャレンジⅠ1位)

  第1戦: 3-0(25-20、25-21、25-14)

  第2戦: 3-1(25-19、23-25、25-12、25-12)

 

 FC東京は富士通カワサキレッドスピリッツを相手に2勝し、V・プレミアリーグ残留を決めました。FC東京の坂本将康監督は「来シーズンもV・プレミアリーグで戦う権利を得ることができて嬉しい。今日は(第1セットを取って残留が決まったあと)第2セットを嫌な形で落としたが、第3セットからサーブでリズムを掴んで勝ちきることができた」とコメントしました。

 

 ■サントリーサンバーズ(V・プレミア7位)×大分三好ヴァイセアドラー(V・チャレンジⅠ2位)

  第1戦: 3-0(25-22、25-13、25-21)

  第2戦: 3-0(25-17、25-21、25-13)

 

 FC東京と同じく2試合とも勝利を収めたサントリーサンバーズ。V・プレミアリーグ残留を決めました。キャプテンの栗山雅史選手は「1試合1試合、厳しい試合が続くシーズンだった。この2試合、何もなくただ勝ったわけではない。若手選手の台頭など、得られたものは大きい」と振り返りました。

 

 ■東京ヴェルディ(V・チャレンジⅠ8位)×VC長野トライデンツ(V・チャレンジⅡ1位)

  第1戦: 0-3(23-25、16-25、20-25)

  第2戦: 3-1(25-16、26-24、18-25、27-25)

 

 東京ヴェルディとVC長野トライデンツの対戦は1勝1敗となりポイントでは並びましたが、VC長野トライデンツが東京ヴェルディをセット率で上回りました。VC長野トライデンツはVリーグ初参加でV・チャレンジリーグⅡからV・チャレンジリーグⅠへ昇格する権利を勝ち取りました。

 

 V・チャレンジマッチを制したJTマーヴェラスとPFUブルーキャッツ、そしてVC長野トライデンツの昇格は、後日行われる理事会にて正式に承認される予定です。

 

 

 今シーズンのVリーグも、V・プレミアリーグの頂点を決めるファイナルを残すのみとなりました。本日6日(日)に開催されたV・ファイナルステージ ファイナル3で、女子は久光製薬スプリングスが東レアローズ、男子はパナソニックパンサーズが東レアローズに勝利。ファイナル行きの切符を獲得しました。

 

 日立リヴァーレ(ファイナル6の1位)と久光製薬スプリングスが対戦する女子は3月12日(土)15:07、豊田合成トレフェルサ(ファイナル6の1位)とパナソニックパンサーズが対戦する男子は13日(日)15:22試合開始となります。いずれも会場は東京体育館(東京都渋谷区)です。

 

 男女ファイナルが開催される12日(土)、13日(日)は、チャンピオンが決定する試合はもちろん、「FIVBワールドカップ2015」男女出場メンバーによるトークショーなど、会場内でのイベントが目白押しです!チケットは各種プレイガイドにて2月20日(土)より発売中です。ぜひ東京体育館に足をお運びください!

 

 

 V・チャレンジマッチの各試合はいずれの試合もポイント制(※)にて行われ、チーム間のポイントが並んだ場合は①勝率、②セット率、③得点率をもとに勝敗を決定します。いずれも同率だった場合は、V・プレミアリーグとV・チャレンジリーグIの対戦はV・プレミアリーグ、V・チャレンジリーグIとV・チャレンジリーグⅡの対戦はV・チャレンジリーグIのチームを勝者とします。

 

※セットカウント3-0または、3-1で試合が終了した場合: 勝者に3ポイント、敗者に0ポイント

 セットカウント3-2で試合が終了した場合: 勝者に2ポイント、敗者に1ポイント

関連リンク

V・チャレンジマッチ特設サイト(Vリーグ機構ウェブサイト)

V・ファイナルステージ特設サイト(Vリーグ機構ウェブサイト)

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