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2016.12.17お知らせ

2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会 有明アリーナの建設につきまして

 まずはじめに、2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会のバレーボール競技会場新設を見直す一連の議論におきまして、ご尽力いただきました関係団体および関係の皆さまに心から御礼を申し上げます。

 

 また、バレーボールファンの皆さんには大変ご心配をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。

 

 東京オリンピック招致活動の時からバレーボールの競技会場として提示されていた有明アリーナを当初の予定どおり新設していただくことが正式に決定し、まずは安堵しています。都内最大規模となるアリーナ施設を、全アリーナ競技を代表して東京オリンピックという大舞台で使用させていただく競技団体として、非常に身の引き締まる思いがしております。

 

 2020年以降、バレーボールはもちろん、さまざまなアリーナ競技やコンサートイベントなどがこの有明アリーナを使用することになると思います。その中で私どもはこの有明アリーナがすべてのバレーボーラーが目指すべき場所、いわば『聖地』となるべく、競技の魅力をこれまで以上に発信していくこと、そしてバレーボールを盛り上げ、応援してくださるファンを増やすことをこれまで以上に推し進めていかなければならないと強く認識しております。

 

 東京オリンピック開幕まで約3年半と時間は限られておりますが、引き続き東京都、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、スポーツ庁、国際バレーボール連盟などと連携を取りながら、バレーボール競技とビーチバレーボール競技が東京オリンピックの成功の一助となるべく、準備を進めて参ります。

 

 有明アリーナを舞台に戦う全日本男子チームと全日本女子チームが、バレーボールがオリンピック競技に正式に採用された地であるこの東京でふたたびメダルを掴み取ることができるよう、そして応援してくださるバレーボールファンの皆さま、国民の皆さまに感動をお届けできるよう、全力で強化にあたって参ります。

 

 

 なお、今月末に控えている東京都、日本国政府、大会組織委員会、国際オリンピック委員会の4者協議を経て、有明アリーナを2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会のバレーボール競技会場とすることが正式に決定いたします。

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