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2017.10.01ビーチバレーボール

男子・白鳥勝浩/高橋巧組、女子・石井美樹/村上めぐみ組が戴冠! ジャパンビーチバレーボールツアー2017 ファイナル グランフロント大阪大会

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 「ジャパンビーチバレーボールツアー2017 ファイナル グランフロント大阪大会」最終日が10月1日(日)、大阪府大阪市北区・グランフロント大阪内のうめきた広場と都島区・毛馬桜之宮公園内の大阪ふれあいの水辺で開催されました。

 

 第1日目に行われたプール戦の上位2チームがベスト4チームとして、朝9時からの準決勝に挑みました。

 

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 女子決勝戦は、シード1の西堀健実(トヨタ自動車)/草野歩(日本体育大学)組と石井美樹(湘南ベルマーレ)/村上めぐみ(株式会社オーイング)組の対決となりました。

 

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 第1セット序盤は、エンドコート中央から西堀/草野組の空間を切り裂くような石井選手のスピードサーブが、効果的に決まります。12-5とリードを奪った石井/村上組は、消極的になった西堀/草野組の甘いボールにしっかり対応。21-14と第1セットを奪いました。

 

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 第2セットも、石井/村上組のサーブは西堀/草野組を攻め続けます。「石井のサーブは、世界でも通用するサーブ。石井のサーブが決まることで私もサーブに変化をつけていける」と村上。万全の体勢でなかなか攻撃ができない西堀/草野組はスパイクミスでの失点が続き、石井/村上組は一つずつブレイクを重ねていきます。終わってみれば、第2セットを21-13で押さえ、石井/村上組が勝利しグランドチャンピオンの座をつかみとりました。 

 

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  石井/村上組は、女王の称号を引っ提げて、来週6日(金)から開幕する「AVCアジアツアーグランフロント大阪大会」に挑みます。

 

 男子決勝戦は、白鳥勝浩(トヨタ自動車)/高橋巧(了徳寺大教員)組と西村晃一(WINDS)/Jeremy Casebeer(WINDS)組の対戦となりました。

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 これまでエキサイティングな戦いを繰り広げてきた好カード。第1セット序盤は、これまで力強いスパイクを見せつけてきたCasebeer選手の行く手に白鳥選手のブロックが立ちはだかります。Casebeer選手の攻撃ミスも目立ち、白鳥/高橋組は15-9とリードを奪い、そのまま第1セットを21-12と先取しました。

 

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 第2セットは、西村/ Casebeer組はサーブの狙いを高橋選手から白鳥選手にチェンジ。白鳥選手の攻撃をブレイクし12-9とリードを奪い、反撃を開始します。しかし、「高橋が試合をあきらめていない目つきをしていたので、自分もそれに乗っかっていきたかった」と白鳥選手。緩急をつけたサーブポイントやブロックにつく振りをしてレシーブに下がるフェイクレシーブでCasebeer選手にプレッシャーをかけていきます。「普通にブロックを跳ぶと交わされてしまうけれど、後ろから見ていてCasebeer選手が意識しているのがよくわかった」と高橋選手が振り返るように、15-15から逆転に成功。再び主導権をたぐり寄せると22-20とデュースの接戦を制し、優勝をつかみました。

 

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 白鳥/高橋組は、レギュラーのツアーで5勝し、今大会のファイナルで6勝目。本日26歳の誕生日を迎えた高橋選手は、個人で3連覇(2014年~)を飾りました。

 

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 3位には、男子は越川優(株式会社ホリプロ)/ 長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)組と小野寺将克(松戸レガロ/サン調剤薬局グループ青森)/ 上場雄也(松戸レガロ)組、女子は長谷川暁子(愛媛県競技力向上対策本部)/二見梓(東レエンジニアリング)組と永田唯(スポーツクラブNAS)/熊田美愛(フリー)組が入りました。

 

■石井美樹選手

「今シーズンは調子が上がらないこともあったけど、最後に勝つことができてうれしい。来週はアジアツアーなので、気持ちを切り替えてがんばりたい」

 

■村上めぐみ選手

「今シーズンは途中でペアを再結成したので、昨年よりも意気込みも違う。優勝できるかわからなかったけれど、目の前のことに集中し積み重ねてきた結果だと思う」

 

■白鳥勝浩選手

「会場にたくさんのお客さんがいると自分たちのパフォーマンスも上がっていく。世界各地の会場の中でも、今大会の会場はすばらしい会場だと思う」

 

■高橋巧選手

「昨日の第1試合の調子があまりよくなかったので心配はあった。決勝戦は強い気持ちでサーブを打つことができた。周りのたくさんの応援があったおかげだと思う」

 

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 開催4年目となったグランフロント大阪大会。昨年の観客動員数1日およそ10,000人を超え、今年は24,700人の観客数を記録。男女各8チームは最高の舞台で、今シーズンのフィナーレを飾りました。

 

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 今シーズンのジャパンツアーは全日程を終了し、次なる戦いは今週6日(金)から始まる「AVCアジアツアーグランフロント大阪大会」となります。アジアの強豪チームが集結する国際大会にもぜひご注目ください。

 

なお今大会の結果、次週のAVCアジアツアーに日本代表(開催国枠)として出場するチームが以下のように決まりました。

 

〇男子

白鳥勝浩(トヨタ自動車)/高橋巧(了徳寺大学[教員])

小野寺将克(松戸レガロ/サン調剤薬局グループ 青森)/ 上場雄也(松戸レガロ)

 

〇女子

石井美樹(湘南ベルマーレ)/村上めぐみ(株式会社オーイング)

鈴木悠佳子(湘南ベルマーレ)/藤井桜子(株式会社市進ホールディングス)

西堀健実(トヨタ自動車)/草野歩(日本体育大学)

永田唯(スポーツクラブNAS株式会社)/熊田美愛(フリー)

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