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2022.08.08国内大会

失セット0で東山(京都)が初優勝 全国高校総体男子

 

 令和4年度全国高等学校総合体育大会男子バレーボール競技大会(インターハイ)決勝が8月7日(日)、丸亀市民体育館(香川県丸亀市)で行われ、東山高校(京都)が東福岡高校(福岡)をセットカウント3-0(25-23、25-19、25-18)で下し、初優勝しました。

 決勝は東山高校と、8年ぶり2度目の優勝を狙う東福岡高校との対戦となりました。東山高校はここまで失セット0で、一方の東福岡高校は準決勝で前回大会王者の鎮西高校(熊本)をフルセットの末に破り、勢いに乗って決勝に進出しました。

 第1セット、序盤は東山高校がリードするも、東福岡高校が田代理貴選手のサーブから流れを作り、5連続得点とリードを広げます。しかし、東山高校も麻野堅斗選手のサーブで相手を崩すと、尾藤大輝選手のバックアタックが決まり、7連続得点で20-19と逆転。その後はサイドアウトを取り合いましたが、田中拓磨選手のスパイクでブレイクし、東山高校がセットを奪いました。第2セットは序盤から花村知哉選手と尾藤選手のサービスエースが決まるなど、強烈なサーブが光り、最大8点差をつけます。その後もきっちりとサイドアウトを取った東山高校がセットを連取しました。第3セットは尾藤選手のスパイクや麻野選手のクイックで着実にリードを広げた東山高校が、セットカウント3—0で優勝しました。

 目標の高校三冠に向けて、まずは一つ目のタイトルを獲得。今年度高校生唯一の日本代表である麻野選手は「一つ目のタイトルを取れてすごくうれしいです。ただ、個人としてもチームとしても課題が残るので、そこを見つめ直して追求していきたいです」と気を引き締めていました。

(文責:日本文化出版)

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