国内大会

男子早稲田大3連覇、女子筑波大2連覇 全日本インカレ決勝

2019.12.02|国内大会

男子早稲田大3連覇、女子筑波大2連覇 全日本インカレ決勝

2019.12.02-2-top.JPG全日本バレーボール大学男女選手権大会(全日本インカレ)は12月1日(日)、大田区総合体育館(東京)で男女3位決定戦と決勝が行われ、男子は早稲田大学が3年連続7度目、女子は筑波大学が2年連続8度目の優勝を飾りました。

男子決勝は3連覇を狙う早稲田大学に筑波大学が挑む形となりました。高く隙のないブロックで筑波大学のスパイカーたちを苦しめる早稲田大学は、相手の攻撃をことごとく切り返して第1、第2セットを連取。このままでは終われない筑波大学は、エース小澤宙輝選手や途中出場の吉田綜眞選手らの得点で第3セットを奪い返しました。第4セットは中村駿介選手のトスワークから得点を重ねた早稲田大学がリード。宮浦健人選手が勝負どころで放つ強烈なサーブも光って筑波大学の反撃を抑え、同校初の3連覇となりました。

昨年はけがで全日本インカレの舞台に立てなかった堀江友裕主将は「いつまでもこのメンバーでプレーしたい。終わってしまって寂しいが今後も頑張っていく。応援ありがとうございました」と、笑顔で感謝を表しました。

筑波大学と福岡大学が対戦した女子決勝は、立ち上がりから筑波大学が攻めるサーブと堅実な守備で福岡大学の攻撃を封じ、リズムをつかみます。2セットを連取し、第3セットもリードを奪いましたが、福岡大学は途中から秦茉奈水選手がコートに入ると、ムードが一変しました。見事なカバーから孫田菜奈選手や林田愛佳選手の攻撃につなげて逆転でセットをもぎ取ると、第4セットも押し切って勝負はフルセットへ。息をのむシーソーゲーム、ジュースの末に最後は筑波大学の甲萌香選手を中心に高さを生かしたブロックが決まり、優勝を勝ち取りました。早稲田大学男子の堀江主将同様、去年はけがのためベンチから試合を見守った甲選手は「けがをしてからずっと、コートで1点を取るためにやってきて、周りがそれを支えてくれた。みんなに感謝している」と話しました。試合後、力を出し尽くした両チームの選手たちの目には涙があふれました。

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決勝の前に行われた3位決定戦では、男子は昨年ベスト8の中央大学が東海大学を振り切って2年ぶりの3位を勝ち取りました。女子は東海大学が順天堂大学を退けて勝利。順天堂大学は2回戦で敗退した昨年から躍進し、2016年以来2度目の4位に輝きました。

■12月1日(日)試合結果

第1試合 男子3位決定戦中央大学 3-1 東海大学

第2試合 女子3位決定戦東海大学 3-1 順天堂大学

第3試合 女子決勝筑波大学 3-2 福岡大学

第4試合 男子決勝早稲田大学 3-1 筑波大学

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