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全日本インカレ 有望新人選手ピックアップ[女子編]

2019.11.27|国内大会

全日本インカレ 有望新人選手ピックアップ[女子編]

11月25日(月)に開幕した全日本バレーボール大学男女選手権大会(全日本インカレ)は27日(水)、東京都内の各会場で男女2回戦が行われ、それぞれベスト16が出そろいました。大学日本一を決める舞台で躍動する注目の1年生たちから、女子の2選手を紹介します。

中川つかさ選手(金蘭会高校→東海大学1年/セッター/身長159㎝)

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7月にメキシコで行われた
第20回女子U20世界選手権
金メダルメンバーの中で、唯一の大学生。東海大学は複数の1年生がスタメンで出場していますが、「コートに入ったら(学年は)関係ない。自分のポジションは連係の要なので、トスやカバーといったつなぎを徹底している」と、高い意識で既に周囲をけん引する存在です。金蘭会高校では春高連覇にも貢献しました。Vリーグへと進んだ同級生もいましたが、「バレー以外にも大学で学べることがある。経験を積んで、上に行けるよう頑張りたい」と、自分で選んだ道を歩んでいます。「いろいろな面で基本に忠実。基盤ができているから崩れない」と藤井壮浩監督の信頼も厚い司令塔が、大学の舞台でも頂点に挑みます。

間野安里彩選手(千葉県立柏井高校→東北福祉大学1年/ミドルブロッカー/身長180㎝)

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「まじめでやるべきことを素直にきちんとできる選手。期待値は高い」。今春より指揮を執る松田健太郎監督が評するのは、長身ミドルブロッカーとして全日本インカレにデビューした間野選手です。線が細く、動きのキレやパンチ力でまだ先輩たちには及びませんが、高く粘り強いブロックや息の合ったクイックで得点を重ね、勝利に貢献しています。「高校と雰囲気が違ってプレッシャーを感じる部分もあるが、団結して先輩のために頑張るのは楽しい」と間野選手。同じくバレーボールに打ち込んでいた母親のように「芯の強い選手になりたい」と話し、チームが目指す日本一に向けて気持ちを新たにしていました。

数多くの1年生だけでなく上級生の奮闘も見逃せません。28日(木)には3回戦が行われ、男女ベスト8が決まります。29日(金)まで無料です。ぜひ会場でご声援ください。

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