男子は菟田野中学校が32年ぶりの優勝 女子は祇園東中学校が広島県勢初の頂点に 第56回全日本中学校バレーボール選手権大会

第56回全日本中学校バレーボール選手権大会は、男女ともに準決勝と決勝が大会最終日の8月23日(日)に広島グリーンアリーナ(広島市)で行われました。
男子決勝は宇陀市立菟田野中学校(奈良)と駿台学園中学校(東京)の優勝経験がある中学どうしのカードに。第1セット、菟田野中学校のエース堀江亜汰琉主将が197㎝の長身を生かしたスパイクで得点を重ね、主導権を奪います。対する駿台学園中学校はセッター栗本幸輝選手が攻撃を組み立て、伊東櫂選手のクイックや友野竜馬選手のスパイクで懸命に追いすがりますが、堀江選手がバックアタックやサーブで駿台学園中学校を圧倒。菟田野中学校は吉田健吾選手も得点し、リードを許さずにセットをものにします。第2セットは駿台学園中学校の早坂栞遠選手のクイックや関惇翔主将のスパイクなどでリードしますが、中盤以降、菟田野中学校の堀江選手が前衛や後衛関係なく得点し逆転。終盤には糸瀬龍輝選手が2連続でサービスエースを決めてリードを広げ、最後は堀江選手が強烈なスパイクをコートに突き刺し、菟田野中学校が2―0(25―19、25―19)で勝利。1994年の第24回大会以来、32年ぶりの頂点に立ちました。
女子決勝は地元の広島市立祇園東中学校(広島)と、第39回大会以来17年ぶりの制覇を目指す共栄学園中学校(東京)が対戦しました。第1セットは祇園東中学校が先行。セッターの里見梨紗選手の巧みなトスワークから、ともに2年生のエース伊藤希美選手と、ミドルブロッカーの西本咲蘭選手が得点を重ねます。終盤に共栄学園中学校の石田咲稀選手が高さを生かしたスパイクで点差を縮めますが、祇園東中学校がリードを守りきり、セットを先取します。あとがなくなった共栄学園中学校は第2セットに奮起。石田選手や酒井希絆選手らのスパイクで主導権を握り、セットを奪取します。最終第3セットの序盤は一進一退の攻防が続きますが、中盤に祇園東中学校の伊藤選手の連続スパイクでリズムをつくると、共栄学園中学校の攻撃を堅守でしのぎ、柴田陽音主将や西本選手が得点。最後は伊藤選手が決めきり、祇園東中学校が2―1(25―22、19―25、25―18)で勝利を収めました。祇園東中学校は広島県勢初となる優勝を成し遂げ、地元に歓喜をもたらしました。
(文責・写真提供:日本文化出版)
【男子結果】
優勝:宇陀市立菟田野中学校(奈良)
準優勝:駿台学園中学校(東京)
第3位:清風中学校(大阪)、日本航空高等学校附属中学校(山梨)
【女子結果】
優勝:広島市立祇園東中学校(広島)
準優勝:共栄学園中学校(東京)
第3位:八王子実践中学校(東京)、富山市立新庄中学校(富山)