昨年敗れたウクライナにストレートで勝利し開幕白星スタート 男子ネーションズリーグ

「バレーボールネーションズリーグ2026」(VNL)予選ラウンド第1週中国大会が6月10日(水)より臨沂にて開催しました。
FIVB世界ランキング7位(試合開始前時点)のバレーボール男子日本代表チームは日本時間6月10日(水)、同18位のウクライナと対戦し、セットカウント3-0(25-22、25-21、25-22)のストレートで勝利し、開幕戦を白星で飾りました。
第1セット、最初のポイントは髙橋藍選手でスタートします。ウクライナに連続でサービスエースを決められますが、深津英臣選手のディグから石川祐希選手が決めて5-4と逆転します。西田有志選手のサービスエースやエバデダンラリー選手のクイックで16-12とし、ウクライナがタイムアウトを取ります。リードを保ち終盤を迎えますが、ウクライナの強烈なサーブにレシーブが崩され連続ポイントを許し、21-19とされ日本がタイムアウトを取ります。リリーフサーバーの甲斐優斗選手のサーブから得点を奪いセットポイントを握ると、25-22で第1セットを取ります。
第2セットは、ウクライナに連続失点を許すなど波に乗れず2-6とされたところで日本がタイムアウトを要求します。その後はタイムアウトが続きますが、小野寺太志選手がブロックを決め8-10とします。追いかける展開の中、徐々にサーブレシーブが安定し始め、途中出場の宮浦健人選手がブロックと2本のスパイクを決め18-18と同点に追い付きます。さらに勢いに乗る宮浦選手はサーブからの連続ポイントで21-19と終盤でリードを奪い、25-21でセット連取します。
第3セット、序盤はサイドアウトを取り合い均衡した展開となります。互いに堅いディフェンスを見せますが、中盤でウクライナがブレイクポイントを奪い、14-17とリードを許します。ここで宮浦選手と永露元稀選手を2枚替えで投入すると、エバデダン選手のサーブがネットインし17-17と同点に追い付きます。髙橋藍選手のサービスエースで21-19。宮浦選手のスパイクで22-20と、またも終盤で逆転に成功し、セットカウント3-0のストレートで勝利しました。
男子日本代表は次戦、日本時間6月12日(金)21:00からポーランド(同1位)と対戦します。男子日本代表に引き続き応援をお願いします。
<次戦>
日本時間6月12日(金)21:00 日本×ポーランド
BS-TBSで12日(金)20:54から生放送、U-NEXTで生配信
<コメント>
小野寺太志選手
「相手のサーブとブロックに少し苦しめられて、もったいないシーンも多かったが、結果として 3-0 で勝てたのは嬉しい。それでも振り返るとまだまだ改善が必要な試合だった。この試合からネーションズリーグがスタートするということで、みんな気合いが入っていた分、少し硬さもあったかなとは思うが、それでもみんなで声を出してチーム一丸で戦えた。(自身のプレーについて)サーブやブロックで点が取れたのは良かったが、もう少し点が取れるシーンもあった。特にスパイクでは決定率が低かったので修正して次の試合に臨みたい。(久しぶりに一緒にプレーする選手たちについて)コミュニケーションもすごく取りやすく、コートの中での会話も絶えずに、一緒にやっていて楽しいメンバーが揃ってきたなと思う。(次戦に向けて)ポーランドも今までと違うメンバーで来ているので、自分たちがいい調整するためのいい機会だと思うので、今日の試合よりも内容のいいものをポーランド相手でも残せるように頑張りたい」
深津英臣選手
「(7年ぶりの国際大会出場で)国歌斉唱はたかぶるものがあった。試合中は楽しみながらプレーできたが、もう少し自分が試合に入っていくことができたらいいと思った。試合前は緊張していたが、試合が始まったらしっかりチームメイトを信じてトスを上げることができた。チームが勝ったのはいいが、やはり(国内でプレーするのとは)トス回しを変えなければいけないと感じた。その中でもスパイカーを信じていいトスを上げれば決めてくれる場面もあったので、さらにいいチームができたらいいのかなと思う。今日の相手は(身長が)大きかったが、その中でもスペースを見つけて攻撃できた部分もあれば、修正しなければいけない部分もあったので、それは自分にとって大きな収穫になった。途中から入ってきた選手が助けてくれたので、次にスタートから入る機会があれば、しっかり流れを掴めるようにしたい。(次戦に向けて)試合を通してチームを作っていくことが必要だと思うので、時間はかかると思うが、コミュニケーションを取り続けていいチームを作っていきたい」
西田有志選手
「勝てたことは非常に喜ばしいことだと思うが、少しずつズレがあったり、コンビネーションのところでもっと日数が必要な部分があったが、その中でも上手く全員がカバーしながら勝負に出られたと思うので、そこが今日の1勝に繋がったと思う。(2年ぶりのVNL出場となったが)自分はやるべきことをやるしかなかったので、もっとやれることはたくさんあったが、無理して何かをプッシュし続けてエラーが出るよりも、チームの中での最優先事項を全うすることができたので、もっとひとつずつのクオリティを上げていきたいと思うが、今日は今日で自分のできることをやれたと思う。(今後の試合は)良くなる方向しかないと思う。妥協してしまえばそれくらいのクオリティになってしまうと思うので、しっかり全員が積極的にやっていきたいと思う。ミスをすることが悪いと自分たちは思わないので、練習でミスをして、試合でしっかり成功するような形を全員で作れるようにやっていきたい。(ポーランド戦は)選手が全然違うので、しっかりデータを取って、できることは少ないかもしれないが、少しずつできることを増やして、チームで1勝を取れるようにやっていきたい」
写真提供:VolleyballWorld