開催地中国に勝利し3連勝 男子ネーションズリーグ

「バレーボールネーションズリーグ2026」(VNL)予選ラウンド第1週中国大会が6月10日(水)より臨沂(中国)にて開催されています。
FIVB世界ランキング6位(試合開始前時点)のバレーボール男子日本代表チームは日本時間6月13日(土)、同31位の中国と対戦し、セットカウント3-1(25-23、25-22、20-25、25-21)で勝利し、中国大会3連勝を飾りました。
第1セット、ホームの大歓声を浴びた中国に6-8とリードを許しますが、中国の攻撃の中心であるミドルブロッカーを攻略すると、この試合でスタメンに復帰した石川祐希選手のスパイクや同じくスタメンに復帰した小野寺太志選手のブロックで15-11と逆転に成功します。その後、点差を縮められるも20-17で終盤を迎えます。長いラリーを制すなど、粘り強い守りも見せ25-23で第1セットを取ります。
第2セット、深津英臣選手の好レシーブから得点につなげるも、中国の高さの生かした攻撃で序盤は拮抗した展開で進みます。それでも髙橋藍選手のスパイク、小野寺選手のブロックで11-8とすると、髙橋藍選手の2連続サービスエースで14-9とリードを広げます。その後も攻守で中国を寄せ付けず20-14とします。終盤1点差まで追い上げられますが、最後は髙橋藍選手のバックアタックが決まり、25-22でセットを連取します。
第3セットは、中国が第2セット終盤で見せた勢いそのままに得点を重ね1-5とリードを許し、日本がタイムアウトを取ります。その後も中国の徹底したミドルブロッカーの攻撃を止められず、2-9とリードを広げられます。4-11で宮浦健人選手と永露元稀選手を2枚替えで投入します。徐々にリズムが出てきた日本は、富田将馬選手のスパイクなどで徐々に点差を縮めていきますが、序盤のリードが大きく響き、このセットを落とします。
第4セットはスタートから宮浦選手を起用します。中国に流れを持っていかれそうになりますが、粘り強いディフェンスと、髙橋藍選手のサービスエースなどで5-4とします。その後は互いにサイドアウトを取り合い10-10で中盤に突入します。2段トスを石川選手が打ち切り12-10。小野寺選手のサーブが冴え、サービスエースを含む連続ポイントを奪うと、日本が2点リードで終盤に。ブロックタッチから攻撃につなげ着実に点差を広げていき、最後は宮浦選手が決めて25-20で取り、セットカウント3-1で勝利しました。
男子日本代表は次戦、日本時間6月14日(日)21:00からスロベニア(同5位)と対戦します。中国大会最終戦に臨む男子日本代表に引き続き応援をお願いします。
<次戦>
日本時間6月14日(日)21:00 日本×スロベニア
BS-TBSで14日(日)20:54から生放送、U-NEXTで生配信
<コメント>
髙橋藍選手
「内容的に反省する部分はあるが、中国もいいチームで、苦しむ展開も出てくると自分自身も思っていたので、その中でも勝ち切れるというところが大事なポイントでしっかりと3戦できた。中国はアジア選手権で当たる相手ではあるので、そこにまずは勝つことができたというところは自信にしながら、内容のところでもっと求めていかないといけない部分は反省して改善して、明日のスロベニア戦に向けてしっかり準備していきたい。4セット目、自分たちの底力を見せられた。自分が最後の1点を取り切っていく、終盤でのチャンスを掴んでいく。しっかりそこが今日はできたのではないかなと思う。相手がリードしたり、相手がブレイクポイントを取ったり、(相手に)いいプレーが出るとやりにくい部分はあったが、しっかり自分たちのプレーや、自分たちにフォーカスを当てられていたので、見失うことはなかった。リードをされてもしっかりと見極めて、次のセットで勝負していくことにマインドも切り替えられたので、それが今日は非常に良かった。(スロベニア戦に向けて)1戦1勝を大事だと思っているので、明日は間違いなく強い相手で、簡単な試合にはならないので、しっかり準備していく。自分たちがいいプレーをしていければチャンスは来ると思うので、まずは自分たちのバレーボールを全面的に出して、あとは気迫で得点を取りに行きたい」
山本智大選手
「1、2セット目は非常にいい形で取れたが、3、4セット目は相手のフローターサーブに苦しむ場面があったので、そこにどう対処していくか、どう(ローテーションを)回していくかという課題が見つかったので改善していきたいが、まずは勝てたことに意味があるので良かったと思う。(アジア選手権でも対戦する可能性があるので)中国のやりたいバレーや特徴を掴むことができたので、アジア選手権までまだ時間はあるが、しっかり対策しながら自分たちも見つめ直すところがあるので、今日よりも次やるときはいいバレーを見せられるようにしたい。(相手ホームの試合だったが)自分はあまり気にしないで楽しみながらプレーすることができるので、大きな歓声も自分の背中を押してくれていると捉えてプレーしていた。1、2セット目のように何でも上手くいくときは何をしてもいいと思うが、3セット目以降は苦しむ場面でチームが下を向いたり、ネガティブなミスが増えたので、自分の声かけや行動でチームを変えることができると思ったので、そこを意識してプレーしていた。(最終戦の対戦相手のスロベニアは)非常に強い相手だが、自分たちのやるべきことをやれば勝つことができると思うので、4連勝して日本に帰りたい」
エバデダンラリー選手
「結果的には3-1の快勝だが、サーブやサーブレシーブ、スパイク、ブロックなど多くの側面で課題が残る試合だったので、マイナスの印象が強い結果だった。個人のフィーリングでは(クイックなどを)あまり決めることができた印象はなく、打数はもらっていたがそれに応えるスパイクを打つことができていなかったので課題が残るところがある。結果は結果だし、3-1で中国に勝てたことはチームとしてはいい結果だと思うし、アジア選手権に向けた一歩になった。完全アウェーだったのでやりずらさはあるし、(中国も)すごくいい選手がそろっているので、自分たちとしてはやりにくい試合だったが、その中でも日本の応援をしてくださる観客もいたので、(アウェーの試合を)克服するチャンスになったので、すごくいい試合ではあった。中国大会で全勝できるように、1戦1勝していくためにも次のスロベニア戦も大事になってくると思うので、しっかり休んでリカバリーをして、映像を見て、やることをやって試合に臨めるように頑張りたい」
写真提供:VolleyballWorld