フルセットの戦いを制し、セルビアに逆転勝利 女子ネーションズリーグ
「バレーボールネーションズリーグ2026」(VNL)予選ラウンド第2週フィリピン大会が6月17日(水)よりパシグシティにて開催されています。
FIVB世界ランキング4位(試合開始前時点)のバレーボール女子日本代表チームは日本時間6月17日(水)、同9位のセルビアと対戦し、セットカウント3-2(20-25、26-24、18-25、32-30、15-7)のフルセットを制し、連勝を5に伸ばしました。
第1セット序盤は競った展開に。中盤にかけてセルビアに一歩リードされますが、12-15の場面で佐藤淑乃選手の執念の繋ぎからブロックで仕留め13-15とします。ここから流れを掴みたい日本ですが、荒木彩花選手にアクシデントもあり、15-18で日本がタイムアウトを要求します。流れを変えるべく、秋本美空選手と北窓絢音選手をコートに投入し、その秋本選手や北窓選手が攻守で躍動しますが、20-25で第1セットを奪われます。
第2セットは北窓選手をスタートから起用します。終盤まで競り合う展開になりますが、北窓選手のサービスエースで日本が流れを掴むと、最後は石川真佑選手の連続得点で26-24とし、セットを奪い返します。
第3セット、入りは互いに譲らず8-8まで同点で試合が進みますが、セルビアの高さのあるブロックに苦しみます。山田二千華選手のサーブから一時は同点に追い付きますが、終盤に突き放され、18-25でこのセットをとします。
後がない第4セット、序盤からセルビアに主導権を握られますが、和田由紀子選手や佐藤選手の活躍で追い上げを見せます。日本が先にセットポイントを握りますが、セルビアに逆転を許し、24-25でセルビアにマッチポイントを握られます。セルビアのサーブミスにより同点に追い付き、石川選手や和田選手のスパイクで日本が最後まで粘りを見せ、32-30でフルセットに持ち込みました。
最終セット、第4セットの勢いそのまま10-5と日本が優位に試合を進めます。島村春世選手のクイックや佐藤選手の連続サービスエースで13-5とさらにリードを広げると、最後は石川選手のスパイクで15-7とし、セットカウント3-2で勝利しました。
女子日本代表は次戦、6月19日(金)21:00にチェコ(同13位)と対戦します。BS-TBSでの生放送もありますので、画面の前から女子日本代表に引き続きご声援をお送りください。
<次戦>
日本時間6月19日(金)21:00 日本×チェコ
BS-TBSで19日(金)20:54から生放送、U-NEXTで生配信
<コメント>
島村春世選手
「色々思うところはあるが、チーム一丸となって取った1セットであり1勝だと思う。試合の後半の大事なところで点数は取れていたかもしれないが、序盤で点数を取れていればと思ってしまう気持ちが強いので、今日のパフォーマンスに関しては50点。セルビアは高さがあり、課題であるブロックのところでなかなか存在感を出すことができなかったし、相手が疲れてきて打点が下がったときに捕まえることができたので、相手がいい状況でもタイミングや高さをもう少し研究して、チームを少しでも楽にさせられるようなブロックをやっていきたい。(次戦に向けて)一人で頑張るのではなく、一人ひとりが力を出さなければ勝てないと思うので、自分の1点もみんなの1点も全力で喜んで、全員で1点を取って1セットを取って、最後に勝利に繋げられるように頑張りたい」
石川真佑選手
「フルセットでフィリピン大会の最初の試合で勝てたことは良かったが、自分たちのいいところも悪いところも出た試合だった。セットごとに切り替えられたのは良かったが、試合の中でもっと修正していけたら良かった。色々なメンバーが出場する中で、自分たちの流れの時はしっかり継続していかないといけないし、自分もいいときと悪いときの波がすごくあったなと感じている。私も一つひとつ、チームを鼓舞するようなところは意識していた。こういった試合は勝ち切っていかないと(今後は)難しいと思っていたので、より気持ちも入っていたと思う。(セルビアは)高くて、本当にミドルブロッカーの選手もすごくブロックのいい選手が多いので、そういった選手をどう崩して点数を取るかというところは意識していた。(次戦に向けて)1日空いて、また3戦あるので、しっかりコンディションを整えてやっていきたい。今日みたいな苦しい場面もこれからも絶対あると思うので、そういった中でもっと自分たちが試合の流れを早く修正をして、いい流れを作っていきたい」
福留慧美選手
「第2週の1戦目で難しい試合になることは自分たちも分かっていたが、やはり出だしのところや、ここというところで点数が取れない場面もあったが、最後に勝ち切れて良かった。今日の相手はブロックの上からも来て、傾向が分かりにくく、自分も守りにくいなというのがあったが、そこはブロッカーやフロントレフトとバッグミドルとコミュニケーションを取って、どこを捨ててどこを拾うかというのを明確にできたので、そこは良かったと思う。(次戦に向けて)まずは個人的にも修正しないといけないところがあるし、チームとしても歯車が合っていない部分もあったと思うので、そこをしっかり話して修正していきたい」
写真提供:VolleyballWorld