スロベニアとの3位決定戦に敗れ、大会を4位で終える 男子ネーションズリーグ

「バレーボールネーションズリーグ2026」ファイナルラウンドが7月29日(水)から寧波北侖(中国)で行われています。
FIVB世界ランキング5位(試合開始前時点)のバレーボール男子日本代表チームは8月2日(日)、同6位のスロベニアと準決勝で対戦し、セットカウント1-3(21-25、28-26、22-25、22-25)で敗れ、本大会を4位で終えました。
第1セットの序盤は、拮抗した状態で進みます。スロベニアのサービスエースでリードされますが、髙橋藍選手のサーブで崩し西本圭吾選手がブロックを決めて10-9とします。しかし、スロベニアもブロックを決め10-11と逆転されます。その後は、サーブで崩すも、決定打に繋げられず、互いのサイドアウトが続きます。終盤でサーブレシーブを崩されブレイクを許し18-20とされると、サービスエースを決められ21-25で第1セットを取られます。
第2セット、スタートで起用された大塚達宣選手のディグから髙橋藍選手がバックアタックを決め、さらに大塚選手のスパイクで5-2とします。その後、スロベニアのサービスエースで徐々に点差を縮められます。そしてスロベニアのブロックで20-21とされると、日本がタイムアウトを取ります。スロベニアの流れの中、西田有志選手がブロックを決め23-23の同点とし、さらに西田選手のサーブからブレイクに成功し24-23とします。デュースにもつれたセットは、ラリーを制した日本が28-26で取り、セットカウントを1-1とします。
第3セット、エバデダンラリー選手にブロックが出ますが、互いに粘りのバレーを見せ、試合は同点で進みます。しかしスロベニアに連続でブロックを許し9-11とされ、その後もスロベニアの流れのまま試合は進みます。それでも、大塚選手のサーブからブレイクし14-15。さらに、リリースサーバーで入った石川祐希選手のサーブから山内晶大選手がブロックを決め16-16と同点に追い付きます。しかし、要所でブロックに止められ18-21とされ、日本がタイムアウトを取ります。苦しい状況が続く中、永露元稀選手や宮浦健人選手を投入しますが、流れを変えられず22-25で第3セットを落とします。
第4セット、会場から日本コールが送られる中、宮浦選手のサーブでチャンスを作り大塚選手が決め6-3とリードします。さらに宮浦選手のバックアタック、深津英臣選手のサービスエースで11-8とします。しかし、スロベニアの反撃にあいたちまち同点とされると、サイドアウトが取れない日本は14-16と逆転されます。その後も追いかける展開が続きます。富田将馬選手のサーブから得点しますが、最後まで得点差を縮められず22-25でセットを落とし、敗れました。この結果、本大会を4位で終えました。
6月10日(水)に開幕してからおよそ1か月半もの間、男子日本代表チームを応援いただき、ありがとうございました。9月4日(金)からは北九州市立総合体育館(福岡県北九州市)にて「2026男子アジア選手権大会」が開催されますので、引き続きご声援をお送りください。
<コメント>
深津英臣選手
「やはりこういう試合で勝たないと成長していかないということは分かっていたけど、難しい試合だったし、まだ自分たちが成長しないといけないポイントが個人としても分かり、チームとしても見えたと思う。これが世界と戦う上で相手も色々なものを背負っていて、こういう負けてはいけない試合で、もうひとつスイッチを入れることは勉強になるし、それはまだ自分たちの伸びしろだと思うし、まだ成長できると思う。(ベスト4という結果は)すごく悔しいしいという思いが一番に来て、もっと個人として上手くなりたいなど色々な考えを持って整理したい。(アジア選手権に向けて)負けたら先がないという試合なので、もちろんこのVNLで出た反省、そして自分たちがやってきたバレー、いい時はどういうバレーができているのかを整理してやっていけば、必ず目標は達成できると思うので、詰めるところは詰めて、伸びるところはしっかり伸ばしてやっていきたい」
山本智大選手
「メダルを獲って帰りたいという思いはあったが、VNLを通してチームとしても成長した部分はあったし、まだ伸びしろがあると思ったので、次の合宿からアジア選手権に向けて頑張りたい。やはり細かいプレーや、チームの少しのずれが1点2点の差になったので、そういったところを突き詰めていきたい。メダルを獲るのは簡単ではないし、この1点、あの1点を取れば良かったというところを取り切れるようにこれからもっと突き詰めてやっていきたい。今年の最大の目標はロサンゼルス2028オリンピックの切符を獲ることなので、それに向けてやってきたVNLだったので、さらに成長していけるように個人としてもチームとしても頑張りたい。(アジア選手権に向けて)このVNLを経験して、チームとして成長したところもあるし、まだまだなところもあるので、その課題を克服してアジア選手権で絶対優勝して、ファンの皆さまとオリンピックの切符を取れるように頑張りたい」
大塚達宣選手
「今日は2セット目から入って、何か少しでもチームの流れを変えたいなと思って入って、変えることができる部分もあったが勝ちに繋がらなかったと思うし、結果は負けで悔しいが、コートの中に入っているからこそ経験できることは得ることができたので、個人的には貴重な機会だったと思う。途中、自分のリズムを少し見失う時間帯もあったが、自分自身でリズムを取り戻してパスやスパイクができて、試合の途中で修正できた部分はひとつ良かったかなと思うが、その波をなくしていけないといけないし、そのためにはもっと自信をつける必要があると思うので、どうやって自分で高めていくかが課題だと思う。今日はサーブだけではなくコートに長く立つことができたので、チームとしては信頼して送ってくれたことなので、結果で応えたかった部分はあるが、できたこと、できなかったことがはっきりしていると思う。どっちの経験も必要なものだと思うので、それをやっていく中で自分の自信に変わっていくと思うので、こういう機会をもらうためにもっと頑張っていきたいと思うし、もらったときにしっかり自分のやりたいことをさらにもっとできるように頑張りたい。(アジア選手権に向けて)1日1日を大切にして、本番の試合でしか得ることができない経験はできないが、練習の中でそれに近いものを自分で作っていって、少しでも自分の自信になるプレーを増やしていくための練習にしたいし、そういう時間の使い方をしたい。親善試合もあるので、この1か月は大事な1か月になると思うので、チーム全員でもそうだが、個人でもそういう思いを持ち続けながらしっかりやっていきたい」
写真提供:VolleyballWorld
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