第1回男子日本代表広報リポート

バレーボール男女日本代表チームに帯同するチーム付き広報がお届けする広報リポートが今年もスタートします!チーム付き広報しか知らないチームの舞台裏や選手の情報をお届けします!
女子に続き今年も「男子日本代表広報リポート」がスタートします!
チームに密着しているからこそ垣間見える舞台裏や秘話を交えながら、選手たちの魅力やチームの『今』を発信していきます!
ロラン・ティリ監督(62)体制となり2年目を迎えた男子日本代表。始動となった合宿が5月11日(月)からスタートしました。まず集合したのは、若手中心の選手8人と練習生を合わせた11人。緊張感漂う練習前、ティリ監督自らが選手たちに歩み寄り、ジョークも交えながら気さくにコミュニケーションを図る姿が印象的でした。その温かい眼差しは、まさにチームの“お父さん”的存在です。
そんな中、ひと際緊張した面持ちを見せていたのが、代表初選出の一ノ瀬漣選手です。今年、高校生で唯一代表に選出されたチーム最年少の17歳。最初は「勝手が分からない」と戸惑いを見せていたものの、いざ練習が始まると一変。先輩たちに引けを取らない堂々たるプレーを披露し、周囲を唸らせました。「本当にレベルの高い環境でプレーさせてもらい、自分自身たくさん学ばないといけない。オリンピックでメダルを取るのが自分の夢。そこにまずは絡めるようになるのが今の目標」。その言葉からは、最年少ながらも日本代表としての覚悟と、確固たる決意が満ちあふれていました。
その後、続々と選手が合流。5月中旬には、イタリアリーグを終えた大塚達宣選手をはじめ、広島サンダーズ、東京グレートベアーズの選手たちも加わり、総勢20人近くの所帯となりました。
メンバーが揃ったことで、練習はより実戦的な6対6のゲーム形式へと移行。徐々にチーム内の熱量が高まる中、ある日の練習前、ティリ監督は「2026年は日本代表にとって非常に大切な年。アジア選手権がオリンピックの切符を勝ち取るために必要な試合」と、今シーズンの最大目標を選手たちへ明確に提示しました。
そして5月末、ついに全選手が集結。今年もキャプテンとしてチームを牽引する石川祐希選手や、2年ぶりの代表活動となる西田有志選手らの顔ぶれが勢揃いしました。久しぶりに日本代表のコートで汗を流した石川主将は、「久しぶりにみんなと練習できたので楽しかった。クラブシーズンとは違った楽しさやワクワクがある。ティリ監督の求めるバレーボールを自分たちが楽しみながらできるようなチームになることが必要」と、晴れやかな笑顔で語ってくれました。
「2026男子アジア選手権大会」でのロサンゼルス2028オリンピックの切符獲得を見据え、2026年男子日本代表の挑戦がいよいよ始まりました。まずは6月10日(水)に開幕するネーションズリーグ2026で、世界の強豪たちに全力で挑みます。今年も男子日本代表への温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします!
【裏話】今年の円陣の掛け声は……?
今年の合宿スタート時、練習前後の円陣の掛け声が「Oui,chef!(ウィ、シェフ)」になっていたのをご存知でしょうか?
これは大塚選手を中心に考案されたもので、フランス出身のティリ監督にちなみ、「パッと思いついたフランス語」という理由だけで採用されたそうです(特に深い意味は無いとのこと!笑)。現在は昨年同様の「1、2 GRIT!」に戻っていますが、チームの仲の良さとリラックスした雰囲気が垣間見える一幕でした。