開催国・中国に逆転勝ちで準決勝進出を決める 男子ネーションズリーグ

「バレーボールネーションズリーグ2026」ファイナルラウンドが7月29日(水)から寧波北侖(中国)で行われています。
FIVB世界ランキング4位(試合開始前時点)のバレーボール男子日本代表チームは7月29日(水)、同35位の中国と準々決勝で対戦し、セットカウント3-1(23-25、25-23、25-16、25-23)で勝利し、準決勝進出を決めました。
第1セット、髙橋藍選手がスパイクを決めるも、中国のジャンプフローターサーブでサーブレシーブを崩され1-4とリードされます。リズムに乗れない日本は、5-9と追いかける展開でタイムアウトを取ります。その後も中国のフローターサーブでのサービスエースや、クイックに苦しめられ点差を縮められません。それでもエバデダンラリー選手の連続ブロックで16-18とすると、髙橋藍選手のサーブからブレイクし19-19の同点とします。その後、西田有志選手が決めて逆転に成功しますが、中国のサービス―エースとブロックで20-22とされると、23-25で第1セットを落とします。
第2セットも、序盤は中国のペースで試合が進みます。日本がサイドアウトで苦しむ中、中国はブレイクにも成功し、得点を重ねます。3点を追う展開で、富田将馬選手をコートに投入します。その富田選手のレシーブからエバデダン選手が決め15-15とし、徐々に日本がペースを掴み始めます。長いラリーから最後は髙橋藍選手が決め21-19と終盤でリードし、最後は西田選手が決めて25-23でセットカウントを1-1とします。
第3セット、最初の得点は髙橋藍選手のブロックでスタートします。このセットから起用された西本圭吾選手のサーブから連続でブレイクに成功し6-2とすると、西田選手と髙橋藍選手のサービスエースでリードを広げていきます。サーブレシーブが安定した日本が先に20点に乗せ、西本選手のクイックで攻め、最後はエバデダン選手のブロックが決まり25-16でセットを取ります。
第4セット、最初の得点は西本選手のブロックとなります。髙橋藍選手のサービスエースで4-1とし、中国がタイムアウトを要求します。その後も日本が流れを掴んだまま中盤を迎えると、長いラリーを制し17-14とします。しかし、中国はブロックなどで得点し同点に追い付かれると、サービスエースで逆転を許します。それでも、髙橋藍選手のバックアタックで再度逆転に成功し、終盤23-23と同点に追い付きます。最後は富田選手のサービスエースで25-23。逆転で勝利し準決勝進出を決めました。
次戦は、日本時間8月1日(土)20:30から、イタリア対アメリカの勝者と準決勝で対戦します。メダル獲得をかけた一戦に、引き続きご声援をよろしくお願いします。
<次戦>
8月1日(土)日本時間20:30 日本×イタリア対アメリカの勝者
TBSで地上波生放送、U-NEXTで生配信
<コメント>
エバデダンラリー選手
「1セット目に結構な点差でやられてしまって、その後2セット目からしっかりみんなでカムバックできたところが今回の勝因だと思う。1セット目が終わったところで次のセットに向けてみんなで切り替えたところと、途中から入ってきてくれた(富田)将馬さんにすごく助けられたし、パスの硬さと攻撃力でチームの流れが変わったので、そこが勝因だと思う。(自身のプレーについて)ブロックに関しては要所で決まった印象はあるが、攻撃は大事なところでミスをしてしまったので、そこを課題に次の試合はやっていきたい。(劣勢からの勝利となったが)諦めなければ勝つことができるので、1セット取られてもそこからカムバックできるように次の試合もやっていたい。(準決勝は対戦相手が)アメリカかイタリアのどちらかになると思うが、強豪だと思うので、そこに負けないように自分たちの強みを最大限出していきたい」
富田将馬選手
「ネーションズリーグの途中から今日のようなプレーができていたので、自信を持って途中からでも自分の仕事をしようと思って臨んだ。エースやダイレクトをなくすことと、コート内に(ボールを)収めることを意識しながらパスに入った。パスもスパイクも今日は調子が良かったので、そこをしっかりチームに還元して、勢いを付けることができて良かった。ファイナルラウンドは15人で戦っていたので、その気持ちを忘れず、出たら頑張るし、もちろんチームを勝たせるために頑張らないといけないので、そこは今後も続けていきたい。(準決勝は)またタフな試合になるが、チーム全員で戦っていきたい」
西田有志選手
「もちろん完璧ではないし、こういう展開でも予選ラウンドで勝ち続けてきたので、それがしっかり出たと思う。こうしたいという展開はあるが、勝つことが非常に大切ではあったので、それが結果として出たことは良かったと思う。(2セット目から)立て直すというよりは、相手が良かったので、こちらがどうというよりもしっかりと戦い続けるということだけをしっかりやれればいいと思っていた。自分たちができている部分だけにフォーカスしてやっていくことがしっかりできたことが大きかった。(2セット目以降より気合が入ったように見えたが)もちろん負けたくないので当たり前だが、ちょっとしたゲームメイクができればいいなと思っていたし、ひとつずつそれができれば良かったが、全部が全部自分でできるわけではないので、チームがいてからこその自分だと思うので、残りの2戦もしっかりチーム全員で戦いたいと思う。(準決勝に向けて)やれることだけをやって、しっかりとコンディションを整えてやっていきたい」
写真提供:VolleyballWorld