タイに敗れ今大会を4位で終了第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技

2014.10.02｜国際大会

タイに敗れ今大会を4位で終了第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技

「第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技」は10月2日(木)、仁川(韓国)で大会最終日を行い、日本はファイナルラウンド(3位決定戦)でタイと対戦しました。日本は各セットとも序盤はタイを追う展開となり、後半にかけ接戦の展開に持ちこみますが、タイの力強い攻撃に押し切られ、ストレート(17－25、22－25、23－25)で敗戦。今大会最終順位を4位で終えました。

第1セット、序盤はタイのスパイクやブロックに苦戦し、0－5とリードを許します。日本も井上愛里沙選手(筑波大学1年)や坂本奈々香選手(県立北九州高校3年)の力強いスパイクで反撃します。後半は一進一退の攻防が続きますが、前半の点差を埋められず17－25で第1セットを落とします。第2セット、序盤からタイのサーブで崩され3連続得点を許し追いかける展開となります。その後、島村春世選手(NECレッドロケッツ)のブロックポイントやサービスエースで13－13と同点に追い付きます。後半、リベロ・鳥越未玖選手(NECレッドロケッツ)の好レシーブで攻撃に繋げ、高橋沙織選手(トヨタ車体クインシーズ)が得点。終盤は、両者粘り強いラリーが続きますが、最後はタイに決められ22－25と第2セットをタイに押し切られます。第3セット、セット始めより野本梨佳選手(久光製薬スプリングス)と伊藤望選手(東レアローズ)を起用します。その伊藤選手が期待に応え、相手スパイクをブロックし日本に流れを引き込みます。中盤は日本の攻撃陣が持ち味を発揮し16－15と日本リードで迎えます。23－24となるも、最後はタイのパワフルな攻撃の前に23－25で第3セットを落としました。

また、同日に行われた決勝戦では、開催国・韓国が中国をストレート(25－20、25－13、25－21)で破り、金メダルを獲得しました。

全日本女子チームへのご声援、ありがとうございました。

◆第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技順位表

1位：韓国

2位：中国

3位：タイ

4位：日本

5位：チャイニーズタイペイ

6位：カザフスタン

7位：ホンコンチャイナ

8位：インド

9位：モルディブ