アルゼンチンにストレート勝利しD組2位で第1次ラウンド通過 2022女子世界選手権
9月23日(金)に開幕した「2022女子世界選手権」は2日(日)、第1次ラウンド最終日を迎え、女子日本代表チーム・火の鳥NIPPON(大会前のFIVB世界ランキング7位)はアルゼンチン(同22位)と対戦。セットカウント3-0(25-17、25-19、25-17)のストレートで勝利しました。またこの試合の結果、日本はD組2位での第1次ラウンド通過が決定しました。
9月11日(日)に「パリオリンピックプレ大会」で対戦した際は3-0(25-11、25-22、25-15)で勝利していたアルゼンチンとの対戦。日本は30日(金)に行われたブラジル戦で既に第2次ラウンド進出を決めていますが、第2次ラウンドには第1次ラウンドの結果も持ち越されるため、気を緩めることはできません。中国戦で負傷したキャプテンの古賀紗理那選手がベンチに戻り(ブラジル戦はベンチ外)見守る中、日本はブラジル戦と同じメンバーで試合に臨みますが、序盤は受け身に回ってしまい、苦しい立ち上がりとなります。しかし、徐々に落ち着きを取り戻すと、アウトサイドヒッターの選手が躍動し流れを掴みます。石川真佑選手のサービスエースもあり、25-17で先取します。第2セットも序盤は拮抗した状況が続きますが、サーブをうまく使った日本がリードを奪うと25-19で連取。第3セットは途中から入った宮部藍梨選手が攻守に活躍し、大きく点差を広げます。後のないアルゼンチンも追い上げを見せますが、終盤にはリリーフサーバーの佐藤淑乃選手がノータッチのサービスエースを決めるなどで25-17とし、ストレートで勝利。石川選手はこの試合25得点の活躍を見せました。
チームはこの後ロッテルダムに移動し、第2次ラウンド初戦のベルギー戦を迎えます。ベルギーはFIVB世界ランキング11位(日本は7位)と格下ではありますが、7月にネーションズリーグで対戦した際にはセットカウント2-3(16-25、25-18、19-25、25-11、10-15)のフルセットの末に敗れた相手。雪辱を果たして第3次ラウンド進出を目指す火の鳥NIPPONに、引き続きご声援をお送りください。
<次戦>
10月4日(火)14:15(日本時間21:15)日本×ベルギー
写真提供:FIVB