国内大会

激闘を制した鎮西高校が4年ぶりの日本一に 全国高校総体男子

2021.08.10|国内大会

激闘を制した鎮西高校が4年ぶりの日本一に 全国高校総体男子

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令和3年度全国高等学校総合体育大会男子バレーボール競技大会(インターハイ)決勝が8月6日(金)、いしかわ総合スポーツセンター(石川県金沢市)で行われ、鎮西高校(熊本)が駿台学園高校(東京)をセットカウント3-2(26-28、23-25、31-29、25-21、20-18)で下し、4年ぶり4度目の頂点に輝きました。

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決勝は4年ぶり4度目の優勝を狙う鎮西高校と、5年ぶり2度目の優勝を狙う駿台学園高校との対戦となりました。両校は予選グループ初戦でも対戦しており、鎮西高校にとってはリベンジマッチともなる試合となりました。

第1セット、鎮西高校は舛本颯真選手、駿台学園高校は佐藤遥斗選手の両チーム2年生スパイカーの打ち合いで始まり、終盤まで2点リードを守り切った駿台学園高校がセットを先取しました。第2セットはレシーブで粘り舛本選手に繋ぐ鎮西高校に対し、駿台学園高校は中島彬選手や武本幹太選手のスパイクなどで得点し、要所を佐藤選手が決め切るバレーで対抗しました。シーソーゲームが続きましたが第2セットも駿台学園高校が取り、この試合に王手をかけました。第3セット、後がない鎮西高校は舛本選手や九冨鴻三選手のスパイク、サーブで4連続得点、デュースにもつれ込みましたが、序盤のリードを最後まで守り切った鎮西高校がこのセットを奪い返しました。第4セットは、渡邊秀真選手のバックアタックやブロックを利用したスパイクで駿台学園高校がリードする展開で試合が進みましたが、鎮西高校の舛本選手も負けじと打ち続け、加えて終盤は九冨選手の巧みなスパイクで連続得点し、鎮西高校がセットを連取しました。最終第5セットも序盤から激しい攻防となりましたが、駿台学園高校が競り合いを一時抜け出し、4点リードしました。しかし、鎮西高校の舛本選手が駿台学園高校の3枚ブロックや苦しいトスを強気で打ち切り、セットカウント3-2の大逆転勝利を収め、鎮西高校が4年ぶりの優勝を勝ち取りました。

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全国高校総体男子大会概要


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