ビーチバレーボール代表

女子は過去最高成績タイの5位で大会を終える 2024FISUビーチバレーボール世界大学選手権大会

女子は過去最高成績タイの5位で大会を終える 2024FISUビーチバレーボール世界大学選手権大会

9月3日(火)にリオデジャネイロ(ブラジル)で開幕した「2024FISUビーチバレーボール世界大学選手権大会」が9月7日(土)に最終日を迎えました。

1チームが出場した女子日本代表の伊藤桜(日本通運株式会社)/野口彩陽(フリー)組はプール戦1勝2敗の3位でトーナメントに出場を決め、ラウンド32では地元ブラジルをセットカウント2-0(21-12、21-18)のストレートで勝利しラウンド24へ進出。ラウンド24ではプエルトリコを相手にこちらもセットカウント2-0(21-17、21-11)で勝利し準々決勝進出を決めました。9月6日(金)に行われた準々決勝では地元ブラジルに惜しくもフルセット(20-22、21-16、14-16)で敗戦となり、本大会を5位で終えました。5位という成績はこれまでの歴代最高順位タイの成績となります。

一方、男子は水町泰杜(トヨタ自動車株式会社)/安達龍一(トヨタ自動車株式会社)組と柏谷玲央(天理大学1年)/源田アシュリー(嘉悦大学1年)の2チームが出場しました。

両チーム共にプール戦での勝利を逃し、33-37位決定戦に回りました。

9月5日(木)に行われた決定戦では水町/安達組がコスタリカを相手にセットカウント2-0(21-13、21-19)、柏谷/源田組もペルーを相手にセットカウント2-0(21-6、21-13)で勝利し、今大会を勝利で終えました。

試合結果

 

 

◆伊藤桜選手コメント

「もっと試合がしたかった!」この一言に尽きます。そう思えるほど、毎試合が刺激的で楽しくてたまらなかったです。結果には満足していませんが、初めて日の丸を背負い、素晴らしいチームで大好きなビーチバレーボールをすることができました。

今後、国際大会でメダルを獲得できる選手になれるように努力をしていきます。

今大会たくさんのご声援ありがとうございました。

 

◆野口彩陽選手コメント

初めて日本代表として世界に挑戦させていただき、初めて目の前の1点しか見えないくらい夢中でビーチバレーをしていました。「好きなことに夢中になる」これが強さの鍵だと今大会を通じて感じましたし、パートナーには感謝しかありません。決して満足のいく結果ではありませんでしたが、ペアとして今までで一番のパフォーマンスを発揮できたと思います。日本からもたくさんの応援ありがとうございました。

 

◆水町泰杜選手コメント

今大会初めてビーチバレーボール日本代表として世界大学選手権に参加させていただきました。このカテゴリーの世界トップがどのようなレベルであるか身をもって感じることができました。今大会で得た経験を自分の力に変えて、今後チャレンジしていきたいと思います。

 

◆安達龍一選手コメント

同世代のハイレベルな試合を経験し、他国の選手に比べてブレイク面で課題があると強く感じました。海外の選手と比べるとフィジカル面で負けている点があるかもしれませんが、フィジカルに負けないくらいのスキルを得るため、今後サーブとブロックを中心に磨いてきたいと思います。

 

◆柏谷玲央選手コメント

今大会参加させていただいたことで、世界と日本でのビーチバレーボールのレベルの差を強く感じました。

今後世界で活躍できるようになるため、今大会での得た貴重な経験を今後のバレーボール活動に活かしていきたいと思います。

 

◆源田アシュリー選手コメント

今大会を通じて自分にとって新しいと感じることを多く学ぶことができました。貴重な経験ができてとてもよかったと思いますし、この経験を活かして今後の練習に取り組みたいと思います。今大会参加をさせていただきありがとうございました。

 

 

◆渥美善博強化委員コメント

男女各選手が大会までの練習、合宿、そして現地に入ってからの準備と選手たちは集中して大会に臨み、成長し続けたと思います。日本からたくさんの応援、そして現地ブラジルの方たちからの応援がとても力になりました。

女子選手たちはメダル獲得を目標としていたので、結果としては目標に届かず悔しいものとなりました。目標までは一見あと少しだったとようにも見えますが、あと2勝と考えるとまだまだ大きな差も感じます。

男子に関しては3、4試合目に出せたパフォーマンスを1試合目に出せるような意識的な準備が出来ていたらもう少し結果も変わっていたように思いました。

このカテゴリー(大学選手権)では他のアンダーエイジカテゴリーのU19やU21の世界選手権とは少し違う雰囲気の大会で、この大会用にしっかり準備をすれば充分勝ちに行ける大会だと感じました。どこに目線を置き準備、プレーしていくかをスタート時点で明確に示すことで戦って行ける日本チームが作れると思います。

今大会の経験を共有していくことが今後に向けて大切になっていくと思いました。

関連リンク

大会概要