オランダにストレートで勝利し、初戦を白星で飾る 女子ネーションズリーグ

「バレーボールネーションズリーグ2025」(VNL)予選ラウンド第1週カナダ大会が6月4日(水)よりオタワにて開催されています。
FIVB世界ランキング7位(試合開始前時点)のバレーボール女子日本代表チームは日本時間6月5日(木)、同9位のオランダと対戦し、セットカウント3-0(25-17、25-15、25-16)で勝利し、初戦を白星で飾りました。
第1セット、和田由紀子選手のスパイクで本大会初得点をあげると、佐藤淑乃選手のサービスエースや石川真佑選手のスパイクで点差を広げていきます。中盤から効果的なサーブで相手のレセプションを崩し得点を重ねていくと、宮部藍梨選手のクイックやサーブでさらにリードを広げます。17-9としたところでオランダが選手を交代し、点差を縮めにかかるも、和田選手の相手コートのコーナーを突くスパイクで20-12とし、オランダを寄せ付けません。終盤も点差をキープし、終始リードしたまま、最後は宮部選手のブロックで25-17と幸先よく第1セットを先取します。
続く第2セット、オランダの強烈なスパイクで序盤は一進一退の攻防に。日本も島村春世選手のクイックやブロード攻撃など、多彩な攻撃で7-5。中盤は関菜々巳選手の巧みなトスワークやオランダの高さあるスパイクをフロアディフェンスで守り、攻撃に繋げていきます。和田選手や石川選手のスパイクや、佐藤選手の強烈なサーブで終盤も日本のリズムで試合が進み、最後は石川選手のスパイクが決まり、25-15で2セットを連取します。
第3セット、日本は勢いそのまま関選手のサービスエースや佐藤選手のブロックアウトなどで6-1とし、試合を優位に進めます。後がないオランダも選手交代から流れを引き戻そうとしますが、日本の強力なサーブを前に攻撃に繋げることができません。日本は中川つかさ選手と秋本美空選手を2枚替えで出場させると、長いラリーからその秋本選手が決め、24-14とマッチポイントを握ります。最後は、石川選手がスパイクを決めきり、25-16。セットカウント3-0のストレートで勝利を収めました。
女子日本代表は次戦、日本時間6月7日(土)8:30からセルビア(同10位)と対戦します。ロサンゼルス2028オリンピックに向けて好スタートをきった女子日本代表に引き続き応援をお願いします。
<次戦>
日本時間6月7日(土)8:30 日本×セルビア
BS-TBSで7日(土)21:00から放送、U-NEXTで生配信
写真提供:VolleyballWorld
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