国際大会

世界ランキング1位・イタリアにフルセットの末敗れ、今大会初黒星 女子ネーションズリーグ

世界ランキング1位・イタリアにフルセットの末敗れ、今大会初黒星 女子ネーションズリーグ

「バレーボールネーションズリーグ2025」(VNL)予選ラウンド第2週ホンコンチャイナ大会が6月18日(水)より香港(ホンコンチャイナ)にて開催されています。

FIVB世界ランキング5位(試合開始前時点)のバレーボール女子日本代表チームは、日本時間6月20日(金)、同1位のイタリアと対戦し、セットカウント2-3(23-25、25-16、15-25、25-20、17-19)のフルセットの末敗れ、今大会初黒星を喫しました。

第1セット、出だしはイタリアの高い打点からのスパイクに、日本も和田由紀子選手のコースをついたスパイクで対応します。佐藤淑乃選手の相手ブロックの手を弾くスパイクで前半は日本が有利な展開になります。関菜々巳選手のサーブポイントで12-8としたところでたまらずイタリアがタイムアウトを要求します。イタリアはパワフルなスパイクで得点を重ねると一気に点差を詰めてきます。その後、日本も和田選手や佐藤選手らアタック陣が踏ん張り一進一退になりますが、最後は23-25でイタリアに押し切られます。

第2セット、日本のアタック陣がイタリアのブロックの手を弾き、出だしは日本が主導権を握ります。リベロの福留慧美選手の身を挺したレシーブや島村春世選手のブロックポイント、石川真佑選手のサービスポイントで10-6と日本がリードします。リリーフサーバーの北窓絢音選手の好サーブからイタリアの攻撃を切り返し、さらに日本が点差を広げます。宮部藍梨選手のサーブポイントでイタリアを突き放すと、最後は和田選手のノータッチエースで25-16と第2セットを取り返します。

第3セットはイタリアの変化のあるサーブにサーブレシーブを乱された日本が先行を許す展開に。中盤にかけてイタリアのエースの強弱をつけたスパイクに翻弄された日本は、4-8とリードされたところでタイムアウトを要求します。しかし、その後も攻撃の手を緩めないイタリアに点差を広げられた日本は防戦一方の展開となります。日本はベンチメンバーをコートに送り出して挽回を図ろうとしますが、イタリアの強打を前に15-25でセットを失います。

第4セットは相変わらず攻撃の手を緩めるそぶりを見せないイタリアに対し、日本は石川選手や和田選手らスパイカー陣が相手ブロックの手を狙ったスパイクで食い下がります。中盤以降、佐藤選手が力強いスパイクや効果的なサーブで得点を重ね、15-15と同点に追い付きます。勢いに乗った日本は、石川選手の連続スパイクポイントで一歩抜け出すと、深澤めぐみ選手のサーブでイタリアのサーブレシーブを乱し、リードを広げることに成功します。最後は石川選手の足の長いスパイクが決まると、イタリアのミスもあり、25-20でセットをものにします。

最終第5セット、関選手のサーブでイタリアのサーブレシーブを乱すと、すかさず宮部選手のダイレクトスパイクで2-0としたところで、たまらずイタリアはタイムアウトを要求します。イタリアの強弱をつけたサーブや高いブロックで2-3と逆転を許すと、日本も石川選手のアタックやサーブで4-4と同点に追い上げます。その後も互い譲らずサイドアウトの応酬となりますが、徐々にフェイントなどの変化を交えたイタリアの攻撃にリードを広げられ、7-9としたところで日本はタイムアウトを要求します。終盤、日本は石川選手や和田選手、佐藤選手らアタック陣が踏ん張りサイドアウトの応酬でデュースまで持ち込みますが、最後は相手の高いブロックに行く手を阻まれ17-19。セットカウント2-3で敗れました。

次戦は日本時間6月21日(土)21:00から中国(同6位)と対戦します。アジアのライバルを相手に戦う女子日本代表に引き続き応援をお願いします。

<次戦>
日本時間6月21日(土)21:00 日本×中国
BS-TBSで21日(土)20:59から生放送、U-NEXTで生配信

<コメント>

石川真佑選手
「最後、自分のミスで終わってしまったところは、どういう状況でも相手コートに返すことやミスにつなげないことはやっていかないといけない。(相手は)フルメンバーではなかったが、自分たちがここまで戦うことができたのはよかったので、経験できたことはプラスになった。相手の高さのあるブロックに、自分がどうやって点数を取るかは、イタリアに行って経験しているので、日本代表で出せたのはよかった。(25得点について)点数を取れたことはよかったが、細かいミスが最後の勝敗に関わってくるので、しっかり詰めていきたい。中国は高さがあるが、自分たちが攻め続けることは忘れずに、明日に向けてコンディションを整えてまたチーム全員で戦いたい」

福留慧美選手
「自分たちのサーブで相手を崩せたと思うし、エゴヌ選手のスパイクの効果率は下げることができたが、サイドアウトで崩されていることがあったので、そこがもう少し上手くいっていたらよかった。エグヌ選手は拾える球と拾えない球があるので、割り切ってやっていくのと、ブロックとディフェンスの関係はしっかり話し合いができていた。(エゴヌ選手と)一緒にやっているととても心強く感じていたが、相手チームにいると世界でトップの選手だと思うので、すごい選手だと実感した。去年イタリアでリーグを戦って、一昨年はエゴヌ選手のスパイクを取ることができなかったが、今年はエゴヌ選手の球を絶対に取るという気持ちで、怖さは去年に比べてなくなった。中国は高さもあるし、攻撃も速いと思うので、まずは相手を崩してブロックアンドディフェンスからいいオフェンスを展開できるように、チーム全員でコミュニケーションを取っていきたい」

北窓絢音選手
「急に呼ばれて準備する間もなく出場したので緊張した。緊張したが、レシーブを上げることができたし、ブレイクできたのでよかった。(深澤めぐみ選手が)ずっと背中を押してくれていたので緊張が解れた。明日も自分の役割をしっかり果たして頑張りたい」

写真提供:VolleyballWorld

関連リンク

大会概要

女子日本代表競技日程

試合結果