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年内最後の日本一決定 JOCカップ都道府県対抗中学大会が終了

2018.12.29-1-top.jpg「JOCジュニアオリンピックカップ 第32回全国都道府県対抗中学バレーボール大会」の男女決勝が12月28日(金)、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館/大阪市港区)で行われ、女子は東京が12大会ぶり9度目、男子は福岡が6大会ぶり6度目の優勝を果たし、大会は幕を閉じました。

女子決勝では粘り強さが持ち味の福岡に対して、東京は高さを生かしたプレーで上回りました。その福岡も最大限に力を発揮し、試合後には晴れやかな表情を浮かべていました。高さのある選手を揃えた東京の平均身長は170㎝を超えました。天野嘉之監督は「東京都として長身の選手を積極的に選出するという方針は、これまでと変わりません。その上で結果を出すことができてうれしいです」と喜びを語りました。

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男子決勝を争った福岡と長崎は、この大会に向けて数多く練習試合を重ねてきました。お互いに持ち味をぶつけあい、フルセットにもつれ込んだ激闘を制したのは福岡でした。福岡の相部保彦監督は「とにかくいい雰囲気で戦えるように、チームの状態を引き上げました」と躍進の要因を語りました。対する長崎は敗れたものの、長身エースを中心に全員が最後まで思い切りのあるプレーを貫きました。

本大会で、最も将来が期待される選手に贈られる「JOC・JVAカップ」は、女子は2年生の古川愛梨選手(身長183㎝・鹿児島)、男子は注目された3年生の牧大晃選手(身長207㎝・香川)が選ばれました。

◆女子最終順位

優勝 :東京

準優勝:福岡

第3位 :福井、愛媛

◆男子最終順位

優勝: 福岡

準優勝:長崎

第3位 :宮崎、愛媛

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