大阪大会初戦はフルセットの末勝利し、9連勝でファイナルラウンド進出を決める 男子ネーションズリーグ

「ACN バレーボールネーションズリーグ2026 男子大阪大会」が7月15日(水)にAsueアリーナ大阪(大阪市)にて開幕しました。
FIVB世界ランキング5位(試合開始前時点)のバレーボール男子日本代表チームは7月15日(水)、同2位のイタリアと対戦し、セットカウント3-2(24-26、25-19、25-20、23-25、15-12)のフルセットで勝利しました。通算成績を9勝0敗とし、ファイナルラウンド進出を決めました。
第1セット、髙橋藍選手がブロックアウトで最初の得点を奪うと、その髙橋藍選手がブロックを決めるなど4連続得点を奪います。その後、9-9の同点とされると、ラリー戦を制され9-10と逆転されます。イタリアにサービスエースを許し10-12とされタイムアウトを要求します。エバデダンラリー選手のトスから石川祐希選手が決め14-15。さらにブレイクに成功し15-15の同点に追い付きます。その後サイドアウトの応酬で終盤を迎えると、イタリアがチャレンジに成功しデュースとなります。日本はリズムが崩れ、連続ブレイクを許し24-26で落とします。
第2セット、第1セットと同様に拮抗した展開が続きます。西田有志選手のブロックアウトでブレイクに成功し11-9とすると、山本智大選手の安定したサーブレシーブからエバデダン選手がクイックを決めるなど中盤で日本がリードします。勢いに乗った日本はブレイクに成功し19-14。そして山本選手のトスから宮浦健人選手が決めセットポイントを握ると、イタリアのサーブがアウトとなり、25-19で第2セットを取ります。
第3セットはイタリアのブロックからスタートします。エバデダン選手のブロックで5-4とし、さらにイタリアのスパイクがアウトとなり連続得点を奪います。深津英臣選手が攻撃を絞らせないトスワークで、攻撃にリズムを与え、髙橋藍選手のサービスエースで14-10とします。その後は、徐々に点差を縮められますが、ブロックアウトで得点を重ね21-18。さらにリリーフサーバーで起用された大塚達宣選手がイタリアのサーブレシーブを崩すと西田選手がダイレクトで決めます。さらに、西田選手のサービスエースが決まり25-20でセットを連取します。
第4セット、西本圭吾選手がブロックに成功し会場を沸かせますが、イタリアのサービスエースで6-7とされると、イタリアの強烈なスパイクで11-13。さらに西田選手のスパイクをブロックされ13-16となります。終盤髙橋藍選手のサービスエースや粘りのディフェンスを見せますが、23-25で試合はフルセットとなります。
第5セット、2本連続でブロックを許し0-2とされます。それでも石川選手のサービスエースなどで5-4と逆転します。深津選手のサーブからブレイクに成功すると、点差を広げた日本は、宮浦選手のバックアタックでマッチポイントを握ると、最後は髙橋藍選手が決め15-12で第5セットを取り、フルセットの末、勝利しました。
男子日本代表は次戦、7月16日(木)19:20にカナダ(同15位)と対戦します。TBSでは地上波生放送もありますので、会場や画面の前から男子日本代表に引き続きご声援をお送りください。
<次戦>
7 月16日(木)19:20 日本×カナダ
TBSで地上波生放送、U-NEXTで生配信
<コメント>
山本智大選手
「フルセットになったが最後まで集中力を切らさずに、最後の1点を取ることができたので、誰かとかではなくチーム全員で取った1勝だと思う。振り返れば上げられるボールだったり、もったいないミスあったと個人的には思うので、ここで満足せずさらに上を目指して頑張りたい。(4連続フルセット勝利について)目の前の1点に全員が集中して最後の1点を取り切るまでフォーカスし続けたのが勝因だと思う。(イタリアは)大阪大会で一番強い相手だと思っているし、この1戦は非常に大事な試合になると思っていたので、自信にもつながるし、さらにチームとして強くなれるポイントがあると思うので、向上心を持って頑張りたい。(ファイナルラウンド進出が決まったが)今年はVNLというよりはアジア選手権が最大の目標なので、1試合1試合、試合をするにつれて、チームとして成長して、アジア選手権にピークを持っていけるように頑張りたい。(次戦の相手のカナダは)親善試合をやって本当に素晴らしいチームだったので、気を抜かずに自分たちのやることをやって絶対勝ちたい」
西田有志選手
「1、2週目はどうしても強く打って勝負するところがたくさんあったが、今日に関しては常にブロックが出ているところでどう勝負するのか、100%で打つときもあれば、7割8割で勝負することがあったり、ラインを空けて打つことがあったり、駆け引きがちょっとした時間のなかで上手くいって良かった。自分は悪いときが長いので、まず今日脱せたことはいい方向に出たと思う。(久しぶりの日本での代表戦だったので)久しぶりに震えた。久しぶりに試合前に緊張した。でもチームとして勝てたことは良かった。(イタリアとの戦いは)非常に難しい試合内容になると思って準備はしていたが、自分たちのコンディション次第だと思うので、しっかりとコンディションを上げることができたのは非常に大きかったし、3試合残っているので、まずはそこに照準を合わせてやっていきたい。明日も非常に難しい試合になると思うので、自分たちでしっかり勝負しながら、打開策をしっかり見つけながらやっていきたいと思う」
髙橋藍選手
「まずは勝ったことが非常に嬉しい。ランキングが上の相手に勝ったことは自分たちにとっても非常にいい経験になった。(フルセットの強さについて)自分たちの中でもフルセットに行けば勝てるという自信は間違いなくあると思う。絶対ではないので、しっかりフルセットであろうが、何セットであろうが、自分たちは勝ち切ることが必要なので、4セット目も間違いなくチャンスはあったし、そこを逃していることはすごくもったいなかったなと思っているので、ああいった致命的なミスは、今後こだわってやっていきたい。(ファンの声援について)本当に最高だった。皆さんの声援が自分たちの背中を押してくれている。会場が一つになっていたのが、すごく感じられた。ファンの前で勝つことが非常に嬉しくて、さらにバレーボールを楽しんでもらうためにも、明日からも勝っていかないといけないので、引き続き皆さんには声援をお願いしたい。(明日のカナダ戦に向けて)間違いなく高さもあり、力があるチームではあるので、タフな試合になることは間違いないので、しっかり高さのあるブロックに対しては、まずはそこを打開していくことと、一番は勝ちにこだわって、勝つことに全てをかけてやっていきたい」