ベルギーにストレートで勝利し11連勝 予選ラウンド1位通過を決める 男子ネーションズリーグ

「ACN バレーボールネーションズリーグ2026 男子大阪大会」が7月15日(水)にAsueアリーナ大阪(大阪市)にて開幕しています。
FIVB世界ランキング5位(試合開始前時点)のバレーボール男子日本代表チームは7月17日(金)、同19位のベルギーと対戦し、セットカウント3-0(25-20、25-22、25-16)のストレートで勝利しました。通算成績を11勝0敗とし、予選ラウンド1位通過を決めました。
セット、大塚達宣選手が日本の最初の得点を決めると、甲斐優斗選手がスパイクとブロックを決め5-2とします。さらに西本圭吾選手のブロックでリードを広げます。ベルギーのスパイクミスと、甲斐選手の高さのあるスパイクで17-10とし、その後はベルギーの緩急のあるサーブにサーブレシーブが乱れ、徐々に点差を縮められますが、セットポイントでリリーフサーバーの髙橋藍選手がサービスエースを奪い25-20で第1セットを取ります。
第2セット、西本選手のクイックやベルギーのスパイクがアウトになり8-4とすると、ベルギーがタイムアウトを要求します。日本はサーブレシーブが乱れる場面もある中、サイドアウトは安定し、宮浦健人選手が確実にスパイクを決めます。点差を保ったまま終盤を迎え、最後はベルギーのサーブがネットにかかり、第2セットも奪います。
第3セット、ベルギーにサービスエースとブロックを決められ1-4と先行されますが、甲斐選手のスパイクなどで6-6と同点に追い付きます。さらに甲斐選手がサービスエースを決め、西本選手のクイック、山内晶大選手のブロックで12-9と日本が前に出ます。勢いに乗った日本は、宮浦選手のサービスエースで18-12。深津英臣選手はこのセット好調の山内選手にボールを集め、得点につなげます。途中出場の髙橋藍選手のディグから大塚選手が決めブレイクに成功し22-15。さらに山内選手がブロックしマッチポイントを握り、最後は相手のスパイクがミスとなり25-16で第3セットも奪った日本が、ストレートで勝利しました。
この結果、通算成績を11勝0敗とした日本は、予選ラウンド1位通過を決め、ファイナルラウンド準々決勝では開催地・中国との対戦が決まりました。
男子日本代表は次戦、7月19日(日)19:20にアルゼンチン(同14位)と対戦します。TBSでは地上波生放送もありますので、大阪大会最終戦まで、引き続き男子日本代表にご声援をお送りください。
<次戦>
7 月19日(日)19:20 日本×アルゼンチン
TBSで地上波生放送、U-NEXTで生配信
<コメント>
甲斐優斗選手
「まずは勝つことができてほっとしているし、攻撃の部分でチームに貢献することができたのでうれしく思う。攻撃に関してはしっかり打ち切れていたし、ハイボールもしっかり打ち切って得点に繋げることができたので、そこはより自信を持ってやっていきたい。(本大会初スタメンについて)出場機会が少ない中でのスタメンだったので、どう印象に残るプレーをするかを心掛けながら、自分の持ち味を存分に出しながら戦おうと準備をした。やりたいことを自由にやらせてもらえて、しっかりアピールすることはできたと思う。試合が長くなればなるほどチーム力が大事になってくるので、少しでもチームに貢献できるようにこれからも頑張っていきたい。(次戦に向けて)ここまで来たら予選ラウンド最後を勝って終わりたいし、この大阪大会で予選ラウンドの12連勝が決まるということで、そこは少し意識しながら、目の前の1点をしっかり取って、最後に勝てたらいいかなと思う」
山内晶大選手
「まずはストレートで勝つことができてうれしいし、11連勝を達成することは難しいと思うが、どんな選手が出てもそれを達成することができたうれしい。1、2セット目からもう少しブロックタッチやブロックポイントを出せたらもっとチームが楽になると思うので、結果的には良かったが、もっとチームに貢献できるように頑張りたい。普段スタートではない選手でも3-0で勝つことができたのは自分たちの自信にもつながるし、どんなときでも、途中出場でもスタートでも、自分の持ち味や役割、ベストパフォーマンスを達成するためにしっかり準備していているので、今日はうまく表現できて、結果的にも3-0で、自分たち自身も自信がついたと思う。最終日のアルゼンチン戦が残っているが、しっかりそこでもチーム一丸となって勝って、ファイナルラウンドに繋げていきたい。ここまできたら全勝して、非常にいいテンポで、いい気持ちでファイナルラウンドにいきたい」
西本圭吾選手
「今シーズン初スタメンということで、今までゲームチェンジャーとして出る機会が多かったが、スタメンでも活躍できるところを見せるチャンスだったので、個人的にはまだまだ満足する結果は出ていないけど、自分が出て負けることはすごく嫌で、チームの次に繋がらないと思って、そういう気持ちでコートへ立ったので、勝つことができて非常にうれしい。プロ選手で、代表選手なので、スタメンで出てプレータイムを増やすことは大事にしていることの一つではあるけど、代表は自分のエゴも大事だが、結果を出すことが一番大事。起用するのは、監督が決めることなので、その中で自分がアピールして、ティリ監督が使いたいと思えるようなプレーやパフォーマンスをすることだけに集中した。もう少しブロックを止められる場面があったので、そこでもう少しチームを楽にできたなと思うが、まだまだ課題も残りながら、まずはスタートで出て、家族や応援してくれる人たちに見せることができてすごくうれしかった。(アルゼンチン戦に向けて)全勝すればチームとしてもうれしいことではあるが、一番重要なことは、ファイナルラウンドで勝ち、表彰台に立つことだと思っている。その先のアジア選手権に向けてチーム力を上げていくことが重要なことなで、目の前の試合はもちろん、目の前のことを一つ一つやらなければ、先のことは切り開けない。まだまだ満足せずに、連勝はしているけど、初心に帰ってみんなで戦っていきたい」
写真提供:VolleyballWorld