国際大会

ベルギーに勝利し第3次ラウンド進出へ大きな一歩 2022女子世界選手権

オランダとポーランドで行われている「2022女子世界選手権」は4日(火)、第2次ラウンド初戦が行われました。第1次ラウンドをD組2位で通過した女子日本代表チーム・火の鳥NIPPON(大会前のFIVB世界ランキング7位)はベルギー(同12位)と対戦し、セットカウント3-1(21-25、25-20、25-16、25-22)で勝利しました。

第1次ラウンドを突破した16チームが8チームずつE、Fの2組に分かれて対戦する第2次ラウンド(対戦は第1次ラウンドで別組だった4チームとのみ)。各組8チーム中上位4チームのみが第3次ラウンドに進めるため、E組4位(試合前時点)の日本が第3次ラウンドに進出するためには、同3位のベルギーとの対戦は非常に重要な一戦です。

第1セット、序盤は4連続失点を喫するなど思うようにいかない立ち上がりとなりますが、8-8で同点に追いつくと、山田二千華選手が相手のバックアタックをブロックし勢いを取り戻します。中盤は互いに得点を重ねる展開となりますが、本大会得点ランキング1位のブリット・ヘルボッツ選手擁するベルギーに対し徐々に点数を離され、21-25でセットを先取されます。流れを変えたい日本は第2セット、中国戦で負傷して以来の出場となるキャプテンの古賀紗理那選手と宮部藍梨選手をスタートから起用すると、序盤から6連続得点で点差を広げます。宮部選手が2連続サービスエースの活躍を見せるなど、そのままリードを守った日本が25-20でこのセットを奪います。続く第3セット、日本は第2セットの勢いそのままに得点を重ねると、一時は18-9のダブルスコアに。中盤、ベルギーも追い上げを見せますが、最後は石川真佑選手のサービスエースで25-16とセットを連取。第4セットは互いに粘りのバレーを見せ、長いラリーが続きます。序盤は日本のリードで試合が進みますが、後のないベルギーが食らいつき、10-10と追いつかれます。その後一進一退の攻防が続きますが、古賀選手のバックアタックが決まり、宮部選手のブロックでマッチポイントとすると、最後は石川選手がスパイクを決め25-22。セットカウント3-1で勝利をおさめました。

試合結果

次戦はFIVB世界ランキング3位(大会前時点)、今年の「FIVBバレーボールネーションズリーグ2022」でも優勝している強豪イタリアとの一戦です。連戦となりますが、引き続き火の鳥NIPPONへご声援をお送りください。

<次戦>

10月5日(水)14:15(日本時間21:15)日本×イタリア

TBS(地上波)で生中継

写真提供:FIVB

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大会概要

競技日程

火の鳥NIPPON 出場選手14人