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2025年女子日本代表会見 スローガンは「STRONG ROOTS First Bloom」アクバシュ監督「強い根を持ったチームを作る」

2025年女子日本代表会見 スローガンは「STRONG ROOTS First Bloom」アクバシュ監督「強い根を持ったチームを作る」

バレーボール女子日本代表チームが5月22日(木)、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)でキックオフ記者会見を行いました。会見にはフェルハト・アクバシュ監督と南部正司ハイパフォーマンスグループ シニアダイレクターが登壇したほか、2025年度の登録メンバーの中から30人の選手が出席し、今シーズンの意気込みや目標を語りました。

 

冒頭、南部シニアダイレクターより「一番の目的はロサンゼルス2028オリンピックで成功する」と、このチームの最大の目標を伝えました。その後ロサンゼルス2028オリンピックの出場権獲得については「2026年のアジア選手権、2027年の世界選手権、2028年のネーションズリーグ(予選ラウンド終了時)の世界ランキングの3つ。できる限りいい状態でオリンピックを迎えるためには早い段階で出場権を獲得したいが、若手育成の課題もあるので、並行して進めながらいい結果を残していきたい」と若手の育成と並行しながらオリンピックの出場権獲得を目指すと語りました。

その後、アクバシュ監督が今シーズンのチームスローガン「STRONG ROOTS First Bloom」を発表。「強い根を持ったチームを構築していきたい。強いチームを作るためには、従来のバレーボールをキープしながら若い選手の革新的なプレーを加え、根を強いものにしたい。道のりは非常に難しいし、到達するのも難しいが、挑戦して選手とともに花を咲かせたい」と目標を掲げました。

 

■キャプテン 石川真佑選手

「ロサンゼルス2028オリンピックに向けての最初のシーズンがスタートした。最初のシーズンなので、うまくいくことやうまくいかないこともたくさんあると思うが、チームが1つになっていい方向に向かっていけるように頑張っていきたい」

 

■関菜々巳選手

「このチームで結果を残せるよう、自分自身もチームを引っ張っていけるよう自覚を持って頑張りたい」

 

■佐藤淑乃選手

「勢いのあるオフェンスを意識して、世界相手にしっかりと結果を残していきたい」

 

■秋本美空選手

「自分の強みである高さのあるスパイクを生かして、チームの勝利に貢献できるように頑張りたい」

記者会見後には報道陣を前に、バレーボール専用体育館にてバレーボールネーションズリーグ2025に向けた練習を公開しました。バレーボールネーションズリーグ2025の第1週はオタワ(カナダ)にて、現地時間6月4日(水)にオランダとの初戦を迎え、第3週は7月9日(水)から千葉ポートアリーナ(千葉県千葉市)で開催されます。

「ネーションズリーグ2025」「2025女子世界選手権大会」に挑む女子日本代表チームに大きな声援をよろしくお願いいたします。

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