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男子日本代表シーズン総括記者会見 ロラン・ティリ監督「将来に向けて改善する機会として捉えていきたい」

男子日本代表シーズン総括記者会見 ロラン・ティリ監督「将来に向けて改善する機会として捉えていきたい」

バレーボール男子日本代表のロラン・ティリ監督が9月19日(金)、都内にてオンライン会見に臨み、今シーズンの総括について語りました。

 

会見冒頭にハイパフォーマンスグループの南部正司シニアダイレクターからアンダーエイジカテゴリーの結果が報告され、その後フル代表について「VNLでは残念ながら表彰台には届かず、ファイナルラウンドで世界ランキング1位のポーランドと戦い、結果はベスト8だった。そして現在行われている世界選手権では、トルコとカナダの2戦を落としてしまった。昨日帰国し、今朝今シーズンの振り返りを行い、まだしっかりとした方針がまとまっている状況ではないが、できるだけ早く今後の強化方針を定めていきたい。やはりAチームとBチームの2チーム体制はこれまで通り継続させていきつつ、その中身についてはしっかりと変えて、ロサンゼルス2028オリンピックに向けて着実に進んでいきたい」と語りました。

 

続いて、ティリ監督は今シーズンについて、「シーズンの最初にも話したが、今年は新しい監督のもと、オリンピックの翌年という難しい年で、新しいシステムなど、色々な新しい状況に慣れてもらう1年だった、まさに変革の年だったと思う。今年のVNLは満足できる結果だった。 選手の入れ替わりが多い中、勝ちを積み重ねていき、そして最終的にファイナルラウンドへと進めた。そして千葉での素晴らしい大会が行われた。ファイナルラウンドではVNLで優勝したポーランドと対戦して、結果的には0-3で終わってしまったが、その敗戦も次に生かせるものだったと思う」とバレーボールネーションズリーグ2025について振り返りました。また、現在行われている2025男子世界選手権大会については、「トルコ、カナダと対戦し、0-3で負けてしまった。これについてはまだ理解することに時間がかかっている。この2つの敗戦でチームは非常に悲しみ落ちていたが、そこから再び立ち上がって最後のリビア戦で勝利することができた。大変残念な結果ではあったが、将来に向けて改善する機会として捉えていきたい」と語りました。

 

ティリ監督のもと、ロサンゼルス2028オリンピックに向けて挑戦し続けるバレーボール男子日本代表チームに引き続きご注目ください。