トップ選手がビーチの魅力を発信。 一般公開を行った記者会見
公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)は4月26日(木)、「JVAカップ 兼 アジア競技大会 日本代表チーム選考大会」開催に向けて、東京都内にて出場選手による公開記者会見を行った。
17時から行われた記者会見では、JVA八田茂専務理事兼事務局長が登壇。「東京オリンピックに向けて、当協会はビーチバレーボールのプロモーションに向けて予算をつぎ込み、尽力していく」と今後の方針を語った。
一般公開で行われた記者会見
ビーチバレーボールシーズンの幕開けと、国内でビーチバレーボールという競技をプロモ―ションするために行われた今回の会見。公共施設のエントランスやイベントホールでプレスに向けた会見やフォトセッションが行われ、一般に公開された。
女子第1シードの村上/石井組は、「もうちょっと告知の時間があれば、もっと盛り上げるために協力できたと思います。それでも、大会の直前で選手も練習や調整がある中で、これだけの選手が集まって協力的なのは、ビーチバレーボールを広めていきたいと思っているからだと思う」と、露出の重要性について述べた。
以下、会見での各チームの意気込みとストロングポイントについてのコメントをまとめた。
石井美樹(湘南ベルマーレ)/村上めぐみ(株式会社オーイング)
「自分たちの強みはサーブとディフェンス。そしてつなぎ。他のチームもよりも上背がないので、どのチームに対しても負けないという気持ちで日々練習しています」
二見梓(東レエンジニアリング株式会社)/長谷川暁子(NTTコムウェア株式会社)
「オフシーズンは海外で練習を積んできて、フィジカル強化を中心に取り組んできました。パワフルかつ高い技術力をお見せできるようにがんばりたい」
鈴木悠佳子(湘南ベルマーレ)/坂口佳穂(マイナビ/KBSC)
「2年ぶりにペアを結成して復縁した力を発揮したいと思います。コミュニケーションを多くとって勝利につなげていきたい」
溝江明香(トヨタ自動車)/橋本涼加(トヨタ自動車)
「私たちのチームは高さをモットーに技術力を磨いてきました。年が明けてから同じ部屋で過ごし、同じ時間を過ごしてきたので、仲の良さとチームワークを発揮したい」
西村晃一(WINDS)/越川優(横浜メディカルグループ)
「自分たちは年の差、経験の差が売りのチームだと思う。サーブを強化してきたので、活かしていきたい。28日には1回戦でお互い勝てば、アジアツアーベスト4に入った高橋/石島組と対戦することになるが、相手関係なく優勝したい」
清水啓輔(社会福祉法人ひまわり福祉会)/長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)
「インドアから転向したチームが注目されているが、自分たちはビーチで戦ってきた生え抜き組。ブロック番長である長谷川とその後ろでちょこまか動き回る清水の動き、その連携に注目してほしい」
石島雄介(トヨタ自動車)/高橋巧(了徳寺大学(教員))
「インドアだとある程度、計算して分析することができるが、ビーチは環境によって対応していかないといけないので、そこをコントロールできるかがカギ。180kgのベンチプレスができる高橋のパワフルなプレーを見てほしい」