ビーチバレーボール

大学日本一を争う戦い。「アクティオ杯 ビーチバレージャパンカレッジ2025 JVA第37回全日本ビーチバレーボール大学選手権大会」が開幕

大学日本一を争う戦い。「アクティオ杯 ビーチバレージャパンカレッジ2025 JVA第37回全日本ビーチバレーボール大学選手権大会」が開幕

大学日本一を争う「アクティオ杯 ビーチバレージャパンカレッジ2025 JVA第37回全日本ビーチバレーボール大学選手権大会」(以下・大学選手権)が8月5日(火)、神奈川県川崎市・川崎マリエンで幕開けします。

 

本大会は、建設機械のレンタル業大手の株式会社アクティオが冠協賛社として支援。男女優勝チームには、「ジャパンビーチバレーボールツアー2025第6戦青森大会」で設けられる「アクティオワイルドカード」の権利が授与されます。

 

この仕組みは、大学生たちが国内トップクラスのチームに挑戦できるチャンスを得ることで、これに満足することなくさらなる高みを目指してほしい、という意味合いが込められています。この成果は如実に出始め、大学ビーチバレーボールのレベルは向上。昨年は「アクティオワイルドカード」でジャパンツアー青森大会に出場した国士舘大の今井駿世/坂東巧望組が1回戦を突破し3位入賞を果たしました。

▲ジャパンツアーに出場している国士舘大の林

 

これにとどまらず、昨今は国内最高峰のジャパンツアーにおいても大学生たちの活躍が光り始めました。今年の注目は、そんなジャパンツアーにも出場している超大学級の選手たちと、一矢報いようとする選手たちの火花散る戦いと言えるかもしれません。

 

男子の優勝候補の一角にあげられるのは、日本体育大の美保幸輝/髙橋大地組、国士舘大の林聖留/細田伸太郎組らジャパンツアーでも存在感を発揮しているペア。

とくに「関東大学選手権大会」、「U23男女選抜優勝大会」で2連勝している美保/髙橋組は、昨年まで先輩たちの影で日の目を見ることはありませんでした。

しかし、髙橋選手は「フィリピン合宿へ行ったときに、やりたくてもバレーができない子どもたちがいることを知った。それに比べて僕たちは環境がよく、大人が支えてくれる。試合に出ようが出まいが、感謝の気持ちを忘れずに練習してきた」と振り返ります。

▲昨年大会は先輩を応援していた美保と髙橋(前列左)

 

オフシーズンに身につけた強烈なサーブ、正確なボールコントロール、変化のある攻撃を武器とし、今年は日本体育大として2年ぶりの優勝を狙います。

 

女子は関東大学選手権大会で優勝した産業能率大の笹渡美海/宇都木乃愛組、U23男女選抜優勝大会で優勝した日本体育大の牧悠菜/谷口心組、昨年ベスト4入りし今年はU23男女選抜優勝大会で準優勝と飛躍を見せた大阪学院大の大場藍海/佐原夏実組ら3チームが有力候補にあげられます。

▲昨年準優勝に輝いた産業能率大の笹渡

 

中でも見どころは、今年「FISUユニバーシティゲームズ」日本代表として出場した宇都木選手と準優勝経験のある笹渡選手のコンビネーション。2つ上の先輩・笹渡選手は「宇都木選手のプレーは攻守ともにハイレベル。その良さを全面的に出せるように思ったことを言い合えるチームを目指している」と話します。世界レベルのプレーを披露し、女王の座を狙います。

 

また今大会、協賛社である株式会社アクティオは、選手たちの安全と健康を考え、最新の冷却技術を搭載した製品を提供。熱中症から選手たちを守り、最高のパフォーマンスを発揮できるような環境が整えられているのもこの大会の強みです。

▲水滴を空中に噴霧し熱中症を予防するクールミスト

8月5日から開幕するアクティオ杯 ビーチバレージャパンカレッジ。どのチームに勝利の女神が微笑むのか。ぜひご注目ください。