男子・東福岡高校、女子・中京大学などが2回戦進出 「天皇杯・皇后杯 全日本選手権大会」ファイナルラウンド開幕!
「平成26年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会」ファイナルラウンドが12月10日(水)に開幕し、1回戦で勝利した高校、大学などの男女各8チームが11日(木)に行われる2回戦に駒を進めました。
異なるカテゴリーのチームによる対戦が見どころの本大会ですが、大会初日から高校や大学のチームによる下克上がありました。昨日9日(火)の記者会見で、「大学生の胸を借りて頑張りたい」と話していた壬生義文監督率いる創造学園高校は、愛媛大学をストレート(25-20、25-12、25-13)で下しました。創造学園高校のキャプテン・小林光輝手は「高校生らしく攻められたと思う。今日は攻撃陣の調子が良く、3年生がチームを引っ張ろうとしていた。明日の2回戦ではV・プレミアの東レアローズと対戦できる。粘りのある『創造バレー』を全面に押し出して戦いたい」と次戦に向けた意気込みを語りました。
東福岡高校と中京大学の一戦は両者一歩も譲らずフルセットにもつれ込みましたが、東福岡高校が第5セットをデュースの末にもぎ取り、フルセット(25-27、25-23、23-25、25-22、17-15)で勝利しました。東福岡高校の金子聖輝選手は、「東福岡のレシーブから繋ぐバレーを展開できなかった。天皇杯は『春の高校バレー』を前に東京体育館で試合ができる貴重な機会。1試合1試合大事に戦いたい」とコメント。永露元稀選手は明日11日(木)に控えたV・プレミアの堺ブレイザーズ戦に向けて、「バレー経験が長い選手たちと対戦できる。(堺ブレイザーズの選手たちの)プレーの柔らかさなどを学びたい」とコメントしました。
V・チャレンジリーグの柏エンゼルクロスと対戦した中京大学は、セットカウント3-1(21-25、25-23、25-23、25-16)で勝利を収めました。中京大学の中原貴典監督は、「最初はV・チャレンジリーグのチームが相手ということで硬さがあったが、時間の経過とともにいつものプレーに戻った。堅いディフェンスから攻撃に繋げるのが自分たちのバレー。(次戦で対戦する)久光製薬スプリングスを相手に、どこまで通用するか。1点でも多く点を獲りたい」とコメントしました。
先日行われた全日本大学男女選手権大会(全日本インカレ)で女子準優勝の福岡大学は、札幌山の手高校にストレート(25-12、25-12、25-13)、男子優勝の中央大学は東海大学付属第四高校にストレート(27-25、25-23、25-23)でそれぞれ勝利しました。
大会初日(12月10日)の各試合結果
明日11日(木)の2回戦からは、いよいよV・プレミアリーグのチームが登場。昨年度女子優勝の久光製薬スプリングスは中京大学と、準優勝の岡山シーガルズは福岡大学と対戦します。また、昨年度男子優勝の東レアローズは創造学園高校、準優勝のジェイテクトSTINGSは甲南大学とそれぞれ対戦します。
本大会は平日開催の3日間(12月10日~12日)、17:00以降から試合をご観戦いただける「よるバレチケット」(1000円・ドリンク付き)を販売しております!お仕事や学校の後にバレーボールを観戦したいという方におすすめのチケットになっております。また、各種展示や天皇杯・皇后杯限定グッズの販売もございますので、こちらも併せてお楽しみください!