髙橋/池田組が今季初参戦で大阪を制す 女子は伊藤/沢目組が2大会連続優勝 ジャパンツアー グランフロント大阪大会

JR大阪駅目の前、グランフロント大阪うめきた広場で行われたジャパンツアー2025 第2戦 GS グランフロント大阪大会。
大観衆のなかで行われた男子決勝戦は髙橋巧(ANAあきんど株式会社)/ 池田隼平(株式会社カブト)組と平塚大会 荒井商事杯でも決勝進出を果たしているMartin Kaufer(Germany)/庄司憲右(ハウスコム株式会社)組との対戦でした。
試合は髙橋/池田組がジャンプセットやキレのあるショット、粘り強いレシーブが要所で光り終始リードする形でセットカウント 2 (21-17,21-14) 0 で今季初Vを手にしました。
試合後のインタビューで髙橋選手は「絶対勝ちたかった。このグランフロント大阪大会を最後に7年間お世話になった所属先を卒業するため、この大会は自分にとって本当に特別な大会だった」と時折息を詰まらせながら所属先やコーチ、家族に感謝を伝え多くのファンの方に拍手を受けました。
男子決勝の余韻が残るなか始まった女子決勝戦は伊藤桜(日本通運株式会社)/沢目繭(ミライラボバイオサイエンス株式会社)組と、辻村りこ(ANAエアポートサービス株式会社)/西堀健実(biid株式会社)組です。
今大会本調子ではなかったという伊藤選手ですが前後を揺さぶるショットや粘りのあるレシーブで得点を量産します。沢目選手もブロックや迫力のある強打が飛び出し1セット目を21-17で先取しました。そして2セット目も伊藤/沢目組のペースで試合が進み 18-15 と先行します。
しかしショットのミスなどの連続ミスが重なり、先にセットポイントを握ったのは辻村/西堀組。ですがここで集中力を切らさず 22-21 と伊藤/沢目組がマッチポイントを奪い返すと、最後は沢目選手がコート奥にハーフショットを落とし 2 (21-17,23-21) 0 でゲームセット。
試合後には「チームのフォローがありおもいっきりプレーすることができた」(伊藤選手)「連続優勝はなかったのでうれしい」(沢目選手)と、喜びを噛み締めていました。
そして大会最終日のもう一つの注目カードだったのは男子準決勝第1試合、髙橋/池田組 対 水町泰杜(ウルフドッグス名古屋)/ Thomas Hartles(New Zealand)組です。朝9:00からの試合でしたが有料席はチケット完売となり無料観戦エリアも賑わいを見せた1戦でした。
試合は 2 (21-17,23-21) 0 で髙橋/池田組が勝利しましたが水町選手は「今後もっと練習すれば上にいけると自信につながった」と話ました。
