男子日本代表Bチームがオーストラリアとの親善試合に2連勝

「2025バレーボール男子日本代表国際親善試合 日本B対オーストラリア(岩手大会)」が7月5日(土)、6日(日)に奥州市総合体育館 Zアリーナ(岩手県奥州市)にて開催されました。
2日間合わせて5,000人を超える観客が集まったオーストラリアとの試合は、エキストラセットとして1セット追加され、5日(土)はセットカウント4-0(25-19、25-19、25-22、25-15)、6日(日)はセットカウント4-0(25-15、25-20、25-16、25-16)と2連勝を飾りました。
「バレーボールネーションズリーグ2025」に出場した後藤陸翔選手や高橋慶帆選手が力強いスパイクやサーブで得点につなげると、西川馨太郎選手もブロックを決めます。さらにチーム最年長の深津英臣選手から練習生として参加した三宅綜大選手も出場し、若手ベテラン問わず団結し、息の合ったプレーをみせ会場を盛り上げました。
本大会を持って、男子日本代表Bチームの今季の活動は終了となります。皆さまのご支援とご声援、ありがとうございました。引き続きAチームへの応援もよろしくお願いいたします。
<コメント>
真保綱一郎監督
「7月4日(金)にもフレンドリーマッチを行なったため、オーストラリア代表とは計3試合を行い、いずれも勝利を飾ることができた。今シーズンは、AチームとBチーム間の選手移動が例年以上にあり、スパイクのコンビネーションやディフェンスシステムなどの構築に選手たちは苦労したと思うが、日々の練習に全力で取り組んでもらい、非常に充実した活動になった。B代表チームの今季の活動は親善試合をもって終了となるが、今後も多くの選手をAチームに輩出できるよう、スタッフ一同、後押ししていきたい」
深津英臣選手
「能力の高い選手と練習や試合を経験し、多くの刺激を受け充実した期間となった。短期間でコンビを作ることは簡単ではなかったが、今の自分が通用する部分やまだ足りないものを見つけることができたのは良かった。今回の経験をどう生かしていくかは自分次第なのでさらなる高みを目指して精進していきたい」
森愛樹選手
「今回、初代表選出でこのようなレベルの高いところでみんなと一緒にバレーボールができてとても良い経験になった。初めて一緒にプレーする選手としっかりコミュニケーションを取ることができて連携も良かったと思う。オーストラリアとの親善試合もたくさんの応援ありがとうございました。初めて日の丸を背負ってコートに立ち緊張することもあったが、自信を持ってプレーすることができた。これからも感謝の気持ちを忘れずに一歩一歩前に進んでいきたい。クラブに戻ってもこの代表経験で得たものを生かし、率先して頑張っていきたい」
三宅綜大選手
「練習生という形で参加させていただいて貴重な時間を過ごすことができた。また多くの観客の前でプレーできたこと、公式戦に近い形でゲームができたことが自分の競技人生の中でとてもプラスになる経験をすることができた。大学に戻り、さらに上達してまたこのような場でプレーできるように頑張りたい」