7位で大会を終える 2025女子U19世界選手権大会

7月2日(水)からオシエク(クロアチア)とベオグラード(セルビア)で行われた「2025女子U19世界選手権大会」が13日(日)に閉幕したしました。
3勝2敗のD組3位で予選ラウンドを突破した日本は、Round Of 16でチャイニーズタイペイにセットカウント3-1(20-25、25-16、25-22、25-18)で勝利し、準々決勝に進みます。準々決勝は予選ラウンドをトップで通過したポーランドとの一戦に。日本も最後まで粘りを見せますがセットカウント0-3(20-25、19-25、25-27)のストレートで敗れ、プレーオフ(5-8位)に回ります。プレーオフは予選ラウンドで敗れたイタリアとの再戦となりましたが、セットカウント2-3(25-16、20-25、28-26、22-25、7-15)で惜しくも敗れ、7-8位決定戦に回りました。
7-8位決定戦の相手はブラジル。第1セットは紅野花歩選手のサーブから試合がスタートします。忠願寺莉桜選手のブロックなどで得点し、序盤から互い譲らない一進一退の攻防に。馬場柚希選手のサービスエースで13-11と抜け出すと、その後は1点差での試合が展開され、最後は馬場選手がレフトから決めて25-22でこのセットを先取します。
続く第2セットは序盤からサーブレシーブを崩され4連続失点を喫します。荻野明花選手に替えて結束美南選手を投入し、リズムを取り戻した日本は4-4の同点に追い付きます。相手の強いサーブに対応できず3点差とされるも、馬場選手の巧みなスパイクで7-7の同点に追い付きます。互いに点を取り合う展開となりますが、古川千裕選手や山下裕子選手のサーブでブレイクに成功し、20点以降には中川いちの選手の2連続クイックなどで得点を重ね、25-23でセットを連取します。
第3セット序盤は競り合いとなりますが、山下選手や結束選手のサービスエースや馬場選手のスパイクなどで12-9とリードを広げます。日本が連続でスパイクミスをしてしまい逆転を許す場面もありましたが、中川いちの選手のサーブからブレイクし、さらに忠願寺選手がスパイクを決めて22-22の同点に追い付くと、結束選手が決めて25-24でマッチポイントを握り、最後は忠願寺選手のサービスエースで得点して28-26で勝利し、7位で本大会を終えました。
最終順位
- ブルガリア
- アメリカ
- ポーランド
- トルコ
- イタリア
- 中国
- 日本
- ブラジル
- クロアチア
- アルゼンチン
- チャイニーズタイペイ
- メキシコ
- タイ
- ベルギー
- セルビア
- ドイツ
- スペイン
- カナダ
- チリ
- プエルトリコ
- ペルー
- エジプト
- ドミニカ共和国
- チュニジア