2025女子U19世界選手権大会

RESULTS

試合結果

最終順位

  1. ブルガリア
  2. アメリカ
  3. ポーランド
  4. トルコ
  5. イタリア
  6. 中国
  7. 日本
  8. ブラジル
  9. クロアチア
  10. アルゼンチン
  11. チャイニーズタイペイ
  12. メキシコ
  1. タイ
  2. ベルギー
  3. セルビア
  4. ドイツ
  5. スペイン
  6. カナダ
  7. チリ
  8. プエルトリコ
  9. ペルー
  10. エジプト
  11. ドミニカ共和国
  12. チュニジア

日本の試合結果

7月13日 日本×ブラジル 7-8位決定戦
チーム セット 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 3 25 25 28    
ブラジル 0 22 23 26    
チーム 日本 ブラジル
セット 3 0
第1セット 25 22
第2セット 25 23
第3セット 28 26
第4セット    
第5セット    

【戦評】

【第1セット】
紅野花歩選手のサーブから試合がスタート。忠願寺莉桜選手のブロックなど得点するも互い譲らず序盤から中盤への試合が推移していく。馬場柚希選手のサービスエースで13-11と抜け出す。その後は1点差での試合が展開する。古川選手のサービスエースで19-17とリードを広げたところでブラジルがタイムアウト要求する。22-20としたところでブラジルがタイムアウト要求する。23-21の場面で荻野明花選手に替えて結束美南選手をリリーフサーバーとして投入する。馬場選手のブロックで24-22とセットポイントを握ると、最後は馬場選手がレフトから決めて25-22でこのセットを取得する。

【第2セット】
序盤からサーブレシーブで狙われリズムを崩し失点を重ね、0-4になったところでタイムアウト要求する。荻野選手に替えて結束選手を投入し、リズムを取り戻した日本は4-4の同点に追い付きます。相手の強いサーブに対応できず3点差とされるも、馬場選手の巧みなスパイクで7-7の同点に追い付く。互いに激しいラリーで攻防し、試合は中盤に向かう。古川選手千裕選手のサーブでブレイクに成功し15-15。山下選手のナイスサーブで18-18になったところでブラジルがタイムアウト要求する。20点以降に2本連続で中川いちの選手がクイックを決めて23-22とリードを奪う。長いラリーを馬場選手のスパイクで得点し24-22とすると、最後は馬場選手がレフトから決めて25-23でこのセットも連取する。

【第3セット】
第3セットは紅野選手に替えて中川選手をスタメンに起用します。古川選手のナイスサーブや忠願寺選手のブロックなど素晴らしいプレーが続くがなかなか一歩抜け出せない状況で試合が推移する。山下選手や結束選手のサービスエースなどで10-8とリードを広げる。中川選手のナイスサーブから馬場選手が得点し12-9とリードを広げる。日本が連続でスパイクミスをしてしまい12-13とリードを奪われた時点でタイムアウトを要求する。12-15の場面でセッターを古川選手から土岐陽夏選手に替える。3点差を追いかける状況になるが、馬場選手のサーブから得点し16-17としたところでブラジルがタイムアウトを要求する。中川選手のサーブからブレイクし、さらに忠願寺選手がスパイクを決めて22-22の同点に追い付く。デュースにもつれ込むが、馬場選手のナイスサーブを結束選手が決めて25-24でマッチポイントを握る。最後は忠願寺選手のサービスエースで得点し、28-26で勝利した。

7月12日 日本×イタリア プレーオフ
チーム セット 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 2 25 20 28 22 7
イタリア 3 16 25 26 25 15
チーム 日本 イタリア
セット 2 3
第1セット 25 16
第2セット 20 25
第3セット 28 26
第4セット 22 25
第5セット 7 15

【戦評】

【第1セット】
プレーオフの対戦相手は予選リーグで惜敗したイタリアであった。古川千裕選手のサービスエースで試合が始まる。紅野花歩選手のブロックや馬場柚希選手のサービスエースなどで序盤は一進一退の攻防で試合が推移するが、古川選手のサービスエースで15-12としたところでイタリアがタイムアウトを要求する。15-13の場面で忠願寺莉桜選手に替えて土岐陽夏選手、古川選手に替えて宮嶌里歩選手をコートに入れる。馬場選手のサービスエースで点差を広げると、その後も荻野明花選手のスパイクで点差を広げ19-13とする。荻野選手のブロックで試合を優位に進めていく。紅野選手の効果的なサーブで相手のスパイクミスを誘いブレイクに成功する。最後は荻野選手がスパイクを決めてこのセットを25-16で先取する。

【第2セット】
第2セット目はセッターを土岐選手に替えてスタートする。1セット目と同様に序盤は両者譲らずサイドアウトを繰り返す。荻野選手のサーブでブレイクに成功し8-5とリードを奪う。日本のコンビミスから8-8の同点に追い付かれるが、山下裕子選手のナイスサーブで再び2点差とする。しかし、スパイクミスなどで同点となり中盤を迎える。馬場選手のナイスサーブでブレイクし15-12になったところでイタリアがタイムアウトを要求する。サーブレシーブが乱され連続で得点を失い15-15になったところで日本がタイムアウトを要求する。忠願寺選手のスパイクなどで19-20の1点差になったところで荻野に替えて結束美南選手を入れる。20-21で紅野選手に替えて中川いちの選手を投入するも、日本の連続スパイクミスなどでこのセットを失う。

【第3セット】
このセットは1セット目と同じメンバーで臨む。1セット目と同様に古川選手のサービスエースから試合が始まる。サーブレシーブが崩れ苦しい展開となるが、粘り強く繋いで得点し6-5とリードをする。山下選手のクイックなどで得点を重ね9-7。その後も3点をリードして試合が進んでいく。山下選手が相手のクイックを完璧のブロックし18-13とリードしたところでイタリアがタイムアウトを要求する。日本のコンビミスが出て18-16となったところで日本がタイムアウトを要求する。18-19とリードされたところで古川選手に替えて土岐選手を入れるが得点され、18-20となったところで日本がタイムアウトを要求する。19-21の場面で荻野選手に替えて結束美を入れる。23-23の同点になったところで長いラリーを取ることができず握られるが、結束選手の渾身のスパイクで24-24とする。相手のスパイクがアウトになり27-26になったところでイタリアがタイムアウトを要求する。最後は馬場選手の巧みなスパイクで得点し28-26としこのセットを取得する。

【第4セット】
このセットは荻野選手替えて結束選手を、古川選手に替えて土岐選手をスタートから起用する。紅野選手のCクイックからの得点でスタート。粘り強いレシーブから得点し、5-2となったところでイタリアがタイムアウトを要求する。その後、同点とされる場面もあったが、結束選手のサーブから山下選手のクイックが決まり8-6とする。サーブレシーブが乱され8-10とリードを奪われタイムアウトを要求する。12-14の場面で紅野選手に替えて古川選手をリリーフサーバーとして投入する。日本のミスが続き12-16としたところでタイムアウトを要求する。その後もスパイクがブロックされ点差を縮めることができない展開になるが、後半に入り土岐選手のサーブで連続ブレイクに成功し19-22。忠願寺選手のブロックで21-22の1点差まで詰め寄り、最後は日本のスパイクが連続でブロックされ22-25で失う。

【第5セット】
序盤はサイドアウトの応酬の展開となる。日本がスパイクミスを連続し3-6となったところでタイムアウトを要求する。4-8でコートチェンジとなる。その後はサービスエースを取られて4-9となりタイムアウトを要求する。サーブレシーブが乱され単調な攻撃になりスパイクがブロックされ5-12。最終的には7-15で終了する。

7月11日 日本×ポーランド 準々決勝
チーム セット 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 0 20 19 25    
ポーランド 3 25 25 27    
チーム 日本 ポーランド
セット 0 3
第1セット 20 25
第2セット 19 25
第3セット 25 27
第4セット    
第5セット    

【戦評】

【第1セット】
準々決勝は予選ラウンドをトップで通過し、今まで全勝のポーランドとの対戦に。古川千裕選手のナイスサーブから馬場柚希選手がスパイクを決めて最初の得点を奪う。序盤は忠願寺莉桜選手のブロックで得点するものの一進一退の攻防で推移する。山下裕子選手や馬場選手のブロックなどで7-6とリードすると、さらに荻野明花選手のパイプ攻撃で10-8とリードを奪う。中盤に入り両者譲らない展開が続き終盤を迎えるが、日本チームにミスが出て15-17としたところで日本が最初のタイムアウトを要求する。日本のスパイクが連続でブロックに捕まり17-21となったところで2回目のタイムアウトを取る。19-22の場面で忠願寺選手に替え土岐陽夏選手を、古川選手に替えて宮嶌里歩選手をコートに送るも、最後は日本のスパイクがブロックされて20-25で失う。

【第2セット】
このセットも1セット目と同じスターティングメンバーで臨む。馬場選手のレフト攻撃からスタート。序盤は1セット目と同様にサイドアウトの応酬になるが、山下選手のナイスサーブから馬場選手のブロックなどで9-6とし、ポーランドがタイムアウトを要求する。13-10のところで忠願寺選手を土岐選手に、古川選手を宮嶌選手に替えてコートに送る。日本のスパイクが連続でブロックされ、14-13になったところで日本がタイムアウトを要求する。15-14で荻野選手に替えて結束美南選手を入れるも、サーブレシーブが乱され15-17になったところで再びタイムアウトを要求する。忠願寺選手と古川選手をコートに戻すも、リズムを取り戻すことができず終盤を迎える。最後は日本のスパイクがブロックに阻まれこのセットを19-25で奪われる。

【第3セット】
このセットも最初の得点は馬場選手のスパイクであった。忠願寺選手の連続スパイクで得点するも抜け出すことができず、一進一退の試合で序盤は推移する。忠願寺選手のナイスサーブから山下選手がクイックを決めて13-12で1点のリードを奪う。その後は同点の展開が続き終盤を迎える。紅野花歩選手の効果的なサーブで相手のスパイクミスを誘い20-18となったとこでポーランドがタイムアウトを要求する。紅野選手に替えて土岐選手をリリーフサーバとしてコートに入れる。日本のスパイクがブロックされて20-20としたところでタイムアウトを要求する。タイムアウト後もスパイクがブロックされリードを奪われ、20-22となりタイムアウトを要求する。忠願寺選手のサービスエースで22-23になったところでポーランドがタイムアウトを要求する。荻野選手のスパイクで24-24に追い付きデュースに持ち込むも、最後はスパイクがブロックされ25-27で敗戦が決まった。

7月8日 日本×チャイニーズタイペイ Round Of 16
チーム セット 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 3 20 25 25 25  
チャイニーズタイペイ 1 25 16 22 18  
チーム 日本 チャイニーズタイペイ
セット 3 1
第1セット 20 25
第2セット 25 16
第3セット 25 22
第4セット 25 18
第5セット    

【戦評】

【第1セット】
B組2位で予選ラウンドを通過したチャイニーズタイペイとの一戦は、序盤から日本の連続ミスでリードを許す展開となるが、中川いちの選手のサーブでブレイクに成功し3-4。チャイニーズタイペイのサービスエースやブロックアウトを誘うスパイクで4-8とされるが、結束美南選手のサーブで連続ブレイクに成功し、7-9と2点差に迫る。その2点の差を詰めることができず苦しい展開となるが、忠願寺莉桜選手のブロックや結束選手の巧みなスパイクなどで15-13とし、チャイニーズタイペイがタイムアウトを要求する。タイムアウト後にスパイクを決めきれず16-16の同点に追い付かれるが、忠願寺選手のスパイクで17-16とする。忠願寺選手に替えて古川千裕選手を、土岐陽夏選手に替えて宮嶌里歩選手をコートに送る。タッチネットの反則で逆転を許し16-18としたところで日本がタイムアウトを要求する。日本にスパイクミスが出て18-21としたところで2回目のタイムアウトを要求する。19-21の場面で再び土岐選手と忠願寺選手をコートに戻すも、リズムを掴むことができず20-25でセットを失う。

【第2セット】
相手のサーブミスから得点し、さらに結束選手が連続ブロックとスパイクを決めて4-0とする。馬場柚希選手がサービスエースを決めて5-0としたところでチャイニーズタイペイがタイムアウトを要求する。タイムアウト後も山下裕子選手のブロックや相手ミスで7-0。その後も忠願寺選手のサービスエースや山下選手のブロックで試合を優位に展開する。14-6としたところで土岐選手に替えて古川選手を投入する。忠願寺選手のブロックやスパイクでさらにリードを広げ18-8としたところでチャイニーズタイペイがタイムアウトを要求。その後も忠願寺選手のサービスエースや結束選手のスパイクでリードを広げる。22-11の場面で馬場選手に替えて大雲舞子選手をコートに送り込む。終盤に連続失点を喫するも25-16でこのセットを奪い返す。

【第3セット】
序盤はサイドアウトの応酬で互いに譲らない展開となる。相手の巧みなプレーに4-7とリードを奪われるも、忠願寺選手のブロックや中川選手のクイックで8-9と追い上げを見せる。しかし、相手の巧みなスパイクに対応できず8-11としたところで日本がタイムアウトを要求する。中川選手のサーブでブレイクに成功し11-11の同点に追い付くが、日本がスパイクを決めきれず11-14と再びリードを許す。日本のスパイクミスで12-16とされたところでタイムアウトを要求する。山下選手のサービスエースで16-17とすると、その後も山下選手がサーブをキープし18-18とする。古川選手のナイスサーブで相手のスパイクミスを誘い20-18としたところでチャイニーズタイペイがタイムアウトを要求する。馬場選手がサービスエースを決め23-20。24-22でセットポイントを握ったところで宮嶌選手を投入し、相手のレシーブが崩れ、スパイクミスを誘って得点し、25-22このセットを取得する。

【第4セット】
このセットはセッターを古川選手に替えて臨む。忠願寺選手のライトからの攻撃で先取点を奪う。相手のサーブに揺さぶられ、序盤は3-7とリードを奪われる。相手の粘り強いレシーブを前にリードを広げられ5-11。その後も点差を縮めることができず試合が進んでいくが、馬場柚希選手のサーブで点差を縮めていく。忠願寺選手のブロックで12-14。13-15の場面で古川選手に替えて土岐選手を、忠願寺選手に替えて宮嶌選手をコートに投入する。相手のスパイクミスで15-15の同点に追い付くと、結束選手のスパイクも決まり16-15。19-18の場面で2枚替えで古川選手と忠願寺選手を戻すと、その古川選手のサービスエースで20-18。長いラリーを制してさらに優位に試合を進め、最後は古川選手のサイスサーブから得点し25-18でこのセットを獲得し勝利した。

7月7日 日本×イタリア 予選ラウンド
チーム セット 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
(3勝2敗)
1 21 25 22 21  
イタリア
(5勝0敗)
3 25 16 25 25  
チーム 日本
(3勝2敗)
イタリア
(5勝0敗)
セット 1 3
第1セット 21 25
第2セット 25 16
第3セット 22 25
第4セット 21 25
第5セット    

【戦評】

【第1セット】
馬場柚希選手のレフトからのスパイクで先制点を奪う。前半は忠願寺莉桜選手のサービスエースやスパイクで一進一退の攻防で試合が推移する。紅野花歩選手のサービスエースで12-11とリードを奪う。13-12の場面で忠願寺選手に替えて古川千裕選手を、土岐陽夏選手に変えて宮嶌里歩選手を投入する。日本のミスが続き15-18としたところでタイムアウトを要求する。馬場選手の連続スパイクで1点差まで追い付くがイタリアにスパイクを決められ21-18となり、2回目のタイムアウトを要求する。その後もミスが続き、点差を広げられる。馬場選手のサービシエースで20-23としたところでイタリアがタイムアウトを取る。忠願寺選手のスパイクで追い上げるものの21-25でこのセットを失う。

【第2セット】
このセットは紅野選手に替えて中川いちの選手をスタートから起用する。土岐選手のサービスエースから試合がスタートする。その後も馬場選手のサービエースなどで優位に試合を進める。山下裕子選手のブロックや荻野明花選手のサービスエースで11-6とする。イタリアの高いブロックに捕まり連続得点を許し11-9としたところで日本がタイムアウトを要求する。さらに忠願寺選手に替えて古川選手を、土岐選手に替えて宮嶌選手を投入する。同点に追い付かれる場面もあったが、馬場選手のブロックで13-11と抜け出す。その後も粘り強い繋ぎから15-11としたところでイタリアがタイムアウトを要求する。馬場選手のナイスサーブで19-13としたところで再びイタリアがタイムアウトを要求する。中川選手に替えて結束美南選手をリリーフサーバーと投入し、サービスエースで得点する。その後も結束選手がサーブをキープし、忠願寺選手のスパイクなどで23-14とリードを広げる。最後は忠願寺選手がバックライトからスパイクを決めて25-16でこのセット奪い返す。

【第3セット】
2セット目と同じメンバーでスタートする。前半は相手にツーアッタクを連続で決められる場面があったが、馬場選手の巧みなスパイクでリードを奪う。日本のスパイクミスなどで逆転されるも、忠願寺選手のスパイクや中川選手のサーブで11-10とリードを奪う。同点に追い付かれるも、土岐選手のブロックで再び14-12とリードを奪う。15-14の場面で荻野選手に替えて結束選手を投入する。その後は両チーム譲らす後半に突入する。19-18で中川選手に替えて古川選手を投入する。日本のスパイクがブロックされ19-20としたところでタイムアウトを要求する。最後は相手のサービスエースで22-25とし、このセットを失う。

【第4セット】
最初の得点は日本らしくボールを繋ぎ馬場選手がブロックアウトで得点する。荻野選手や馬場選手のスパイクで6-2とリードしたところでイタリアがタイムアウトを要求する。日本のスパイクがブロックされ6-7としたところで結束選手を投入する。その後は2点のリードを保った状態で推移する。日本のスパイクがブロックされ15-15の同点になったところでタイムアウトを要求する。16-15の場面で忠願寺選手に替えて古川選手を、土岐選手に替えて宮嶌選手を投入する。20-20になったところ結束選手に替えて荻野選手をコートに戻す。相手のスパイクが決まり21-23としたところで日本がタイムアウトを要求する。日本のスパイクミスと被ブロックで最終的には21-25でこのセットを失い、予選ラウンド2敗目を喫した。

 

7月6日 日本×チリ 予選ラウンド
チーム セット 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
(3勝1敗)
3 25 25 25    
チリ
(0勝4敗)
0 16 14 10    
チーム 日本
(3勝1敗)
チリ
(0勝4敗)
セット 3 0
第1セット 25 16
第2セット 25 14
第3セット 25 10
第4セット    
第5セット    

【戦評】

【第1セット】
馬場柚希選手のレフトからのスパイクで先制点を奪うと、その後は結束美南選手のスパイクや馬場選手のサービシエースで3-0とする。チリの粘り強いレシーブから日本のスパイクがアウトになり5-7と逆転を許す。結束選手のナイスサーブなどで8-8の同点に追い付くと、そこから一進一退の攻防の展開に。11-10としたところで結束選手に代わり荻野明花選手を投入する。馬場選手のサーブでリズムを作り、13-11としたところでチリがタイムアウトを要求する。タイムアウト後も馬場選手のサービスエースなどでリードを広げていく。忠願寺莉桜選手が相手のエースをブッロクし16-12。紅野花歩選手のナイスサーブから荻野選手がスパイクを決め、18-12としたところでチリがタイムアウトをとる。忠願寺選手に変えて古川千裕選手を、土岐陽夏選手に変えて宮嶌里歩選手をコートに入れると、古川が2本連続でサービスエースを決め得点する。23-14の場面で馬場選手に代えて大雲舞子選手を投入する。最後は大雲選手がレフトから豪快に決めて25-16でこのセットを先取する。

【第2セット】
このセットは結束選手に代えて荻野選手がスタートから出場する。土岐選手の強烈なジャンプサーブで先取点を奪う。日本のサーブレシーブが乱れリードを許す展開となるも、山下裕子選手のナイスサーブで8-8の同点に追い付き、その後も山下選手がサーブをキープし10-8としたところでペルーがタイムアウトを要求する。タイムアウト後も山下選手の効果的なサーブでリードを広げていく。馬場選手のサービスエースで17-11としたところでチリがタイムアウトを要求する。18-12の場面で山下選手に代えて中川いちの選手を投入する。21-13となったところで忠願寺選手に代えて古川選手を、土岐選手に変えて宮嶌選手をコートに入れる。その後も中川選手のクイックが効果的に決まり、危なげなくこのセットを25-14で取得する。

【第3セット】
このセットは山下選手に代えて中川選手がスタメンに。序盤は土岐選手のサービスエースや忠願寺選手のスパイクで優位の試合を進めていく。忠願寺選手のサービスエースで7-2になったところでペルーが作タイムアウトを要求する。タイムアウト後も荻野スパイクなどでリードを広げていき11-2としたところでチリがタイムアウトを要求する。12-3の場面で忠願寺選手に代えて古川選手を、土岐選手に代えて宮嶌選手をコートに入れる。その後はミスの少ないバレーボールで優位に試合を進めていく。宮嶌選手のバックアタックが効果的に決まりリードを保ち終盤を迎える。23-10の場面で馬場選手に代えて大雲選手をコートに入れる。終盤も集中を切らさず25-10でこの試合を勝利した。また決勝トーナメントの進出が決定した。

7月4日 日本×中国 予選ラウンド
チーム セット 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
(2勝1敗)
2 25 14 17 25 10
中国
(3勝0敗)
3 13 25 25 20 15
チーム 日本
(2勝1敗)
中国
(3勝0敗)
セット 2 3
第1セット 25 13
第2セット 14 25
第3セット 17 25
第4セット 25 20
第5セット 10 15

【戦評】

【第1セット】
長いラリーを忠願寺莉桜選手のスパイクで制し先取点を奪う。その後も、徳元菜々美選手を中心とした粘り強いレシーブで得点を重ね、7-3としたところで中国がタイムアウトを要求する。山下裕子選手の効果的なサーブから2本連続で相手のスパイクをシャットアウトし11-4とする。その後は一進一退の攻防で試合が展開するが、忠願寺選手のサーブから馬場柚希選手の技ありのスパイクなどで17-11とする。日本も粘りを見せるがミスが出て17-13としたところでタイムアウトを要求する。その後、結束美南選手のスパイクとサービスエースでリードを広げ21-13としたところで中国が2回目のタイムアウトを要求する。日本の粘りに中国が我慢できず連続でミスし、さらに点差を広げると、最後は結束選手のパイプ攻撃でこのセットを奪う。

【第2セット】
1セット目と同じ布陣でスタート。相手のクイックやブロックなどに苦しみ0-4としたところで日本が最初のタイムアウトを要求する。タイムアウト後に忠願寺選手のスパイクとブロックで次第にリズムを取り戻し7-9と詰め寄る。日本は好レシーブから試合を展開するが、中国のスパイクに阻まれ9-14となった所でタイムアウトを要求する。12-19の場面で忠願寺選手に代わり古川千裕選手を、土岐陽夏選手に代わり宮嶌里歩選手を投入するが、点差を縮めることができず14-25でこのセットを失った。

【第3セット】
序盤は互いに譲らない展開で試合が進んでいく。日本のスパイクミスが続き7-9としたところでタイムを要求する。紅野花歩選手の効果的なブロックから忠願寺選手がスパイクを決め9-11と点差を縮めたところで中国がタイムアウトを要求する。結束選手に代わって出場した荻野明花選手がスパイクを決めて12-14とする。その後は中国の高いブロックに阻まれ15-19としてところで2回目のタイムアウトを要求する。その後も高いブロックに捕まりリードを許す展開が続き、最終的には17-25でセットを失う。

【第4セット】
このセットも両チーム気迫のこもったプレーで一進一退の攻防を展開する。結束選手のサービスエースで抜け出し8-5としたところで中国がタイムアウトを要求する。山下選手の効果的なサーブからリードを広げ12-6とする。その後は中国の高いブロックに苦しみ連続失点を喫し14-11としたところで日本がタイムアウトを要求する。忠願寺選手のサービスエースで19-12とする。21-14の場面で山下選手に代わり古川選手をリリーフサーバーとして投入する。その後も落ち着いた試合運びで25-20としてフルセットに持ち込む。

【第5セット】
忠願寺選手の切れ味抜群のスパイクで始まるが、日本のスパイクが連続でブロックされ4-6としたところでタイムアウトを要求する。5-7としたところで結束選手に代えて荻野選手を投入する。7-10の場面で日本がタイムアウトを要求する。レシーブで粘るが日本のスパイクがブロックされ点差を広げられる。山下選手に代えて古川選手をリリーフサーバーとして投入し点差を縮めていく。紅野選手がレフトからの攻撃を完璧にシャットアウトし9-13としたところで中国がタイムアウト要求する。しかし、その後は点差を縮めることができず、10-15で試合が終了した。

7月3日 日本×チュニジア 予選ラウンド
チーム セット 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
(2勝0敗)
3 28 25 25    
チュニジア
(0勝2敗)
0 26 19 18    
チーム 日本
(2勝0敗)
チュニジア
(0勝2敗)
セット 3 0
第1セット 28 26
第2セット 25 19
第3セット 25 18
第4セット    
第5セット    

【戦評】

【第1セット】
荻野明花選手がキレのあるレフトからのスパイクで先取点を奪う。序盤は一進一退の攻防が続くが、相手の高いブロックに阻まれリードされる展開となるが、忠願寺莉桜選手を中心にスパイクで攻め同点に追い付く。忠願寺選手のサービスエースで22-21と日本がリードしたところでチュニジアが1回目のタイムアウトを要求する。日本のスパイクがブロックされ22-23となったところで日本も最初のタイムアウトを取る。デュースの展開が続くが、最後は忠願寺選手がライトからスパイクを決め、28-26で第1セットを取得する。

【第2セット】
2セット目は忠願寺選手のライトからのスパイクでスタート。高いブロックにスパイクが阻まれ4-7と点差を広げられたところで日本がタイムアウトを要求する。山下裕子選手の連続サービスエースで8-8の同点に追い付くと、さらに山下選手の効果的なサーブで相手のミスを誘い10-8とリードしたところでチュニジアがタイムアウトを要求。中盤はリードを保ったまま試合が進行する。終盤にかけて中川いちの選手や荻野選手の効果的なスパイクで23-19とリードを広げたところでチュニジアがタイムアウトを取る。最後は土岐陽夏選手のサービスエースで25-19とし、このセットも奪った。

【第3セット】
このセットも忠願寺選手のスパイク得点から始まる。その後も中川選手のクイックなどでリードするが、日本のミスで同点に追い付かれ一進一退の攻防に。忠願寺選手がライトからのバックアッタクを決め、17-14と日本が一歩抜け出したところでチュニジがタイムアウト要求する。タイムアウト後も中川選手のクイックなどで19-15とさらに点差を広げる。終盤は粘り強くボールを繋ぎ、25-18でこのセットも奪い、ストレートで勝利した。

7月2日 日本×ベルギー 予選ラウンド
チーム セット 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本
(1勝0敗)
3 25 25 25    
ベルギー
(0勝1敗)
0 15 16 14    
チーム 日本
(1勝0敗)
ベルギー
(0勝1敗)
セット 3 0
1セット 25 15
2セット 25 16
3セット 25 14
4セット    
5セット    

【戦評】

【第1セット】
ヨーロッパ大陸代表で高さが特徴のベルギーとの対戦。徳元菜々美選手のナイスレーブから馬場柚希選手がスパイクを決めて試合がスタートした。その後も忠願寺莉桜選手や結束美南選手のスパイクで得点を重ねる。日本らしい繋ぎから得点を重ね、9-4としたところでベルギーが最初のタイムアウトを要求する。紅野花歩選手のブロックやスパイクでリード広げていく。さらに、紅野選手が相手のライト攻撃を完璧にシャッタアウトし、15-7としたところでベルギーが2回目のタイムとをとる。忠願寺選手のサービスエースなどで点差を広げ、23-14としたところで宮嶌里歩選手をリリーフサーバーとして投入し、最後は25-15でこのセットを先取した。

【第2セット】
2セット目も1セット目と同じメンバーでスタートする。馬場選手の切れ味のあるスパイクから得点し先取点を奪った。序盤は一進一退の攻防の展開となるが、紅野選手の効果的なサーブから忠願寺選手がスパイクやブロックを決め、13-9となったところでベルギーが1回目のタイムアウトを要求する。結束選手のサービエースで19-11としたところでベルギーが2回目のタイムアウトをとる。タイムアウト後、結束選手に代わり荻野明花選手をコートに送り込む。馬場選手のスパイクやサービスエースで点差を広げ、25-16でこのセットを取得する。

【第3セット】
1、2セットと同じ布陣でスタートする。序盤は相手の高いブロックとジャンプサーブに苦しめられ3-7となったところでタイムアウトを要求する。忠願寺選手の効果的なサーブで8-8の同点に追い付くと、山下裕子選手のスパイクでリードする。紅野選手のブロックや結束選手のバックアタックでリードを広げ、13-10としたところでベルギーがタイムアウトを要求する。タイムアウト後も土岐陽夏選手のサービスエースで得点を重ねていく。土岐選手が効果的なサーブを続けて得点し、17-10としたところでベルギーが2回目のタイムアウトを取る。20-11の場面で結束選手に代わり荻野選手を投入する。その後も馬場選手のサービスエースなどで得点を重ね、25-14でこのセットも奪い、ストレートで勝利した。