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銀メダルを獲得 2025女子U21世界選手権大会

銀メダルを獲得 2025女子U21世界選手権大会

「2025女子U21世界選手権大会」が8月17日(日)、スラバヤ(インドネシア)で閉幕し、バレーボール女子U21日本代表は銀メダルを獲得しました。

 

予選ラウンドをD組1位で突破した日本はRound Of 16でクロアチアと対戦し、セットカウント3-1(25-16、22-25、25-17、25-17)で勝利し、準々決勝に進出しました。準々決勝ではトルコと対戦し、セットカウント3-0(25-23、25-21、25-20)のストレートで勝利すると、続く準決勝もブルガリア相手にセットカウント3-0(25-17、25-18、25-13)のストレート勝ちを収め、決勝へと駒を進めました。

決勝はイタリアとの戦いに。第1セットは互いに連続得点を奪い合う一進一退の攻防になります。日本は井上未唯奈選手のBクイックなどで得点を重ねていきますが、イタリアが強烈なスパイクで流れを掴み、22-25とセットを奪います。

第2セットは上村杏菜選手がイタリアのスパイクをブロックし、福村心優美選手のライトからのスパイクを決めるなど、3連続得点を奪い好調な滑り出しに。イタリアもリードを許さず終盤の22-22まで拮抗した展開となりますが、25-22で日本がこのセットを取り切ります。

続く第3セット、序盤は互いに点を取り合う展開が続きますが、上村選手のスパイクなどで先に日本が流れを掴み、最後は花岡千聡選手がサーブで崩し、ダイレクトでスパイクが決まり25-15でこのセットも連取します。

第4セットは後がないイタリアに切り返されながらも連続得点を許し、12-22と大きくリードを広げられます。日本も4連続得点を奪うなどの粘りを見せますが、イタリアがセットポイントを握り、最後はレフトからスパイクを決められこのセット失います。

最終第5セット、序盤はイタリアにスパイクやブロックを決められ1-3と先行を許します。井上選手のBクイックや柳千嘉選手のAクイックなどで反撃を試みますが競り合いが続きます。上村選手のブロックポイントで9-9と同点に追い付く場面もありましたが、終盤にかけてイタリアの勢いが増し、日本も大森咲愛選手のスパイクなどで最後まで粘りを見せますが、イタリアに15点目を奪われ、11-15で敗れ、本大会を2位で終えました。

 

試合結果

 

また、ベストアウトサイドヒッターに大森咲愛選手が、ベストセッターに花岡千聡選手が、ベストリベロに内澤明未選手が選ばれました。

 

写真提供:VolleyballWorld

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