2025女子U21世界選手権大会

RESULTS

試合結果

最終順位

  1. イタリア
  2. 日本
  3. ブラジル
  4. ブルガリア
  5. 中国
  6. ポーランド
  7. アルゼンチン
  8. トルコ
  9. アメリカ
  10. チェコ
  11. クロアチア
  12. タイ
  1. 韓国
  2. セルビア
  3. プエルトリコ
  4. インドネシア
  5. カナダ
  6. チリ
  7. ベトナム
  8. ドミニカ共和国
  9. エジプト
  10. チュニジア
  11. メキシコ
  12. アルジェリア

日本の試合結果

8月17日 日本×イタリア 決勝
チーム セット 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本 2 22 25 25 19 11
イタリア 3 25 22 15 25 15
チーム 日本 イタリア
セット 2 3
1セット 22 25
2セット 25 22
3セット 25 15
4セット 19 25
5セット 11 15

【戦評】

【第1セット】
イタリアのサーブミスで日本が先制して試合がスタートするが、すぐにイタリアのブロックやライトからのスパイク、ブロックポイントなどで3連続失点。ここから9-9で一進一退の攻防が続く。イタリアのスパイクやトスのミスなどもあり、日本が4連続得点を奪う。ところが、イタリアもスパイクやブロックでポイントを重ね4連続失点を喫する。日本は井上未唯奈選手のBクイックなどで3連続得点し15-14とリード。再び互いに点を取り合う展開に。日本の選手交代のミスで20-21となるが混乱にも同様せずにすぐに切り返し、最後まで粘りを見せたが、イタリアのバックセンターからのスパイクが決まり、このセットを失う。

【第2セット】
花岡千聡選手のサーブで始まった第2セットは、上村杏菜選手がイタリアのスパイクをブロックし、福村心優美選手のライトからのスパイクを決めるなど、3連続得点でスタート。しかしイタリアもすぐに3連続得点を奪い返し、リードを許さない。イタリアのサーブミスや上村選手のレフトからのスパイクなどで日本が4連続得点を奪い、11-8としたところでイタリアがタイムアウト。ここから、再び膠着状態になり22-22となったところで日本がタイムアウトを要求する。イタリアのサーブミスで23-22となり、イタリアが2度目のタイムアウトを取るが、日本の攻撃が決まりこのセットを取り返す。

【第3セット】
イタリアのサーブから柳千嘉選手のスパイクでサイドアウトを奪う。そこから3連続失点を喫するが、日本もすぐに上村選手と大森選手のスパイクが決まり、5-3とリードする。イタリアのスパイクミスなどで日本が10点目を奪ったところでイタリアがタイムアウトを要求。それでも日本の勢いは止まらず、20-13としたところで、上村選手のスパイクなどで4連続得点を奪う。イタリアもサービスエースなどで粘るが、最後は花岡選手のサーブで崩し、ダイレクトでスパイクを決めてこのセットを取る。

【第4セット】
イタリアのライトからのスパイクで切り返されスタート。第2セットとは逆の展開となり、イタリアに4連続失点を喫するが、日本も上村選手のレフトからのスパイクや福村選手のライトからのスパイクで3連続得点。その後、イタリアが日本に切り返されながらも3連続得点を2度取るなど得点を重ね、22-12となる。日本も15点目から4連続ポイントを奪うなど粘りを見せるが、イタリアがセットポイントを握り、最後はレフトからスパイクを決められこのセットを19-25で失う。

【第5セット】
運命の最終セットはイタリアのサーブをレフトからのスパイクで切り返してスタートするが、その後イタリアがレフトからのスパイクやブロックを決め1-3。井上未唯奈選手のBクイックなどで反撃するが、互いに3連続ポイントを奪うなど競り合い、大森選手のサーブミスでイタリアが8点をとったところで、コートチェンジ。柳選手のAクイックが決まったところで、西村美波選手に替えて花岡選手を、熊谷選手に替えて福村選手を2枚替えでコートに送り込む。上村選手のブロックポイントで9-9と同点に追い付く。ここからイタリアの勢いが増し、4連続ポイントで9-13。上村選手のレフトからのスパイクが決まり10-13。大森選手のスパイクで11-14と粘るが、イタリアのAクイックで15点目を取られ、このセットを落とす。

8月16日 日本×ブルガリア 準決勝
チーム セット 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本 3 25 25 25    
ブルガリア 0 17 18 13    
チーム 日本 ブルガリア
セット 3 0
1セット 25 17
2セット 25 18
3セット 25 13
4セット    
5セット    

【戦評】

【第1セット】
ブルガリアのサーブからスタートし、伊藤一葉選手のBクイックで切り返し先制点を奪う。ブルガリアの高い打点からのスパイクを連続で決められ、1-2とされるが、伊藤選手のCクイックや福村心優美選手のフェイントで4-2。その後、13-13まで一進一退の攻防に。ブルガリアのサーブミスから上村杏菜選手がレフトからスパイクを決め、大森咲愛選手のサーブで崩したボールを花岡千聡選手がダイレクトで決め16-13。ブルガリアの強打を粘り強く拾う日本だが、高い打点からのスパイクやサーブで攻められ18-16と迫られるが、ブルガリアのタッチネットをきっかけに、大森選手や福村選手のレフトからのスパイクや伊藤選手のBクイックなどで5連続得点を奪い、このセットを先取する。

【第2セット】
花岡選手のサーブで始まるが、ブルガリアのスパイクなどで2連続失点を喫するスタートに。一進一退の攻防が6-6まで続いたところで、福村選手のバックライトからのスパイクや、伊藤選手のBクイック、上村選手のスパイクが立て続けに決まり9-6としたところでブルガリアがタイムアウト。互い決め手がないまま試合が進行するが、それでも日本が16-10と引き離す。18-17まで迫られるが、すぐに上村選手のレフトからの強打や花岡選手のサーブ、福村選手のブロック、伊藤選手のBクイックが決まり22-17。ブルガリアのレフトからのスパイクがアウトになると、最後は伊藤選手のBクイックがノーブロックで決まり、セット連取する。

【第3セット】
ブルガリアのサーブから始まる。バタつくブルガリアに対し、日本は伊藤選手の連続Bクイックや、大森選手のレフトからのストレートスパイク、福村選手のライトからのスパイク、上村選手のノータッチエースとなり、序盤から5連続得点で好スタートを切る。1、2セットを取られ後がないブルガリアだが、日本は流れを離さず得点を重ね、21-8。日本23点目を取ったところで、花岡選手に替えて西村美波選手を、福村選手に替えて熊谷仁依奈選手をコートに送り込み、その熊谷選手が西村選手に3本連続でトスを上げ、一気に決めてこのセットも取りストレートで勝利。

8月15日 日本×トルコ 準々決勝
チーム セット 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本 3 25 25 25    
トルコ 0 23 21 20    
チーム 日本 トルコ
セット 3 0
1セット 25 23
2セット 25 21
3セット 25 20
4セット    
5セット    

【戦評】

【第1セット】
日本のサーブからブレイクを狙うが、上村杏菜選手のレフトからの攻撃が2連続でブロックに阻まれ、それでも粘るがトルコのライトからのスパイクが決まり先制点を取られる。4-4まで一進一退の攻防に。井上未唯奈選手のブロードや大森咲愛選手のバックセンターからのフェイント、花岡千聡選手のブロックポイント、上村選手のレフトから強打が決まり、4連続ポイントで8-4となったところでトルコがタイムアウトを要求する。その後は再び互いに点を取り合う展開となるが、相手のフェイントやバックセンターからのパイプ攻撃などが立て続けに決まり11-12と逆転される。17-17から日本のスパイクミスなどで2点のリードを奪われたところで、日本がタイムアウトを要求。その後も流れを切れず、相手のブロックやスパイク、サービスエースが決まり5連続失点を喫し17-22。苦しい展開を、花岡選手が相手の意表を突くフェイントで切り、福村心優美選手のライトからのスパイク、上村選手のブロックポイントなどで決めて21-22。1点差になったところで、上村選手のレフトからのスパイクがアウトとなり21-23。苦境に立たされたが、ここから福村選手のライトからのスパイクや、上村選手のジャンプサーブで相手を崩し、ダイレクトで戻って来たボールを大森選手がそのまま叩き込むなど、粘り強く得点を重ね、最後は伊藤一葉選手のブロックが決まり、このセット先取する。

【第2セット】
第2セットはトルコのサーブで始まり、相手のBクイックが決まりブレイクされてスタートする。すぐに日本は伊藤選手のBクイックを決め返すと、ここから4連続ポイントを奪う。しかし、この後は一進一退の攻防となり、相手に粘られながらも、日本が3連続得点で9点目を取ったところでトルコがタイムアウト。タイムアウト明け、トルコのBクイックが決まり流れを切られるが、日本も一本で切り、16-10となったところでトルコが2度目のタイムアウトを取る。直後に流れを切られるが、双方が粘りを見せる展開となり、24-19とセットポイントを握る。ここからトルコに3連続失点を喫したところで日本も2度目のタイムアウトを取り、最後は福村選手のライトからのストレートスパイクがコートに突き刺さり、25-21で2セット目も連取する。

【第3セット】
上村選手がレフトからのスパイクを決め先制点を奪う。2セット先取され後がないトルコは、3連続ブロックで日本の攻撃をシャットアウトするなど、4連続得点を奪い2-5。日本も井上選手のBクイックで長いラリーを制し4点目を奪う。井上選手のスパイクやBクイックが決まり6-5と逆転すると、切り返されたところで再び井上選手のフェイントが決まり、再び切り返す。その後、日本が3連続得点を奪い12-9とリードしたところでトルコがタイムアウトを要求。一旦流れは切れたが、再び日本が14点から3連続得点を奪ったところでトルコが2度目のタイムアウトを取る。福村選手のバックライトからのスパイクがエンドラインギリギリに決まる。双方がチャレンジを要求し、結果、ボールはインの判定となり19-13。ここから日本が3連続ポイントを奪い21-13。日本が一気に試合を決めるかと思われたが、トルコのメンバーチェンジで日本のレシーブが乱され、被ブロックやスパイクミスが出たところで日本がタイムアウト。その後、日本にコンビミスなども見られたが、柳千嘉選手のBクイックでポイントする。西村美波選手に替えて花岡選手を、熊谷仁依奈選手に替えて福村選手を2枚替えでコートに送り込むと、最後は上村選手のレフトからのスパイクがブロックの間を抜けてマッチポイントを奪い、ストレートで勝利を決めた。

8月13日 日本×クロアチア Round Of 16
チーム セット 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本 3 25 22 25 25  
クロアチア 1 16 25 17 17  
チーム 日本 クロアチア
セット 3 1
1セット 25 16
2セット 22 25
3セット 25 17
4セット 25 17
5セット    

【戦評】

【第1セット】
クロアチアのサーブから試合がスタートし、まずはクロアチアがレフトからスパイクを決め先制点を奪う。大森咲愛選手のバックアタックや伊藤一葉選手のBクイックなどが決まり日本が3連続得点を奪い返す。その後は、双方細かなミスで一進一退の攻防に。井上未唯奈選手のライトからのブロード攻撃とサービスエースが決まり、日本に10点目が入ったところでクロアチアがタイムアウトを要求する。流れを変えたいところだが双方決め手に欠ける状況が続くが、日本が3連続得点を奪い15-9と引き離す。終盤にかけて、西村美波選手がライトから連続得点を奪うなど日本は順調に得点を重ね、最後は交代で入ったセッター・熊本仁依奈選手のフェイントで25点目を奪い、このセットを先取する。

【第2セット】
第2セットは日本のサーブで始まったが、クロアチアのブロックに阻まれ、連続失点を喫してのスタートに。日本も粘りを見せるが、徐々に引き離され7-12。西村選手のライトからのフェイントやスパイク、渡部真夕選手のサービスエース、大森選手のレフトからのインナースパイクやサービスエースが決まり連続得点を奪い12-12と同点に追い付いたところでクロアチアがタイムアウトを要求する。その後は一進一退の攻防が続くが、22-23となったところで相手に連続得点を許し、このセットを失う。

【第3セット】
序盤から日本は大森選手のレフトからのスパイクなどで攻めるが、このセットも競り合いが続き7-7。大森選手のパイプ攻撃が決まり、クロアチアのスパイクミスが出たところでクロアチアがタイムアウトを要求する。その後、伊藤選手のAクイック、福村心優美選手のライトからのスパイクが決まり、クロアチアが2回目タイムアウトを取る。クロアチアも粘りを見せ、3連続失点を喫したところで日本が1回目のタイムアウトを要求する。相手のミスや、大森選手のレフトからのスパイクがネットインとなり、井上選手のブロックも決まり、18-12とリードを広げる。その後日本が2点ずつ得点を重ねクロアチアを引き離し、最後は福村選手のブロックが決まりこのセットを奪取する。

【第4セット】
クロアチアに先制を許すと、ブロックポイントなどで連続得点を喫し1-4とクロアチアの流れで試合が進むかと思われたが、4連続ポイントで日本が追い上げを見せ、15-15までは一進一退の攻防に。そこから相手にミスが続き、日本が流れを掴むと、花岡千聡選手のブロックや井上選手のサービスエース、上村杏菜選手の2連続スパイクで得点を重ね、このセットを奪い勝利した。

8月12日 日本×ブラジル 予選ラウンド
チーム セット 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本
(5勝0敗)
3 24 25 25 25  
ブラジル
(4勝1敗)
1 26 17 22 22  
チーム 日本
(5勝0敗)
ブラジル
(4勝1敗)
セット 3 1
1セット 24 26
2セット 25 17
3セット 25 22
4セット 25 22
5セット    

【戦評】

【第1セット】
日本のサーブから始まった第1セットはブラジルのレフトからの攻撃がブロックアウトになり、ブラジルが先制点をあげる。上村杏菜選手のレフトからのスパイクがブロックされるなど、序盤から3連続失点を喫する。その後、上村選手のサービスエースエースや、福村心優美選手のライトからのスパイクが連続で決まるなど、5-4と逆転に成功するも、10-10まで一進一退の攻防に。ブラジルに連続失点を喫する場面もあったが、日本は粘りの攻防を見せ、24-24のデュースに持ち込むが、上村選手の強打がブロックに阻まれ、24-26でこのセットを失う。

【第2セット】
ブラジルのサーブから始まった第2セットは、互いにスパイクミスなどが見られ、9-9まで互角の戦いに。ブラジルのミスで日本が先に10点目を奪うと、ここから上村選手のジャンプサーブで崩し、福村選手のライトからのスパイク、大森咲愛選手のロールショットなどが決まり6連続得点を奪う。その後も連続ポイントなどを経て、最後はブラジルがブロックタッチしたボールがアンテナに当たり、このセットを取り返す。

【第3セット】
日本のサーブからスタートし、序盤から上村選手のレフトからのスパイクなどが決まる。ブラジルに負傷者が出たこともあり、日本が試合の流れを掴むと、サーブで崩したボールを花岡千聡選手がダイレクトスパイクを決める。井上未唯奈選手や伊藤一葉選手のクイックも多彩に決まり、最後は日本がブロックで仕留め、25-22でこのセットも連取する。

【第4セット】
ブラジルのサーブでスタート。序盤からブラジルが3連続得点を奪うと、日本も譲らず4連続得点を奪い返し、5-4。そこから互いに連続でポイントを奪い合い一進一退の攻防に。その後も競り合いが続くが、最後は大森選手がレフトからのスパイクでブラジルのレシーブを崩し、ネットを越えたボールを井上選手がダイレクトで決め、このセットを取り勝利した。

8月11日 日本×ブルガリア 予選ラウンド
チーム セット 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本
(4勝0敗)
3 25 25 25    
ブルガリア
(1勝3敗)
0 19 17 12    
チーム 日本
(4勝0敗)
ブルガリア
(1勝3敗)
セット 3 0
1セット 25 19
2セット 25 17
3セット 25 12
4セット    
5セット    

【戦評】

【第1セット】
日本のサーブから始まった第1セットは2点先行されてのスタートに。すぐに上村杏菜選手のレフトからの強打が決まり3連続ポイントを奪う。13-12まで一進一退の膠着状態が続く。流れを変えるべく、花岡千聡選手に替えて西村美波選手を、福村心優美選手に替えて熊谷仁依奈選手をコートに送り込む。相手のスパイクがアウトになり、ようやくリードを広げるかと思われたが、ブルガリアも選手交代から流れを掴み再び膠着状態に。井上未唯奈選手のサーブがアウトになるも、伊藤一葉選手のAクイックで切り返し、2点をリードしたところでブルガリアが2度目のタイムアウトを要求する。日本は2枚替えで福村選手に替えて花岡選手をコートに戻す。大森咲愛選手の2連続スパイクポイントや上村選手のサーブがダイレクトで返り、福村選手のダイレクトスパイクで得点する。その後はブルガリアに粘られるも、福村選手の2連続スパイクでセットポイントを掴み、最後は井上選手のBクイックが決まりこのセットを先取する。

【第2セット】
ブルガリアのサーブからすぐに切り返すが、このセットも3-3と序盤は一進一退の攻防に。花岡選手や大森選手のフェイントや、井上選手のライトやセンターからのスパイクが連続で決まり、さらに大森選手のサービスエースで8-3とリードを広げる。ブルガリアも苦しみながら加点するが、追い付くことができないまま日本が徐々に引き離し20-13。最後は大森選手のレフトからの強打が決まり第2セットを連取する。

【第3セット】
日本のサーブから福村選手のライトからのスパイクや花岡選手のサービスエースなどで3連続得点を奪うと、すぐにブルガリアがタイムアウトを要求。しかし、日本の流れは止まらず20-11。福村選手に替えて熊谷選手を、上村選手に替えて渡部真夕選手をコートに送り込む。大森選手のサービスエースで22点目を奪うと、渡部選手がレフトから足の長いスパイクでポイント。最後は渡部選手のラインを狙ったスパイクが決まりストレート勝利。

8月9日 日本×チュニジア 予選ラウンド
チーム セット 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本
(3勝0敗)
3 25 25 25    
チュニジア
(0勝3敗)
0 18 13 18    
チーム 日本
(3勝0敗)
チュニジア
(0勝3敗)
セット 3 0
1セット 25 18
2セット 25 13
3セット 25 18
4セット    
5セット    

【戦評】

【第1セット】
チュニジアのサーブから柳千嘉選手のCクイック決まり、サイドアウトを奪う。被ブロックなどもあり、日本は流れに乗ることができず5-7とリードを許すが、8-8と追い付く。柳選手のAクイックや、福村心優美選手のライトからの強打などで10-8。その後は思うようにリードを広げることができなかったが、20-15から4連続ポイントを奪い、最後は井上未唯奈選手のCクイックが決まり、第1セットを先取。

【第2セット】
日本サービスエースでスタートするが、渡部真夕選手のバックセンターからの攻撃がエンドラインを割り同点に。その後も一進一退の展開が続く。4-4になったところで、渡部選手がレフトから、福村選手がライトから、大森咲愛選手がバックセンターから攻撃を決め、花岡千聡選手のブロックポイントで8-4とする。15-10から4連続ポイントを奪い流れに乗った日本ですが、相手に13点目をとられたところで、井上選手に替えて北川美桜選手を、福村選手に替え熊谷仁依奈選手をコートに送り込む。最後は大森選手のレフトからのスパイクが決まり2セットを連取する。

【第3セット】
第3セットはチュニジアのサーブからスタート。柳選手のAクイック、西村美波選手がライトからのスパイク、大森選手のサービスエースなどで序盤から日本が相手を引き離すと思われたが、その後一進一退に。10-7の場面から被ブロックなどで5連続失点を喫する。15-15まで追い上げを見せた日本は、北川選手のレフトからのスパイクや大森選手のプッシュ攻撃などで18-15とリードを奪う。相手の集中が途切れ、こちらの攻撃が機能して得点を重ね、最後はチュニジアのレシーブが乱れ、ライトへの二段トスがアンテナに触れて試合終了。ストレートで勝利した。

8月8日 日本×タイ 予選ラウンド
チーム セット 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本
(2勝0敗)
3 25 25 25    
タイ
(1勝1敗)
0 15 18 17    
チーム 日本
(2勝0敗)
タイ
(1勝1敗)
セット 3 0
1セット 25 15
2セット 25 18
3セット 25 17
4セット    
5セット    

【戦評】

【第1セット】
タイのサーブで試合がスタート。大森咲愛選手のレフトからスパイクがアウトとなり2連続失点を喫するが、伊藤一葉選手のサービスエースなどで3連続得点を奪う。井上未唯奈選手のブロード攻撃などで7-7まで一進一退の攻防に。花岡千聡選手のサーブや伊藤選手のAクイックとブロックポイント、上村杏菜選手の相手の指先を狙ったスパイク、福村心優美選手の強打で5連続ポイント。その後も大森選手の強弱をつけた攻撃や、井上選手の多彩なクイックなどで順調に得点を重ね、25-15で第1セットを奪う。

【第2セット】
第2セットは日本のサーブミスで始まり、以降もミスが重なり、序盤はタイの流れに。上村選手のエンドラインを狙ったジャンプサーブや、大森選手のスパイクが連続で決まり、福村選手のライト攻撃などで11-11から4連続ポイントを奪い、相手を引き離す。レフト側からの花岡選手のロングバックトスを井上選手がライトからのブロードで得点に繋げる。上村選手の強打や井上選手のブロードが決まり、最後はタイのサーブミスで2セットを連取する。

【第3セット】
第3セットはタイのサーブで開始。伊藤選手の相手ブロックの上を通すフェイントなどで徐々に点差を広げる。タイのコートに花岡選手や井上選手、大森選手がフェイントを決めると、伊藤選手のBクイックや大森選手のロールショット、西村美波選手のブロックポイントで相手を引き離し20-12とする。その後はタイが追い上げを図るが、上村選手のレフトからのスパイクや、内澤明未選手のディグから大森選手のスパイクが決まり、25-17でこのセットも奪い、ストレート勝ち。

8月7日 日本×チリ 予選ラウンド
チーム セット 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本
(1勝0敗)
3 25 21 25 25  
チリ
(0勝1敗)
1 15 25 16 10  
チーム 日本
(1勝0敗)
チリ
(0勝1敗)
セット 3 1
1セット 25 15
2セット 21 25
3セット 25 16
4セット 25 10
5セット    

【戦評】

【第1セット】
第1セット、レシーブで崩され先制点を許すが、すぐに渡部真夕選手が強打を決め同点に追い付く。その後、渡部選手の相手スパイカーを狙ったサーブから7連続得点を奪う。その後、スパイクミスや被ブロックなどで4連続失点を喫する場面もあったが、着実に得点を重ね、25-15で第1セットを先取する。

【第2セット】
第2セットは序盤から連続得点を奪うなど好スタートを切る。7-5まで一進一退の攻防が続くが、スパイクミスなどで6連続失点を喫し、流れを奪われる。日本も粘りを見せ20-21と追い上げを見せるが、21-25でこのセットを奪われる。

【第3 セット】
第3セット、日本は大きくメンバーを入れ替えて臨む。福村心優美選手のライトへの強打などで4連続ポイントを奪うと、大森咲愛選手のレフトへの強打やフェイントなどで巧みに得点を奪う。その後も上村杏菜選手のパイプ攻撃などで順調に得点を重ね、最後は伊藤選手のクイックでセットポイントを奪い、25-16でこのセットを奪い返した。

【第4セット】
序盤は一進一退の攻防になるが、伊藤選手クイックや上村選手のサーブで日本が流れを掴むと、福村選手や大森選手の緩急を付けた攻撃で得点を重ねていく。その後も日本の勢いは止まらず、福村選手のサービスエースや、セッター・花岡千聡選手のブロックポイントなどで得点する。上村選手のパイプ攻撃などで4連続ポイントを奪い、21-6で終盤を迎える。伊藤選手のBクイックがノーブロックで相手コートに突き刺さり、最後は福村選手のレフトからクロスへの鋭い強打が決まり、25-10でこのセットを取り、セットカウント3-1で本大会を白星スタートとした。