FIVB世界クラブ女子選手権大会2016
- 概要
- 日程
- 日本代表メンバー
- 試合結果
概要
大会名称
FIVB世界クラブ女子選手権大会2016
開催期間
2016年10月18日(火)~10月23日(日)
開催地
マニラ(フィリピン)
【会場】Mall of Asia Arena
参加チーム
A組 | ポミ・カサルマジョーレ(イタリア)/2016ヨーロッパチャンピオンズリーグ優勝 レクソナSesc(ブラジル)/2016南米クラブ選手権優勝 エジザジュバシュ・ヴィトラ・イスタンブール(トルコ)/ワイルドカード PSLマニラ(フィリピン)/開催国・フィリピンのSuperLiga選抜チーム |
---|---|
B組 | 久光製薬スプリングス(日本)/ワイルドカード バンコク・グラス(タイ)/2015アジアクラブ女子選手権大会優勝 ワクフバンク・イスタンブール(トルコ)/ワイルドカード ヴォレロ・チューリヒ(スイス)/ワイルドカード |
試合方式
出場8チームが、4チームずつA、Bの2組に分かれ、1回戦総当り戦を行う。各組の上位2チーム、計4チームがセミファイナルラウンド(1-4位)、下位2チーム、計4チームが同ラウンド(5-8位)に回る。以降、セミファイナルラウンドでの勝敗に応じてファイナルラウンドを戦い、順位を決定する。
順位決定方法
①勝敗数
②2チームまたはそれ以上のチームが同じ勝敗数で並んだ場合、順位決定の優先順位は下記の通り。
(1)勝点(※)
(2)セット率(セット率=総得セット/総失セット)
(3)得点率(得点率=総得点/総失点)
※1試合で与えられる勝点について
セットカウント3-0または、3-1で試合が終了した場合: 勝者に3ポイント、敗者に0ポイント
セットカウント3-2で試合が終了した場合: 勝者に2ポイント、敗者に1ポイント
【2016年10月22日更新】
予選リーグ戦
組 | 日付 | 現地時間 | 対戦カード | ||
---|---|---|---|---|---|
A組 | 10/18(火) | 16:30 | ポミ・カサルマジョーレ (イタリア) |
× | エジザジュバシュ・ヴィトラ・ イスタンブール(トルコ) |
19:30 | PSLマニラ (フィリピン) |
× | レクソナSesc (ブラジル) |
||
10/19(水) | 19:30 | ポミ・カサルマジョーレ (イタリア) |
× | レクソナSesc (ブラジル) |
|
10/20(木) | 13:00 | レクソナSesc (ブラジル) |
× | エジザジュバシュ・ヴィトラ・ イスタンブール(トルコ) |
|
19:30 | PSLマニラ (フィリピン) |
× | ポミ・カサルマジョーレ (イタリア) |
||
10/21(金) | 19:00 | PSLマニラ (フィリピン) |
× | エジザジュバシュ・ヴィトラ・ イスタンブール(トルコ) |
|
B組 | 10/18(火) | 10:00 | 久光製薬スプリングス (日本) |
× | ワクフバンク・イスタンブール (トルコ) |
13:00 | ヴォレロ・チューリヒ (スイス) |
× | バンコク・グラス (タイ) |
||
10/19(水) | 16:30 | 久光製薬スプリングス (日本) |
× | ヴォレロ・チューリヒ (スイス) |
|
10/20(木) | 10:00 | 久光製薬スプリングス (日本) |
× | バンコク・グラス (タイ) |
|
16:30 | ヴォレロ・チューリヒ (スイス) |
× | ワクフバンク・イスタンブール (トルコ) |
||
10/21(金) | 16:00 | ワクフバンク・イスタンブール (トルコ) |
× | バンコク・グラス (タイ) |
セミファイナルラウンド
組 | 日付 | 現地時間 | 対戦カード | |
---|---|---|---|---|
5-8位 | 10月22日(土) | 10:00 | ① | レクソナSesc×バンコク・グラス (A組3位 × B組4位) |
16:30 | ② | 久光製薬スプリングス×PSLマニラ (B組3位 × A組4位) |
||
1-4位 | 13:00 | ③ | エジザジュバシュ×ワクフバンク (A組1位 × B組2位) |
|
19:30 | ④ | チューリヒ×カサルマジョーレ (B組1位 × A組2位) |
ファイナルラウンド
組 | 日付 | 現地時間 | 対戦カード |
---|---|---|---|
7-8位決定戦 | 10月23日(日) | 16:00 | ①の敗者 × ②の敗者 |
5-6位決定戦 | 10:00 | ①の勝者 × ②の勝者 | |
3位決定戦 | 13:00 | ③の敗者 × ④の敗者 | |
決勝戦 | 19:00 | ③の勝者 × ④の勝者 |
日本代表メンバー
-
1(C)ウィングスパイカー長岡 望悠NAGAOKA, Miyu
- 久光製薬スプリングス
- 1991-07-25
- 179cm/64kg
-
2セッター古藤 千鶴KOTO, Chizuru
- 久光製薬スプリングス
- 1982-10-08
- 171cm/64kg
-
3ウィングスパイカー新鍋 理沙SHINNABE, Risa
- 久光製薬スプリングス
- 1990-07-11
- 173cm/64kg
-
4ミドルブロッカー岩坂 名奈IWASAKA, Nana
- 久光製薬スプリングス
- 1990-07-03
- 187cm/71kg
-
5ミドルブロッカー水田 祐未MIZUTA, Yumi
- 久光製薬スプリングス
- 1986-11-30
- 181cm/67kg
-
6ウィングスパイカー石井 優希ISHII, Yuki
- 久光製薬スプリングス
- 1991-05-08
- 180cm/68kg
-
7ミドルブロッカー金森 晴香KANAMORI, Haruka
- 久光製薬スプリングス
- 1996-04-09
- 176cm/66kg
-
8ウィングスパイカー野本 梨佳NOMOTO, Rika
- 久光製薬スプリングス
- 1991-09-21
- 180cm/73kg
-
9ミドルブロッカーマヤ・トカルスカTOKARSKA, Maja
- 久光製薬スプリングス
- 1991-02-22
- 193cm/72kg
-
10ミドルブロッカー兒玉 仁美KODAMA, Hitomi
- 久光製薬スプリングス
- 1996-09-26
- 179cm/66kg
-
11セッター栄 絵里香SAKAE, Erika
- 久光製薬スプリングス
- 1991-04-03
- 168cm/53kg
-
12ウィングスパイカー今村 優香IMAMURA, Yuka
- 久光製薬スプリングス
- 1993-09-02
- 175cm/72kg
-
13ミドルブロッカー帯川 きよらOBIKAWA, Kiyora
- 久光製薬スプリングス
- 1993-05-31
- 183cm/70kg
-
14ミドルブロッカー森谷 史佳MORIYA, Fumika
- 久光製薬スプリングス
- 1992-04-07
- 180cm/75kg
-
15セッター中大路 絢野NAKAOJI, Ayano
- 久光製薬スプリングス
- 1991-07-24
- 167cm/61kg
-
16ミドルブロッカー石橋 里紗ISHIBASHI, Risa
- 久光製薬スプリングス
- 1990-02-03
- 178cm/65kg
-
17ウィングスパイカー加藤 光KATO, Hikari
- 久光製薬スプリングス
- 1997-08-26
- 179cm/75kg
-
18リベロ戸江 真奈TOE, Mana
- 久光製薬スプリングス
- 1994-05-18
- 163cm/60kg
-
19ウィングスパイカー浮島 杏加子UKISHIMA, Akane
- 久光製薬スプリングス
- 1996-06-10
- 172cm/66kg
-
20リベロ筒井 さやかTSUTSUI, Sayaka
- 久光製薬スプリングス
- 1992-09-29
- 158cm/51kg

中田 久美
NAKADA, Kumi

萱嶋 章
KAYASHIMA, Akira

小早川 武徳
KOBAYAKAWA, Takenori

豊暉原 峻
TOYOKIHARA, Shun

中村 文哉
NAKAMURA, Fumiya

礒田 尚紘
ISODA, Naohiro

若宮 啓司
WAKAMIYA, Keiji

大道 幸佳
DAIDO, Yuka

木下 恒司
KINOSHITA, Koji

荒木 大輔
ARAKI, Daisuke

寺嶋 良樹
TERASHIMA, Yoshiki

新村 薫
SHIMMURA, Kaoru

陶山 麻未
SUYAMA, Asami

平谷 梢
HIRATANI, Kozue

細井 クリスチーナ
HOSOI, Christina
エントリーメンバー20名の中から12~14名(☆)の選手が出場します。
☆14名の場合: プレーヤー12名+リベロ2名
13名の場合: プレーヤー11名+リベロ2名
12名の場合: プレーヤー12名+リベロ0名
またはプレーヤー11名+リベロ1名
またはプレーヤー10名+リベロ2名
久光製薬スプリングス 出場選手14名
※「出場」の欄に「○」がついている選手が本大会に出場します。
背番号 | 氏名 | ポジション | 出場 |
---|---|---|---|
1 | 長岡 望悠 | WS | ○ |
2 | 古藤 千鶴 | S | ○ |
3 | 新鍋 理沙 | WS | ○ |
4 | 岩坂 名奈 | MB | ○ |
5 | 水田 祐未 | MB | ○ |
6 | 石井 優希 | WS | ○ |
7 | 金森 晴香 | MB | |
8 | 野本 梨佳 | WS | ○ |
9 | マヤ・トカルスカ | MB | ○ |
10 | 兒玉 仁美 | MB | |
11 | 栄 絵里香 | S | ○ |
12 | 今村 優香 | WS | |
13 | 帯川 きよら | MB | |
14 | 森谷 史佳 | MB | ○ |
15 | 中大路 絢野 | S | ○ |
16 | 石橋 里紗 | MB | ○ |
17 | 加藤 光 | WS | |
18 | 戸江 真奈 | L | ○ |
19 | 浮島 杏加子 | WS | |
20 | 筒井 さやか | L | ○ |
○印の横にC…キャプテン
試合結果
最終順位
1位 | エジザジュバシュ・ヴィトラ・イスタンブール(トルコ) |
---|---|
2位 | ポミ・カサルマジョーレ(イタリア) |
3位 | ワクフバンク・イスタンブール(トルコ) |
4位 | ヴォレロ・チューリヒ(スイス) |
5位 | レクソナSesc(ブラジル) |
6位 | 久光製薬スプリングス(日本) |
7位 | バンコク・グラス(タイ) |
8位 | PSLマニラ(フィリピン) |
個人賞
ベストアウトサイドスパイカー賞 | 朱 婷(シュ,テイ)選手(ワクフバンク) |
---|---|
ベストアウトサイドスパイカー賞 | タチアナ・コシェレワ選手(エジザジュバシュ) |
ベストミドルブロッカー賞 | ミレーナ・ラシッチ選手(ワクフバンク) |
ベストミドルブロッカー賞 | フォルケ・アキンラデウォ選手(チューリヒ) |
ベストリベロ | ファビアナ・オリベイラ選手(レクソナSesc) |
ベストセッター | カーリー・ロイド選手(カサルマジョーレ) |
ベストオポジットスパイカー | ティヤナ・ボシュコビッチ選手(エジザジュバシュ) |
MVP | ティヤナ・ボシュコビッチ選手(エジザジュバシュ) |
日本の試合結果
10月23日 久光製薬スプリングス×レクソナSesc 5-6位決定戦
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
久光製薬スプリングス | 2 | 25 | 22 | 15 | 32 | 7 |
レクソナSesc | 3 | 20 | 25 | 25 | 30 | 15 |
【第1セットのスタメン】

ウィングスパイカー
長岡 望悠
NAGAOKA, Miyu
- 久光製薬スプリングス
- 1991-07-25
- 179cm/64kg

ウィングスパイカー
新鍋 理沙
SHINNABE, Risa
- 久光製薬スプリングス
- 1990-07-11
- 173cm/64kg

ミドルブロッカー
岩坂 名奈
IWASAKA, Nana
- 久光製薬スプリングス
- 1990-07-03
- 187cm/71kg

ウィングスパイカー
石井 優希
ISHII, Yuki
- 久光製薬スプリングス
- 1991-05-08
- 180cm/68kg

ミドルブロッカー
マヤ・トカルスカ
TOKARSKA, Maja
- 久光製薬スプリングス
- 1991-02-22
- 193cm/72kg

セッター
中大路 絢野
NAKAOJI, Ayano
- 久光製薬スプリングス
- 1991-07-24
- 167cm/61kg

リベロ
筒井 さやか
TSUTSUI, Sayaka
- 久光製薬スプリングス
- 1992-09-29
- 158cm/51kg
※スターティングメンバーは背番号順。
【戦評】
第1セット
白熱した試合展開からウィングスパイカー陣とセッター・中大路絢野の息の合ったコンビネーションで得点を重ね、25-20で第1セットを先取した。
第2セット
レクソナSescのスパイクをブロックにかけ、レシーブで繋いでポイントを重ねた久光製薬スプリングス。その後も長岡望悠のスパイクなどで得点したが、終盤にサーブレシーブが崩れ、22-25で振り切られた。
第3セット
レクソナSescにサーブで崩され、なかなか攻撃へと繋げることができない。苦しい場面で長岡がトスを呼びスパイクを決めたものの、セット中盤から引き離され15-25で第3セットを失った。
第4セット
序盤から接戦となったこのセットは、長岡が攻守で盛り立ててチームを牽引した。終盤は1点の取り合いが続いたが、チーム最多19得点の新鍋理沙、長岡、石井優希のスパイクで32-30。デュースの末に第4セットを奪取し、フルセットに持ち込んだ。
第5セット
序盤からレクソナSescにペースを握られサーブで崩されると、叩きつけられるようなスパイクに反撃できず、7-15でセットを落とした。
【コメント】
中田久美監督
「最終日まで久光製薬スプリングスへ熱いご声援をお送りくださった皆さま、ありがとうございました。本大会を6位という結果で終え、悔しい気持ちもあるが、貴重な経験ができたことに大変感謝している。今日(23日)の試合はフルセットの末に敗れたが、高さもスピードもあるチームを相手に、競った状況で勝ち取った4セット目は今後に大きく生かされる内容だった。本大会での経験を今後に生かし、久光製薬スプリングスのバレーに磨きをかけたい。今後も久光製薬スプリングスへ温かいご声援をよろしくお願いいたします」
10月22日 久光製薬スプリングス×PSLマニラ セミファイナルラウンド(5-8位)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
久光製薬スプリングス | 3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
PSLマニラ | 0 | 15 | 18 | 21 | – | – |
【第1セットのスタメン】

ウィングスパイカー
長岡 望悠
NAGAOKA, Miyu
- 久光製薬スプリングス
- 1991-07-25
- 179cm/64kg

ウィングスパイカー
新鍋 理沙
SHINNABE, Risa
- 久光製薬スプリングス
- 1990-07-11
- 173cm/64kg

ミドルブロッカー
岩坂 名奈
IWASAKA, Nana
- 久光製薬スプリングス
- 1990-07-03
- 187cm/71kg

ウィングスパイカー
石井 優希
ISHII, Yuki
- 久光製薬スプリングス
- 1991-05-08
- 180cm/68kg

ミドルブロッカー
マヤ・トカルスカ
TOKARSKA, Maja
- 久光製薬スプリングス
- 1991-02-22
- 193cm/72kg

セッター
中大路 絢野
NAKAOJI, Ayano
- 久光製薬スプリングス
- 1991-07-24
- 167cm/61kg

リベロ
筒井 さやか
TSUTSUI, Sayaka
- 久光製薬スプリングス
- 1992-09-29
- 158cm/51kg
※スターティングメンバーは背番号順。
【戦評】
第1セット
序盤からマヤ・トカルスカの連続ブロックで相手の攻撃を封じ、久光製薬スプリングスがリードを奪った。終盤にもブロックポイントを重ねると、最後はこの試合で両チーム最多16得点の石井優希がスパイクを決めて、25-15で第1セットを先取した。
第2セット
強打と軟打と使い分けてPSLマニラを揺さぶると、チャレンジ(ビデオ判定)を2度成功させるなどリードを保った。トカルスカのブロックなどでリズムを崩すことなく得点を積み重ね、第2セットを25-18で奪取した。
第3セット
リベロ・筒井さやかが好守でチームを鼓舞。久光製薬スプリングスのペースで試合を進めると、途中出場した選手の活躍もあり、25-21で第3セットを奪った。
【コメント】
中田久美監督
「今日のPSLマニラとの1戦は、地元の大声援もあり大変盛り上がる試合だった。リベロ・筒井(さやか選手)を中心に粘りのバレーを見せ、終始久光製薬スプリングスの流れで試合を展開できたことがチームの勝因。本大会最終戦となる明日(23日)のレクソナSescとの試合、悔いなく終えられるようチーム一丸となって試合に臨みたい。明日も温かいご声援をよろしくお願いします」
【久光製薬スプリングスの次戦】
現地時間: 10月23日(日) 現地時間10:00~(日本時間11:00~)
ラウンド: 5-6位決定戦
対戦相手: レクソナSesc(ブラジル)
10月20日 久光製薬スプリングス×バンコク・グラス 予選リーグ戦
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
久光製薬 スプリングス 1勝2敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
バンコク・ グラス 2敗 |
0 | 14 | 18 | 20 | – | – |
【第1セットのスタメン】

ウィングスパイカー
長岡 望悠
NAGAOKA, Miyu
- 久光製薬スプリングス
- 1991-07-25
- 179cm/64kg

ウィングスパイカー
新鍋 理沙
SHINNABE, Risa
- 久光製薬スプリングス
- 1990-07-11
- 173cm/64kg

ミドルブロッカー
岩坂 名奈
IWASAKA, Nana
- 久光製薬スプリングス
- 1990-07-03
- 187cm/71kg

ウィングスパイカー
石井 優希
ISHII, Yuki
- 久光製薬スプリングス
- 1991-05-08
- 180cm/68kg

ミドルブロッカー
マヤ・トカルスカ
TOKARSKA, Maja
- 久光製薬スプリングス
- 1991-02-22
- 193cm/72kg

セッター
中大路 絢野
NAKAOJI, Ayano
- 久光製薬スプリングス
- 1991-07-24
- 167cm/61kg

リベロ
筒井 さやか
TSUTSUI, Sayaka
- 久光製薬スプリングス
- 1992-09-29
- 158cm/51kg
※スターティングメンバーは背番号順。
【戦評】
第1セット
立ち上がりから久光製薬スプリングスがペースを握ってリードを奪うと、その後もウィングスパイカー陣が強打と軟打を使い分けてバンコク・グラスを揺さぶり、25-14で第1セットを先取した。
第2セット
序盤は粘り強いレシーブの連続でラリーが続くと、バンコク・グラスにリードを許した。それでもキャプテン・長岡望悠のスパイクで徐々に点差を縮めると、流れを引き寄せた久光製薬スプリングスが25-18で2セット連取に成功した。
第3セット
長岡のスパイクとサービスエースでスタートダッシュに成功すると、マヤ・トカルスカの高さのあるブロックでバンコク・グラスの攻撃をシャットアウト。最後まで主導権を渡すことなく、25-20でこのセットを奪取した。
【コメント】
中田久美監督
「昨年アジアクラブ女子選手権大会の決勝戦で敗れたバンコク・グラスとの試合で、セットを落とすことなく勝利することができた。チームにとっていい勝ち方ができたと思う。久光製薬スプリングスらしい粘り強いレシーブと強弱のあるスパイクで、序盤からリズムを崩すことなく試合を展開したことが勝利につながった。明日(21日)は練習日となるので、予選リーグ戦3試合の修正を行い、次に控える2戦でベストパフォーマンスを発揮できるようにしたい。残りの2戦も温かいご声援をよろしくお願いいたします」
予選リーグ戦A組最終順位
1位: エジザジュバシュ・ヴィトラ・イスタンブール(3勝0敗)
2位: ポミ・カサルマジョーレ(2勝1敗)
3位: レクソナSesc(1勝2敗)
4位: PSLマニラ(0勝3敗)
予選リーグ戦B組最終順位
1位: ヴォレロ・チューリヒ(3勝0敗)
2位: ワクフバンク・イスタンブール(2勝1敗)
3位: 久光製薬スプリングス(1勝2敗)
4位: バンコク・グラス(0勝3敗)
【久光製薬スプリングスの次戦】
試合時間: 10月22日(土) 現地時間16:30~(日本時間17:30~)
ラウンド: セミファイナルラウンド(5-8位)
対戦相手: PSLマニラ(予選リーグ戦A組4位)
10月19日 久光製薬スプリングス×ヴォレロ・チューリヒ 予選リーグ戦
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
久光製薬 スプリングス 2敗 |
0 | 19 | 15 | 17 | – | – |
ヴォレロ・ チューリヒ 2勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
【第1セットのスタメン】

ウィングスパイカー
長岡 望悠
NAGAOKA, Miyu
- 久光製薬スプリングス
- 1991-07-25
- 179cm/64kg

ウィングスパイカー
新鍋 理沙
SHINNABE, Risa
- 久光製薬スプリングス
- 1990-07-11
- 173cm/64kg

ミドルブロッカー
岩坂 名奈
IWASAKA, Nana
- 久光製薬スプリングス
- 1990-07-03
- 187cm/71kg

ウィングスパイカー
石井 優希
ISHII, Yuki
- 久光製薬スプリングス
- 1991-05-08
- 180cm/68kg

ミドルブロッカー
マヤ・トカルスカ
TOKARSKA, Maja
- 久光製薬スプリングス
- 1991-02-22
- 193cm/72kg

セッター
中大路 絢野
NAKAOJI, Ayano
- 久光製薬スプリングス
- 1991-07-24
- 167cm/61kg

リベロ
筒井 さやか
TSUTSUI, Sayaka
- 久光製薬スプリングス
- 1992-09-29
- 158cm/51kg
※スターティングメンバーは背番号順。
【戦評】
第1セット
序盤からヴォレロ・チューリヒ(以下、チューリヒ)の高さのあるスパイクに翻弄され、リードを許す展開となった。久光製薬スプリングスも相手ブロックを利用したスパイクで得点を重ねたが、19-25で第1セットを落とした。
第2セット
序盤からチューリヒに大きくリードを許したものの、中盤は新鍋理沙のスパイク、サービスエースなどで徐々に得点を重ねた。しかし、高打点から放たれるスパイクにブロックで対処することができず、15-25で第2セットを失った。
第3セット
両チームとも一歩も譲らない展開となった立ち上がりは、岩坂名奈のキレのあるスパイクや石井優希、長岡望悠の奮闘で得点を重ねた。それでも、チューリヒからリードを奪うことができない久光製薬スプリングス、中盤からは相手の高さに押されて17-25で第3セットを落とした。
【コメント】
中田久美監督
「本日も久光製薬スプリングスに温かいご声援をお送りいただいた皆さま、ありがとうございました。昨日(のワクフバンク戦と)同様、高さとパワーのある相手に対して久光製薬スプリングスのオフェンスを機能させることができず、不甲斐ない試合をしてしまい非常に残念に思う。世界と対等に戦うために必要なものを選手・スタッフが今一度確認しコートの中で実行できるよう、修正して残りの試合を戦っていきたい。ベストなパフォーマンスを出せるよう、まずは明日の1戦(バンコク・グラス戦)に向けてチーム一丸となり戦っていきたい。チーム一丸となって頑張りますので、温かいご声援をお願いします」
予選リーグ戦B組順位表(10月19日終了時点)
1位: ヴォレロ・チューリヒ(2勝0敗)
2位: ワクフバンク・イスタンブール(1勝0敗)
3位: 久光製薬スプリングス(0勝2敗)
4位: バンコク・グラス(0勝1敗)
※ワクフバンク・イスタンブールとバンコク・グラスは19日(水)に試合がありませんでした。
【久光製薬スプリングスの次戦】
現地時間: 10月20日(木) 現地時間10:00~(日本時間11:00~)
ラウンド: 予選リーグ戦
対戦相手: バンコク・グラス(タイ)
10月18日 久光製薬スプリングス×ワクフバンク・イスタンブール 予選リーグ戦
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
久光製薬 スプリングス 1敗 |
1 | 15 | 15 | 31 | 18 | – |
ワクフバンク・ イスタンブール 1勝 |
3 | 25 | 25 | 29 | 25 | – |
【第1セットのスタメン】

ウィングスパイカー
長岡 望悠
NAGAOKA, Miyu
- 久光製薬スプリングス
- 1991-07-25
- 179cm/64kg

ウィングスパイカー
新鍋 理沙
SHINNABE, Risa
- 久光製薬スプリングス
- 1990-07-11
- 173cm/64kg

ミドルブロッカー
岩坂 名奈
IWASAKA, Nana
- 久光製薬スプリングス
- 1990-07-03
- 187cm/71kg

ウィングスパイカー
石井 優希
ISHII, Yuki
- 久光製薬スプリングス
- 1991-05-08
- 180cm/68kg

ミドルブロッカー
マヤ・トカルスカ
TOKARSKA, Maja
- 久光製薬スプリングス
- 1991-02-22
- 193cm/72kg

セッター
中大路 絢野
NAKAOJI, Ayano
- 久光製薬スプリングス
- 1991-07-24
- 167cm/61kg

リベロ
筒井 さやか
TSUTSUI, Sayaka
- 久光製薬スプリングス
- 1992-09-29
- 158cm/51kg
※スターティングメンバーは背番号順。
【戦評】
第1セット
立ち上がりからワクフバンク・イスタンブール(以下、ワクフバンク)の高さに対応することができずにテンポを崩すと、ワクフバンクに大きくリードを許した。久光製薬スプリングスもサーブやスパイクで粘りを見せたが、主導権を奪えず15-25で第1セットを落とした。
第2セット
立ち上がりからサーブやブロックで攻撃を仕掛けて高さのある相手に応戦したが、中盤に連続得点を許すとペースを奪われ、このセットも15-25で落とした。
第3セット
サーブでワクフバンクを崩し久光製薬スプリングスがペースを握ると、相手のミスを誘い、ブロックアウトなどで得点を重ねた。終盤、ワクフバンクに連続得点を許し同点に追い付かれたが、今大会初のチャレンジ(ビデオ判定)も成功させ、31-29でセットを奪い返した。
第4セット
序盤は久光製薬スプリングスがリードして試合を進めたが、サーブと高さのある攻撃でワクフバンクに逆転を許した。好守を得点に繋げた久光製薬スプリングスだったが、最後まで相手のペースを崩せず、18-25で第4セットを落とした。
【コメント】
中田久美監督
「立ち上がりにリードを許した結果、第1セットと第2セットを落として後がない状況となってしまった。しかし、第3セットは高さのあるブロック、スパイクに対しての修正ができ、久光製薬スプリングスのバレーボールができた。これはチームにとって大きな収穫。また、第3セットは相手のマッチポイントから巻き返し、粘りのバレーで掴み取ったセットだった。第4セットは第3セットの勢いが相手の攻めに負けてしまい、崩されてしまったことが敗因。黒星スタートとなったが、明日の試合に向けて切り替え、チーム全員で勝利を掴み取りにいきたい」
【日本の次戦】
日時: 10月19日(水) 現地時間16:30~(日本時間17:30~)
ラウンド: 予選リーグ戦(B組)
対戦相手: ヴォレロ・チューリヒ(スイス)