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春高バレー 男子・駿台学園が逆転優勝、女子・古川学園が昨年度の雪辱果たす

2023.01.08|国内大会

春高バレー 男子・駿台学園が逆転優勝、女子・古川学園が昨年度の雪辱果たす

「ジャパネット杯 春の高校バレー 第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会」は1月8日(日)、東京体育館(東京都渋谷区)特設コート(センターコート)で男女決勝が行われました。男子は駿台学園、女子は古川学園が優勝を飾りました。

男子決勝は6年ぶりの優勝を狙う駿台学園(東京)と昨年の雪辱を果たすべく再び決勝のコートに戻ってきた鎮西(熊本)との一戦になりました。

キャプテンでエースの舛本颯真選手を中心とし、個々に持ち味のある鎮西が第1セット序盤をリードしますが、駿台学園は多彩な攻撃を組み立て相手を翻弄、簡単には引き離されません。駿台学園は終盤にかけてエースにボールが集まると、仲間が繋いだボールをキャプテン・佐藤遥斗選手が打ちきり勝負は20点以降へ持ち越されます。舛本選手のサービスエースで23-20と鎮西がそのまま逃げ切るかと思われましたが、ブロックポイントなどで駿台学園が連続得点し23-22まで点差を詰めます。しかし最後は鎮西が舛本選手のバックアタックなどで2点のリードを守りきり25-23で第1セットを先取します。続く第2セット、序盤をリードした駿台学園ですが、その後逆転を許します。終盤は駿台学園の亀岡聖成選手が奮闘しますが、鎮西が2セットを連取し優勝に王手をかけます。後がなくなった駿台学園、第3セットも多彩な攻撃で仕掛けますが序盤は鎮西がリード。しかし中盤逆転に成功するとリベロの布台聖選手のスーパーレシーブも光り先に20点に到達します。鎮西は井坂太郎選手などが得点しますが、全員バレーの駿台学園が第3セットを取り返します。第4セットも駿台学園が勢いそのまま序盤から先行します。大きくリードを広げた駿台学園は気迫あふれるプレーと幅を効かせたコンビバレーで圧倒し25-17でセットを奪い、勝負の行方は今年度も最終セットに持ち越されます。迎えた最終セットは舛本選手と佐藤選手、両校エース同士の打ち合いに。駿台学園は佐藤選手と亀岡選手を中心とした攻撃、対する鎮西は徹底的に舛本選手にボールを集めます。駿台学園がリードを広げると鎮西は平田悠真選手がサービスエースで反撃を試みます。最後は鎮西のミスで決着となり、駿台学園が6年ぶり2度目の優勝を決めました。

駿台学園のキャプテン・佐藤遥斗選手は試合後の記者会見で「この有観客の舞台で試合ができたこと、そして今まで支えてくれた保護者の方々や学校の先生などに優勝して結果で恩返しできたことがすごく嬉しい」と優勝の喜びを噛み締めました。

女子決勝は今の校名になって以来初の優勝を目指す誠英(山口)と昨年度準優勝で今年度国体との2冠を狙う古川学園(宮城)が対戦。古川学園は序盤からタピア・アロンドラ選手のあらゆるポジションから繰り出す攻撃で得点を重ねリードを広げます。1回目・2回目のテクニカルタイムアウトともに古川学園がリードして迎えますが、誠英もキャプテンでU20女子日本代表の北窓絢音選手や2年生で唯一のスタメン・上村日菜選手のスパイクで応戦します。古川学園のセットポイント後も、誠英は連続得点で反撃しますが、序盤の点差が響き、古川学園が第1セットを先取します。第2セットは北窓選手のブロックやスパイク得点などで均衡を破った誠英が8-5とリード、1回目のテクニカルタイムアウトを迎えます。対する古川学園はタピア選手やサウスポーの南舘絢華選手のスパイクなどで徐々に点差を縮め、17-17で同点に追いつきます。しかし誠英が3連続得点で23-20と終盤リードすると、これを守りきり25-22で試合を振り出しに戻します。続く第3セット、シーソーゲームで進む均衡を破ったのは誠英のキャプテン・北窓選手のブロックとサービスエース、8-5と誠英がリードします。古川学園が9-9で同点に追いつくと古川学園のタピア選手と誠英の北窓選手によるサイドアウトの応酬に。古川学園のタピア選手が後衛に下がると、誠英は16-12と再びリードを広げます。古川学園は司令塔でキャプテンの熊谷仁依奈選手が、要所でクイック攻撃などセンター線の攻撃を選択し相手を翻弄、19-19と再度同点に追いつくものの25-23で誠英がセットを連取し、優勝まであと1セットとします。後がなくなった古川学園ですが、昨年度決勝で敗れた悔しさを知る選手が意地を見せ、終始リードを保ったまま第4セットを25-17で奪い返し、最終セットへ。最終第5セット、古川学園・鈴木夢乃選手のサービスエースから始まり、怒涛の5連続得点で一気に5-0と古川学園がリードします。その後もタピア選手のスパイクなどで相手に流れを渡さず9-2とすると、誠英はタイムアウトを要求します。しかし、阿部明音選手が誠英のエース・北窓選手をブロックでシャットアウトするなど、その後も勢いが止まらない古川学園が最後はスパイクを決め、昨年度の雪辱を果たし日本一を手にしました。

優勝した古川学園のキャプテン・熊谷仁依奈選手は「1セット目は取ったが2・3セット目を取られて苦しい展開が続いた。みんなでそこを乗り越えて、最後フルセットで勝ちきり、日本一になれてよかった」と語りました。

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新型コロナウイルスの影響を受けながらも大会開催に向けてご理解、ご協力いただきましたチームや関係者の皆様に感謝申し上げます。

■1月8日(日)決勝試合結果

男子

駿台学園(東京) 3-2 鎮西(熊本) (23-25、22-25、25-21、25-17、15-12)

女子

誠英(山口) 2-3 古川学園(宮城)(19-25、25-22、25-23、17-25、6-15)

■男女個人賞


個人賞一覧
(PDF)

写真提供:大阪フォトサービス

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